銀座/鳥ぎん 本店 (鳥釜めし)
鳥ぎん 本店 (エントランス、B1F)
過日のことであるが、AT氏と「鳥ぎん 本店」に入った。
「鳥ぎん」と称する焼鳥店は多数あるが、当店はその本店であるらしい。
この日はAT氏が珍しく「鶏など良いのではないか。」(AT氏の場合には「鶏が食べたい。」という意味である。)とのたまわれたのであったので、当店に入った次第である。 西五番街通から見た1階の入口
西五番街通の方から路地に入り、路地の中程辺りの階段を地下に降りて行くと綺麗な引き戸のエントランスがあった。
店内は明るく、綺麗に整えられた設えとなっていた。
エントランスで少し待たされたが、程なくフロア担当の店員さんに導かれて店内中ほどのテーブルに着席した。 釜めしのラインアップ
お品書を見ると定番の焼鳥は勿論であるが、釜めしも充実していた。(釜めしだけでも12種類もある。)
あれこれ迷ったあげく、AT氏は「鮭釜めし」と「焼鳥3本」を、私は「鳥釜めし」を注文した。
釜めしは個々の釜で一から炊くので15分はかかるというので、AT氏は時間を埋めるために焼鳥を注文された様子であった。
あるいは「鶏」を一刻も早く食されたかったのかもしれない。
「焼鳥」は注文してから5分程で供されたのであったが、「ジャッカル君も一本どうかね。」と優しい言葉をかけていただき、遠慮なくお裾分けに与かったのであった。
なお、お酒を飲んでいる訳ではなかったので、焼鳥はほんの5分程で胃の腑に納まってしまった。
焼鳥を食べてしまった後何となく手持無沙汰で待っていると、思ったよりも早く釜めしが運ばれてきた。 鮭釜めし
AT氏の注文された「鮭釜めし」は、鮭の切り身が4個置かれていて、その上には黒胡麻が撒かれていた。
鮭の味は想像に難くは無いが、黒胡麻との取り合わせは意外な感じがしないでもなかった。
AT氏は何時ものように静かに食べ進められていたが、お焦げが釜にくっついていて剥がすのには若干難渋されていた。 鳥釜めし
私の「鳥釜めし」は鶏肉が細かく切られていて、これがご飯の上に撒かれていた。
その味は、見た目には淡白そうであるがちゃんと出汁で味が整えられていて、美味しくいただいたのであった。
なお、「鳥釜めし」もお焦げが釜に強固にくっついていて、剥がすのには難渋したのであった。
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