有楽町/いわさき(チキンかつ定食、メンチかつ定食)
いわさき、道の向こうはJRの高架
有楽町、とは言っても晴海通の南西側、1本目の通に「いわさき」という定食屋さんが、ある。
場所としては、JRの有楽町駅よりも帝国ホテルや東京宝塚劇場に近い立地である。
「いわさき」の周辺は6階建以上のビルが林立しており、「いわさき」も同じようなビルの1階にある。また、「いわさき」がある通はJRに垂直方向に延びていることから、京浜東北線の東京方面行の車窓から看板が良く見える。
いわさき、JRの高架側からの眺め
過日のことであるが、この「いわさき」に伺う機会に恵まれた。
「いわさき」は地番は有楽町ではあるが、場所としては日比谷と言った方がしっくりくる。実際に行ってみたら、この日比谷界隈に残っている古色然とした一軒であった。
厨房は親爺さん、それ以外の一切の仕事は女将さんが担当している。
初めて入店した時は、近隣のサラリーマンで賑わっており、女将さんに言われてカウンター奥の席に着いた。
カウンターにもテーブルにもお品書は置いてなくて、全ての料理は黒板か壁に架けられた短冊から選ぶようになっている。
この壁にあるお品書きは、もう何年も張り替えていないようであり、油のせいで色が変わってい若干読み辛い。黒板の文字も一部消えかかっていた。
店内、暖簾左側の前にある白い紙に「チキンかつ」と書いてある
初めて入店した時には、厨房側の暖簾の前に大きな張り紙で「チキンかつ」(600円)と書いてあったので、迷わず「チキンカツ」を注文したのであった。
しかしながら、良く観察していると、どうもここの人気メニュは「メンチかつ定食」(550円)のようで、後から来た客の多くがこれを注文していた。
「チキンかつ」は良く揚げられており、コロモもサクッとしていてソースとも良くなじんで美味であった。これで600円であるから、「いわさき」にサラリーマンが多く訪れるのも納得である。
嬉しいのは、漬物(2種)の量が多いことと、親爺さんが客にキムチをサービスしてくれたことであった。
ソースをかけて食べようとしていたら、親爺さんが「キムチは好きかい?」と言って、サービスしてくれた。
2回目に「いわさき」に伺ったのは、1週間後のことである。
この時はテーブル席が空いており、入口から3番目のテーブルに着席できた。
今回は、多くの客が注文していた人気メニュである「メンチかつ定食」を注文した。
「メンチかつ」は、若干小ぶりではあったが、これもカラリと揚げてあり、コロモにソースが良く絡んだ。
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