銀座(蕎麦)

2018年5月27日 (日)

銀座/ 泰明庵 (かき揚げ天もり)

1img_9054 夜の泰明庵

10日ほど前のことである。
HO氏と永田町の議員会館で外交時事放談を聴いた後、銀座で一献傾けることにした。
向かった先は蕎麦の名店である「泰明庵」であり、夜は蕎麦前に一献飲ることができる佳店である。

1img_9029 ビール、男は黙ってサッポロビール。女将さんは収益計算か?

引戸を開けて2階に上がると既に満席状態であって、再び1階に戻ると左程の混み様では無かったことから壁側の奥から2番目のテーブルに着くことができた。
その後1階も混み始めたが、女将さんの優しさから我々は相席にさせられることなく最後までゆるりと過ごせたのであった。

テーブルに着いて永田町から歩いてきた体温を鎮めるべくビールを注文した。
ビールを注文すると銘柄を問われたが、M社時代の名残でサッポロビールをいただくことにした。
お互いのグラスにビールを注ぎ、程良く泡ができたところで乾杯した。
喉越しの美味さ、食道を伝わる快感、胃の腑に流れ込む充足感、実に佳い感じであった。

1img_9031 豊富なお品書の札

ビールで一息ついた後、肴の選択に入った。
壁の並んだ短冊を見るとなかなか心が定まらなかったが、お姉さんのお薦めを容れて「水茄子」、「春野菜の天ぷら」、それから私の好物である「出汁巻き玉子」をいただくことにした。

1img_9034 水茄子

程なくして「水茄子」がテーブルに置かれた。
早速口に運ぶとパキッとした食感が涼やかで、程良く漬けられた浅漬けの塩味と茄子の淡い蘞味が得も言えぬ美味さであった。

1img_9037 春野菜の天ぷら(蕗のとう、こごみ、菜の花)

また、続いて供された「春野菜の天ぷら」(という名前だったように思う)は、蕗のとう、こごみ、菜の花が天ぷらにされていて、それぞれに濃淡はあるものの固有の葉緑素系の苦味と、そこに衣の植物油系の旨味が加わり、これまた頬落・落涙・涎落・洟垂の境地に至ったのであった。

1img_9038 出汁巻き玉子

「出汁巻き玉子」は味付けは抑えめにしてあって、そのままいただくのも好し、大根おろしでいただくのも好し、醤油でいただくのも好し、という酒の肴としては王道の一品であった。

1img_9039 

HO氏は体調調製の意味もあってビールを続けられたが、私は例の如く清酒に切り替えた。
最初に一杯は特別純米酒という文言に魅せられて「黒帯」を選択した。

1img_9040 「黒帯」の表面張力

「黒帯」は清澄な味わいの清酒で、肴との相性も良かった。
清酒とくればやはり噛んで味の出る肴が良い。
HO氏に相談すると氏はビールを飲みながらも選んでくれたのが「うるめいわし」であった。
また、加えて「さつま揚げ」もいただくこととした。

1img_9043 うるめいわし

「うるめいわし」は炙る程度に焼かれた状態で供され、熱が通ったことによってその身に弾力の強い柔らかさが宿り、これが実に良い歯応えとなっていた。
また咀嚼を繰り返すことで旨味が広がり、そこに清酒を含むと悶絶的旨味の饗宴が繰り広げられるのであった。

1img_9044 さつま揚げ

暫らくして供された「さつま揚げ」は同じ魚を原料としていながら枯れた「うるめいわし」とは好対照の油系の一品で、噛めば噛むほどジュワリと旨味が滲みだし、これまた清酒の佳い肴なのであった。

1img_9046 天狗舞

清酒の二杯目をいただこうかという段になって、HO氏も清酒に切り替えられることとなった。
選ばれたのは「天狗舞」であって、これは「泰明庵」がず~っと昔から置いている清酒である。

