亀戸/船橋屋(葛餅、かき氷(夏みかん))
船橋屋 本店
天神様にお参りした後、「船橋屋」本店に向かった。
亀戸とくれば、泣く子も黙る「船橋屋」本店の「葛餅」である。
店先の写真を撮っていたら3人組の客に先を越され、一旦店先で待つはめになったが、直ぐに入店が叶った。
店内の会計所で先に注文するのであるが、定番の「葛餅」をいただくことにして、暑さのせいか更に「かき氷」が無性に欲しくなったのでこれも合わせて注文したのであった。
ここで感心したのは、船橋屋の若い女性店員さんが「一人で二つたべるのォ?」というようなそぶりすら見せなかったことである。
さすが老舗の本店で接客を任されるだけのことはある、というものであった。
中庭のほおずき
支払いを終えて案内された席が相席ではあったがエアコンの風が程よく吹いてくる席で、心地よかった。
そして5分もしない内に隣のテーブルのお客が帰ったのでそちらに移るよう案内された。
この席もエアコンが程よく効いており、また中庭のほおずきが良く見える席で、亀戸天神様にお参りしたご利益が早速あったようである。
注文の札
着席して「ふなばし屋」と内側に書かれた茶碗に入れられた熱いお茶が供され、これをいただきながら「葛餅」と「かき氷」を待った。
マッタリした時間が流れ、着席してから10分以上は経ったであろうか、静々と若くて美人の女性店員さんが「葛餅」と「かき氷」を持ってきてくれた。
かき氷(夏みかん)
まず「かき氷」に夏みかんのジュレをかけていただいた。
フワフワに盛られたかき氷は口どけが滑らかで、大きめに口に含んでもキーンと痺れることはなかった。
くず餅
また、「葛餅」も合わせていただいたが、きな粉も黒蜜もたっぷりかけてあり、それ自体期待以上のものを与えてくれる逸品であった。
この「くず餅」のきな粉と黒蜜を混ぜたものをたっぷりかき氷にかけてみるとこれまた絶妙な控えめの甘さのかき氷となったのであった。
天神橋からの横十間川
船橋屋の後、傍にある「横十間川」に架かる「天神橋」から景色を眺めた後、「但元」で煎り豆を買ってオフィスに戻った。
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