新橋/Giglio Cusina Regionale (Antipasto misto, Fetticcine con prosciuto e patate al salvia)
Giglio Cusina Regionale
浜松町で所用があった帰りに、Giglio Cusina Regionale に立ち寄った。
11時半の開店かと思い若干時間が早かったのでゆるりと歩いて向かったのであったが、店頭のボードには11時からの営業が記されていた。
入口で写真を撮った後ドアを開けて入店しようとしたら、マダムと思しき女性に用意をするのでと言われ一旦外へ出され、ドアまで閉められた。
1分ほどして入店を許されたが、こういうのは初めての経験である。
ひょっとして、予約を入れていない訪問客への儀式的対応であろうか?
それともむさ苦しい男性客への牽制であろうか?(後30秒以上待たされたら帰っていたと思う。)
奥のテーブルから見た店内(部分)
入店したら入口から向かって右側にある部屋の角のテーブルに案内された。
ここは店内が良く見えるが、次の2点が気になった。
(1)テーブルが壁に接しているので右手が壁に当たり食べずらい
(2)エアコンの風が来ないのでかなり暑かった(隣の男性も汗を拭いていた)
着席してフロア担当のマダムと思しき女性がメニュを持ってきてくれた。
店内を良く眺めてみるとスタッフは皆若い人達で、立ち居振る舞いからフロアを仕切っている女性は若いマダムであろうか?
本日食べるものに関しては入店前からアンティパストはいただくことにしていたので、メニュを見てするべきことは「パスタ」を選ぶことであった。
その結果、今日は「Fetticcine con prosciuto e patate al salvia」(日本語では、パルマ産プロシュットと有機ジャガイモのフェットゥッチーネサルビア風味、と書いてあった)を選択した。
Antipasto misto (前菜盛り合わせ)
アンティパストは作り置きらしく、オーダーをして待つほどもなく持ってこられた。
内容について、フロアのうら若きマダムに伺ったところ、丁寧に説明して下さった。
その内容は、多様であった。(写真の通り)
いずれの食材も塩分を抑制することによって素材そのものの味を活かそうとする工夫がしてある。
良く咀嚼して味わうべき料理であるが、ここにピノグリージオのようなワインがあれば味や淡い香りは一層引き立つものと推察する。
Fetticcine con prosciuto e patate al salvia
パスタのFetticcine con prosciuto e patate al salviaは生ハムに用いられている豚肉に固有の香りであろうと推察するが、これが個性として活きていた。
ただし、これは人によって好き嫌いがあるもので、万人受けするかどうかは際どいように思った次第である。
Cafe
最後にコーヒーをいただいたが、これはナポリ(とマダムは仰ったと思う)のIZZO社から仕入れたものとのことで、その味わいはローストが若干強めに行われたイタリアンコーヒーであった。
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