1img_9048 壁には年を経た天狗舞のお品書

その証左の一つとして年を経て紙が劣化しつつあるお品書を壁に見ることができるのである。

1img_9047 天狗舞は淡い黄色

「天狗舞」もお姉さんが受け皿に溢れさせながらもちゃんと表面張力で液面が盛り上がるように注いでくれた。

1img_9049 天もり

1img_9052 かき揚げ天もり

最後に蕎麦で〆ようということになり、HO氏は「天もり」を、私は「かき揚げ天もり」をいただいた。
なお、HO氏から海老の天ぷらの一本をいただき、私からはかき揚げを一個進呈したのであった。

   

2016年11月15日 (火)

銀座/ 泰明庵 (もりゴマだれ)  [3/4]

1img_6223 泰明庵

先日朋友のHO氏と銀座に居た。
時間は13時頃から21時頃であったが、夕餉と晩酌は久しぶりの「泰明庵」を提案したら「イイネェ。」ということで、17時半頃の入店とあいなったのであった。

17時半頃の「泰明庵」はまだそれほどの混み具合ではなく、1階には出勤前のママさんや早終わりのおっちゃん達がテーブルの半分ほどを埋めていたが、2階はがらがらであった。
しかしながら、4人掛けのテーブルは二組の先客と予約で全て占有されていて、12人掛けの大テーブルの中央に座ることとなったのであった。
以前から親しくしていただいているFさんやAさんが居られれば奥のテーブルをあてがってもらえたかもしれぬが、まあ人生こういうものよ、と諦めていたら大テーブルの端の先客が席を立たれたのでそこに移動することはできたのであった。
まあ酔い客で一杯になる泰明庵に於いては片側に人が居ないだけでも御の字というものである。

なお、この日2階に居られた女性店員さんに尋ねたら、Fさんはさっき帰宅されたばかり、Aさんはお休み、ということであった。

1img_6209 瓶ビール中瓶

席に着いて先ずはビールをいただくことにした。
「泰明庵」でビールというと、瓶ビールである。
お姉さんにビールを注文すると、サッポロ、キリン、アサヒ、のどれにするかを問われたので、一瞬の間をおいてサッポロをお願いした。

ビールを飲みつつ肴についてHO氏の希望を聞きながら、「〆鯖」、「厚焼き玉子」、「板わさ」を注文したのであった。

1img_6211 〆鯖

先ず最初に「〆鯖」が供された。
「泰明庵」は元々は鮮魚商であったことから、現在でも築地に太いネットワークがあり、当店で供される魚は鮮度も味も好いものである。
この日の「〆鯖」もその例外ではなく、小ぶりではあったものの身の締まったもので、日本酒との相性は大変良い塩梅であった。

1img_6213 厚焼き玉子

「厚焼き玉子」はフワリとした仕上がりで、玉子の旨味も秀逸な一品であった。
なお、「厚焼き玉子」を食していた時に、吉田のおっちゃん(基本的に厨房にいるおっちゃん)の顔が見えたが、今も元気で仕事に勤しんでおられる様子であった。

1img_6214 板わさ

「板わさ」はプリリンとした歯応えのもので、以前と変わらず旨味の豊かな味わいであった。

1img_6215 出羽桜の熱燗

なお、ビールを飲み干す前に熱燗を注文し、二種類置かれている清酒の中から「出羽桜」をいただくことにした。
やはり「泰明庵」で佳い肴をいただくにはやはり清酒が一番で、「出羽桜」の熱燗を所望したのであった。

1img_6216 芹のおひたし

追加の肴は「芹のおひたし」、「お新香盛合」、そして「野菜天ぷら盛合」とした。
「芹のおひたし」は当店のスぺシャリテの一つである「芹そば」に使われる芹をベースとしたもので、芹固有の香りと味を楽しめる一品であった。

