銀座/ Spain Club Bodega GINZA (パエリャランチ、タパス、白ワイン)
Spain Club Bodega GINZA
先日、HO氏と「Spain Club Bodega GINZA」で昼食を摂ったことを書いたが、これ以前にYA氏と同じ「Spain Club Bodega GINZA」で「パエリャランチ」を食べる機会があった。
この時は、会社を辞してからは初めての訪問で、なんとなく懐かしい想いがしたものであった。
重い木製の扉を開けて店内に歩を進めると、うら若きスペイン女性が出迎えてくれた。
なお、このセニョリータはHO氏と訪れた際に居られた人とは違う人であった。 Lunch Menuのボード
この日も「パエリャ」をいただくつもりであったので、1階の中央にあるテーブルを選んで着席した。
席に着いて程なく、セニョリータが「Lunch Menu」のボードを持ってきて、料理の説明をしてくれたのであった。
YA氏と私は一通り説明を聞いた後、パエリャに加えてタパスと白ワインもいただくことにして、セニョリータにその旨を伝えた。 Los Condes Blanc 2016とセニョリータ
注文を受けて一旦下がったセニョリータは、まず「Los Condes Blanc 2016」のボトルを持って現れた。
尋ねると、これが当店のハウスワインでそうである。
それにしても、先ずはワインが真っ先に供されるというのは昼飲の魅力に取りつかれた我が身としては実に嬉しいものである。 Los Condes Blanc 2016
更に嬉しいことに大きめのグラスが用意され、ここに「Los Condes Blanc 2016」が程良い加減で注ぎ入れられた。
一啜り含んでみると、ライトボディなワインであって、料理の味わいを上手く引き出すタイプの白ワインであった。 サラダ
「Los Condes Blanc 2016」を啜りながらYA氏と談笑していると、「サラダ」が供された。
この「サラダ」は先日書いた際のものとほぼ同様であったが、この日は紅タマネギのスライスがマリネされたものも載せてあり、その淡い酸味が一味違ったアクセントとなっていた。 プレートにはスペインクラブのロゴ
タパス三種
「サラダ」を終えると三種類の「タパス」が目の前に置かれた。
それぞれについてはセニョリータから説明を受けたのであったが、ほんの1分後にはその多くが忘却の彼方のものとなってしまっていた。
なお、「蛸のアーリオオーリオ」は当店のタパスでは一推しのもののようで、この日もこの一品が入れられていた。
また、中央と右側に位置する一品も印象に残る味わいで、三品のいずれを選んでもワインが進む品々であった。 スープ
「スープ」は野菜が主体であるが、動物系の旨味もあって、佳い味わいであった。
こういう味のスープは結構好きである。 パエリア
そして、最後に「パエリャ」が供された。
「パエリャ」は魚介から出た旨味が米に馴染んでいて、また米自体もサフランで濃黄色に染まっていて、それらの旨味やコク味、それにそれぞれの香りが相乗的に作用して味わい深い一品となっていた。 パエリア
もともと小食のYA氏も、また最近小食になりつつある私も、全てをいただいたのであったが、贅沢を言わせていただければ「パエリャ」の量は我々世代には三分の二程度で十分であろう。
それにしても、クオリティの高い昼食であった。
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