府中/ 松尾神社
先日、国分寺市文化財資料展示室を訪ねた際に学芸員の人から大國魂神社の話が出た。
その際にふと思い出したのが、大國魂神社の東に在る松尾神社のことであった。
松尾神社はお酒の神様と紹介されていて、毎晩の晩酌どころか最近では昼飲まで覚えた我が身としては必らず参詣しなければならない神社である。 大國魂神社境内の案内板
過日のことであったが、大國魂神社に参詣した際に境内を歩いていたら、ふとしたきっかけで松尾神社に詣でることができたのであった。 松尾神社
大國魂神社のHPを参照すると、松尾神社は寛政12年(1800)武蔵国の醸造家の懇請により京都の松尾大社より勧請された神社であり、鳥居は文化4年(1807)に建立されたとのことである。
御祭神である大山咋命(おおやまくいのみこと)は、太古より醸造の守護神であると共に開拓の粗神として御神徳高き神で、酒、醤油、味噌、麹等の業者及び開拓関係者の信仰厚く霊験顕著で有名であるとのことである。 奉献の菰樽
奉献のビール
松尾神社の境内には、東京都酒造組合から奉納された「東京の地酒」が9銘柄、そして都内唯一のビール工場というサントリー武蔵野ビール工場謹製の瓶ビールが並べられていたのであった。
なお、咋という文字について新漢和辞典を紐解くと「かむ。くう。」という意味であることが記されていたのであった。
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