1img_6217 お新香盛合

「お新香盛合」は自家製の浅漬けであって、その歯応えが実に爽やかなお新香がラインアップされていた。
付け具合も丁度良くて、素材の新鮮さと糠の風味がバランスしたものであった。
浸け時間のタイミングが巧くとれた自家製ならではの味わいであった。

1img_6218 野菜天ぷら盛合

盛り合せで供された野菜の天ぷらも熱の通り加減が良くて、野菜固有の甘味と歯応えが楽しめたし、熱燗との相性も好い味わいであった。

1img_6219 もりゴマだれ

〆には蕎麦をいただくことにした。
選んだのは「もりそば」を「ゴマだれ」でいただく「もりゴマだれ」であった。
M社勤務時代は、夏場によくいただいたものであったが、熱燗を5本ほど空けて火照った体にはこの冷たい「もりゴマだれ」が存外に心地良いのであった。

「もりゴマだれ」を食べ終わって蕎麦湯を残ったゴマだれに入れて啜っていると、HO氏と目が合ったのであった。
その心は
「次にあそこへ行こう!」
というものであり、以心伝心で行き先は決まったのであった。

1img_6225 撮影中のHO氏

店を出たHO氏と私は再び銀座8丁目を目指して歩き始めたのであった。

  

2016年4月21日 (木)

銀座/ 泰明庵 (冷かき揚げそば)

1dsc07647 泰明庵

昨日、午後1時を少し過ぎたころであったが「泰明庵」に伺った。
会社を辞めて以来のことで約1年半ぶりの入店であった。
引戸を開けると1階は以前と変わらない賑わいで、女将さんも変わらぬ姿で接客に当たられていた。

1dsc07646 2階の暖簾

昔そうしたように女将さんに挨拶してから階段を上がって行くと、2階の入口にある暖簾が新しいものに変わっていた。
2階ではFさんが忙しく立ち働いておられ、私に気付いてくれて久しぶりの挨拶を交わすと、奥から2番目の4人掛けのテーブルに案内してくださったのであった。

席に着いてFさんと少し話をしてから、「冷かき揚げそば」をいただく旨お願いした。
Fさんからは桜海老のかき揚げそばを薦められたが、この日はかつて好んで食べていた蕎麦の一つである「冷かき揚げそば」を選ばせていただいたのであった。

そして、注文をしているとAさんが現れ短い挨拶を交わさせていただいたが、2階もまだ多くのお客が来られてFさんもAさんもゆっくり話をする状況ではなくなったのであった。
もう少し入店の時間を遅らせれば良かったのかもしれないのであった。

注文した「冷かき揚げそば」を待ちながら店内を眺めたりして昔を懐かしんでいると、急に立て込み始め、3人連れのOLさん達に4人掛けのテーブルを譲り、その昔よく座った大テーブルの席に移ったのであった。
そこに「冷かき揚げそば」がAさんによって運ばれて来た。

1dsc07644 冷かき揚げそば

「冷かき揚げそば」のおつゆは一番出汁をベースに整えられており、これに蕎麦を漬してから啜り込むと上質の旨味と香りで口腔内が満たされるのであった。
かき揚げも変わらず烏賊のかき揚げであり、その歯応えも懐かしいものであった。
また、当店でしか味わうことのできなかった「おつゆの染みた衣」の味わいもそこはかとなく思い出していたのであった。

1dsc07643 以前と変わらぬ丼鉢

1dsc07645 蕎麦湯

最後に残ったおつゆを蕎麦湯で割っていただき、まだ賑々しい店内で忙しく接客に勤めるFさんとAさんにまたの再会を約して店を後にしたのであった。


2015年4月21日 (火)

銀座/国定(地鶏南蛮)

1dsc07259 国定 エントランス

過日YH氏と「国定」で昼食を摂った。
「国定」は店主の国定さん(通称クニチャン)が自ら打った蕎麦が供されると共に具材も厳選されたものが使われていてハイグレードな蕎麦がいただける銀座でも数少ない佳店である。
この日、YH氏は店名を冠した「国そば」を、私は「地鶏南蛮」を選択した。

