上野/ 天天楽 (油条、麻花、魚丸湯)
天天楽 支店(左隣は魚屋)
昨日は建国記念日であったが、古くからの友人であるTI氏が東京に出てきた。
TI氏は翌日(即ち今日)業界団体の会議があるので、東京には前日の内に移動しなければならなかったが、早めに東京に来たのであった。
TI氏とは、JR御徒町駅の直ぐ傍にあるユニクロのビルの前で12時に待ち合わせたのであったが、氏は12時を過ぎること2分で姿を現したのであった。 アメ横入口(御徒町駅側)
ユニクロの前の横断歩道を渡るとそこは「アメ横」の入口である。
早速多くの人で賑わう「アメ横」に入っていった。
行き先は「天天楽」で、ここで軽めの昼食を摂ることにした。 菜譚
いつものように薬師丸ひろ子さんの居られる本店を覗いたが薬師丸ひろ子さんは見つからなかった。
店で忙しく立ち働いているお姉さんに問うと、「キョハヤスミ。プザイ。」との答えが返ってきた。
それはそれで仕方が無いので、二人で来た旨を伝えると、本店は既に満員であったことから一軒おいて左にある支店に案内された。
支店は薬師丸ひろ子さんのお姉さんが担当している同名の店である。 油条、麻花、魚丸湯
「天天楽」の支店もほぼ満席で、隣の魚屋さんとの境界に接するテ―ブルに急遽丸椅子を並べて、ここに座ることになった。
着席して菜譚を指さして「油条」と「魚丸湯」を注文した。
当店の料理の内、この二品は軽めの食事として味は言うまでも無く、CPもベストのものである。 店内(部分)
店内(部分)
店内は、本店も支店もどんなに詰めて座っても8人が最大収容数である。
そして、当店に限って言えば、旧正月であろうとなかろうと中国系顧客でいつも満席なのである。
したがって、この日も日本人は我々二人のみであった。
さて、席は確保できたのであったが、TI氏の横では髪の毛を刈り上げて頭の頂きだけに毛を残した一寸怖そうな皮ジャンの若いお兄さんがビールを飲みながらぶつ切りのチャーシューをモグモグしていた。
このお兄さん、スマホで中国語と思しき文章を見たり時々こちらの方を胡散臭そうに見たりするので、TI氏も私も心穏やかではなかった。
が、暫らくするとお兄さんはチャーシューを半分位残して立ち去って行ったのであった。 麻花(半分)
そうこうする内に、店のお姉さんが「麻花」を2個我々に手渡したのであった。
注文の品と違うのでお姉さんに告げると、「油条」に取り替えてくれることになったが、TI氏は空腹であったのか「麻花」を握りしめていて、結局「油条」への取り替えは1本ということになった。
こうして残った1本の「麻花」を半分づつ食べたのであったが、甘味のある硬い揚げパンという感じであった。 油状
更に暫らくすると、熱々の「油条」と湯気を立てた「魚丸湯」が運んでこられた。
「油条」は縦の切れ目に沿って割いて半分づつにし、それを千切って口に運んだり、あるいは「魚丸湯」に漬して食べたりした。 魚丸湯
「魚丸湯」は魚のすり身の団子が3個、スープの中に入れられていた。
スープには、岩海苔、刻んだ紅生姜、が入れられた塩味系のものであった。
スープは「油条」との相性も良く、久しぶりにリアル大衆系中華料理を堪能したのであった。 魚のすり身の中は肉の団子
なお、魚のすり身の中は肉まんの餡と同じかと思える様な肉の団子が入っていた。
魚系と動物系の旨味が合わさって口腔内に広がり、至福の味であった。
「油条」と「魚丸湯」を食べたことで体が温まり、次の目的地である上野公園に向かったのであった。 天天楽 支店
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