西新橋/逢坂(天丼)
逢坂
雨の中を「逢坂」に向かった。
11時40分頃に入店したが、まだカウンター席に3席ほど、テーブル席は全てが空席であった。店主自らが席を決めており、カウンター席一番左に案内された。
着席して5分もしない内にカウンター席は満席に、テーブル席も埋まり始めた。前回は12時過ぎに入店したので随分待ったが、今回は僅かの差で直ぐ着席できたことは幸運であった。 お品書(昼食)
「逢坂」に着くまでは、前回食べた「天ぷら定食」とは異なるものにしようと思っていた。
とはいうものの、まずお品書きを見たのであるが、当初の予定通り「天丼」を注文した。(もしかき揚げ天丼があれば、これにしたかった。) 天丼
天丼(横から)
「天丼」には才巻海老が2尾、キス2匹、しし唐、南京、かき揚げ(小エビ、ホタテ、ユリ根、隠元)が盛られている。
丼つゆが全体の色を重厚な濃紺褐色にしており、味も素材の個々の味を濃いめの丼つゆが上手く引き立てていた。
才巻海老は海老固有の甘味が活かされており、また揚げの段取りも佳く海老の天ぷらに固有の歯触りが感じられた。
かき揚げは小エビ、ホタテ、ユリ根、隠元のどの素材からも存在感が感じられ、揚げ過ぎ/揚げ不足というアンバランスは全く無かった。ユリ根だけを取り上げると、その熱の通し加減は京橋の名店「深町」を凌駕するかもしれない。
味噌汁は、豆腐、わかめ、なめこが具材であった。
なお、「稲庭うどん」っぽい小鉢が用意されているが、天ぷらが揚がるまでのアペタイザという趣旨のようであるが、・・・・・・。
なお、前回の訪問は2008年9月3日で、元パリ駐在員のKS氏と一緒に「天ぷら定食」を食べていた。
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