東京写真美術館(エントランス)
水曜日の朝ネットを見ていたら、恵比寿にある「東京写真美術館」で「世界報道写真展」が開催されているというので、急遽訪問を決意した。
JR山手線に乗って恵比寿駅で降りた。
改札口を出て動く歩道を乗り継いで、東京写真美術館には10時30分頃に到着した。
動く歩道
JR恵比寿駅を出てから動く歩道を歩いていると「恵比寿に来るのはいつ以来であろうか?」という思いが脳裏を過ぎった。
初めてガーデンプレイスに来たのは、米国駐在時の日本出張で「ウェスティンホテル」に宿泊したのが初めてで、多分1994年頃ではなかったかと記憶している。
タイユバン・ロブションのあった建物
2回目は「タイユバン・ロブション」に会食で来た時のことで、1995年の冬であったように記憶している。
その後、いろいろな機会があってガーデンプレイスには来た。
しかし、恵比寿という街に来たのは1979年の新入社員研修で「サッポロビール」の工場を訪問したのが初めてであったと思う。
その後、均ちゃんの結婚式も恵比寿であった。
最後に恵比寿を訪れたのは事業売却の交渉において、最後の文言の調整で売却先の企業を訪れた2008年の暑い夏であったように記憶している。
さて、「東京写真美術館」には初めての入館である。
美術館の指定先企業のクレディットカードがあれば入館料はが20%割引となると言うので、財布を調べて見たら幸いとあるデパート系列のカードがあり、640円となった。
CafeBIS(カウンター部分)
CafeBISは、ネットで調べた時にその存在に気付いていたので、入店するつもりであった。
入館の時間が10時半であったので、先に軽くお腹を満たしてから写真展を見ることにして「CafeBIS]に入った。
「CafeBIS」は書籍・ギフトショップの奥にあり、入店するとショップの女性が案内してくれた。
どうも今日の最初の客であったようである。
アイスコーヒーとブラウニー
カウンターでメニュを見て、アイスコーヒーとブラウニーを注文し、先払いの料金を支払った。
奥から2番目のテーブルで待っていると出来上がった旨告げられたので取に行った。
壁を見ると、ここのコーヒーは「オーガニックコーヒー」と書いてあった。
味は、アメリカ系というよりも欧州系の味で、強めの焙煎がされていたように思った。
ブラウニーもほど良いネットリ感があった。
書籍・ギフトショップ(部分、天井も素敵である)
11時5分前に「CafeBIS」を出て地下1階の展示場に向かった。
ポスター
展示場には予想外に多くの人が来ており、写真とその説明に見入っていた。
写真のカテゴリは「現代社会の問題」、「日常生活」、「一般ニュース」、「スポットニュース」、「観察肖像」、「演出肖像」、「自然」、「スポーツ・アクション」、「スポーツ・フィーチャー」の各部門に分かれており、いずれも大判の写真が架けられていた。
いずれの部門も報道写真であるが「テーマや出来事を表現する写真が審査されたのであって、・・・」という基準で評価された写真であり、その訴求力の強さに心を打たれるものがあった。
それにしても、戦争や災害の写真から受けるものは、心だけでなく皮膚の深い所まで「痛い」ものを感じた。実に、痛かった、のであった。
自分としては、撮影技術という面からも興味を持って見させていただいたが、焦点の当て方、被写界深度の取り方など、勉強になるものが多かった。
帰りに今回の写真展の作品を掲載した写真集を購入したが、やはり大判の写真から受ける迫力は凄いもので、実際に見ないと感動は異なったものになるのが良く分かった。
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