日本橋/いずみ田(九州料理)
過日、といっても4月の始めであったが、OBのAT氏、現役のNM氏とともに日本橋にある「いずみ田」という九州料理屋さんで飲んだ。
NM氏は九州の出身で、この店は氏の行きつけであることから、最若年ということで幹事役を引き受けてくれたNM氏がアレンジをしてくれた。
料理については「いずみ田コース」(3,056円)に「飲み放題(2,038円)」を付けたものであったが、質・量ともに満足度の高いものであった。
ただ、我々の年齢を考えると、飲み放題ではなくて好きな酒を豊富な品揃えから選んで適量を飲んでも良かったかもしれない。 季節の三点盛
生ビールで乾杯して、食事を始めた。
実は、この3人で飲むのは長い付き合いの中でも初めてである。
とはいえ、長い付き合いであるからお互いの近況を報告しあった後は、飲み放題メニュから好きなものを選んで飲み、かつ談笑した。
AT氏は生ビールを続けられ、NM氏は九州男児らしく焼酎をロックで、私は熱燗を飲ったのであった。
いわしの磯部巻き
最初に供されたのは「いわしの磯部巻き」で、これも九州の食べ方だそうである。
いわしの切り身と葱を海苔で巻いていただいたが、いわしが新鮮であっていわし本来の味が葱と海苔によって引き立てられて、味わい深かったた。まさに日本酒がベストマッチである。(焼酎も同様であろう。)
炙りゴマサバ
次いで、「炙りゴマサバ」が供された。
サバは炙られることによって香ばしさを帯びており、これに多量の刻み葱と刻み海苔を合わせていただくと、絶妙の味わいと食感であった。
これも日本酒とベストマッチであった。
美人クルビ
三品目は「美人クルビ」という魚のマリネ(?)であって、頭から尾まで全部いただいたが、噛みしめるに伴って滲み出る骨からのそこはかとない旨味が印象に残った。
多分これは焼酎がベストマッチであろう。
慶州鍋の具材
最後に「慶州鍋」が供された。
九州なのになぜ韓国の慶州なのかについては、誰からも明快な答えを聞けなかった(聞いたかもしれないが、記憶にありません。)。
ピリ辛のスープに豚バラ肉やつくね、各種野菜を入れていただいたが、それぞれの具材から出汁がでて、佳い味であった。
具材を食べた後は、麺(種類は忘却の彼方ですが、多分中華麺的であったと朧気ではありますが記憶しております。)で〆た。
もうここまでで、満腹となったのでした。
アイスクリーム
デザートにアイスクリームをいただいて、店を出たのであった。
後日のことではあったが、当店の店長は月が変わると新しい料理の紹介を知らせてきたりと仕事熱心である。
NM氏は、その後も同郷の仲間と当店には足繁く伺っているようである。
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