門前仲町/富岡八幡宮
富岡八幡宮(永代通より)
昨日は「富岡八幡宮」を中心にした富岡のエリアを歩いた。
最初に訪れたのは「富岡八幡宮」で、こちらは昨年8月17日の例大祭で訪れて以来である。
大鳥居
「富岡八幡宮」では、深川公園側からのアプローチではなく、正面から入るべく永代通から大鳥居をくぐった。
午後1時半を過ぎていたので大鳥居をくぐる人はまばらであった。
伊能忠敬の像
大鳥居を過ぎると、直ぐ左側に「伊能忠敬」の像がある。
像の由来は「伊能忠敬」が全国の測量に出立する前には必ず富岡八幡宮に参詣していたことにあるとのことである。 大関力士碑
「伊能忠敬」像を過ぎて目を右に遣ると「大関力士碑」があって、歴代の大関が顕彰されている。
「富岡八幡宮」は江戸勧進相撲発祥の場所であり、1684年から約100年間に亘って境内で相撲が行われていたとのことである。 参道
御本殿
参道の奥には御本殿があり、お参りをさせていただいた。
お参りを済ませてから御本殿右側に回り、緩いスロープを降りると、「横綱力士碑」がある。
台に上がって良く見ると、中心の大きな石の裏側に始まり、正面右の石盤にも現在までの横綱の四股名が刻まれていた。 横綱力士碑
初代横綱は明石志賀之助
私も知っている横綱の四股名が刻まれている
裏面に刻まれた横綱は外国出身者
「横綱力士碑」の右側に細い通路があり、ここを抜けると七つのお社が並んでいて、その先には「弁天池」と二つのお社がある。
時々訪れる参詣者の邪魔にならないように静かに移動し、D800で撮影したりマッタリした雰囲気に浸ったりしたのであった。 七つのお社に通じる参道の鳥居
弁天池には錦鯉
弁天池に渡された小橋を渡っていると、錦鯉が集まってきた。
どの錦鯉も人には慣れているようであるが、良く見ると空腹なのか口をパクパクさせていた。
立て札には「餌を与えないでください」と書いてありし、ましてや餌になるものなどは持ち歩いていないので「残念でした。」と心の中で呟いて弁天池を後にしたのであった。
八幡橋
「富岡八幡宮」に来て、忘れてはならないのは、「八幡橋」である。
東参道に出て、最初の辻を左に行くと「八幡橋」に至る。
その前に、今は流れていない小川の後が小さな公園になっていて、ここを進んで行くと「八幡橋」の下に出るので、興味ある場合には行ってみる価値は十分にある。
「八幡橋」は東京市初の鉄橋である。
もともとは京橋にあったものが1929年(昭和4年)に現在の場所に移設されたとのことである。その時に「富岡八幡宮」に因んで「八幡橋」と命名されたと、橋の説明書には書いてあった。
八幡橋
八幡橋の下にはニャン子(♀らしい)
「富岡八幡宮」へ参詣した後、「深川不動堂」にも参拝させていただいた。 深川不動堂 本堂
深川不動堂では、お参りした後本堂内にも入ることができるので、入らせていただいた。(撮影禁止)
堂内は数多くの仏像が祀られていて、写経を行ったりお祈りをされたりする方が居られた。
私のように興味本位の人間でも厳かな気持ちになるのは、仏パワーというものがあるのであろう。 お守りは「わらじ」(巨大わらじには小さなわらじがぶら下がっていた。)
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