1dsc07254 国そば

YH氏によると、「国そば」はどんこが主役のそばで、煮られたどんこからしっかりとした旨味が出ており、秀逸なおつゆと相まって抜群に美味である、とのことであった。

1dsc07255 地鶏南蛮

私の「地鶏南蛮」は地鶏から滲み出たエキスがおつゆと相互に高めあって、頬落の味わいであった。
なお、葱が三つ入っていたが大きいうえに熱々であったので、一口で食べるのは至難の技であった。

1dsc07256 

2015年2月27日 (金)

銀座/そば處 かめや (元祖 天玉そば)

1dsc03281 そば處 かめや 

「そば處 かめや 」は銀座8丁目のソニー通にある。
そもそも当店を知ったのは「なぎら健一」氏の当店で蕎麦を食されたというエッセイを読んだことにあった。
そして始めて入店したのは、2007年の11月のことであった。
当時は、店内に「なぎら健一」氏の色紙が飾ってあったが、今はもう無いようである。

また、店内も改装されたのか綺麗になっていたように感じた。

1dsc03280 お品書(消費税改定の前のもの、右の壁にもあり)

店内に入ると正面にある厨房の上と右側の壁に30種類ほどのそばが書かれたお品書がある。
この日は、正面左横に掛けてあった「おすすめ 元祖 天玉そば」をいただいた。

1dsc03275 元祖 天玉そば

1dsc03276 横

「元祖 天玉そば」は典型的な関東の出汁がかけてあり、その色は黒に近い褐色であった。
蕎麦自体はそれなりの味であったが、昼さがりの胃袋には満ち足りた一杯の蕎麦となった。

当店は「立食いのそば屋」ではない。
店内にはスツールが設えてあって、腰を落ち着けて食べることができるようになっている。
ただ、店全体の構えが立食いそば屋のようであるし、価格も廉価であるし、女性の客を見たことが無い。
そういう意味では「ファストフード系のそば屋」と言っても大きな反論は出ないように思うが・・・。

「天玉そば」という一品や「かめや」という店名をも考えると、新宿の思い出横丁にある「かめや」と同系列の店であるように推察するが・・・。

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2014年10月29日 (水)

銀座/泰明庵(かき揚げとじそば)

1dsc09977 泰明庵

10月29日(水)12時00分。
私は35年7カ月勤めた会社を退職した。
朝一番から先輩諸氏に挨拶をし、11時頃から後輩諸氏からの挨拶を受けた。
12時を少し回ってエレベータが空くのを見計らってオフィスを後にしたのであった。

今日の昼食は、自由人、年金生活者、何と表現してよいのか適当な言葉が浮かばないが、肩書のない人生が始まったのである。

この新しい人生の最初の昼食であるが、迷うことなく「泰明庵」の「かき揚げとじそば」に決めた。
泰明庵では、「かき揚げとじそば」、「大もり ごまだれ」、「カツカレーそば」が好みであるが、「かき揚げとじそば」が特に好きである。

泰明庵までの途中、Tommy Bahamaでリサさんと軽い会話をし、NIKONの前を経て、東稲荷大明神様にサラリーマン生活を無事終えることができた御礼をしてから行ったものであるから、泰明庵に着いたのは1時少し前であった。

入口を入って2階に行くと、偶々2番テーブルが空いていたのでここに座った。
2番テーブルに着く前に双葉さんに「かき揚げとじそば」を注文したら、秋本さんが「早いですね。」と反応していた。

先客が数人居られたので、「かき揚げとじそば」は供されるのに若干時間を要した。

1dsc09971 かき揚げとじそば(香の物は胡瓜のぬか漬け)

「かき揚げとじそば」はかき揚げ2個を溶き玉子で綴じたもので、刻み葱、貝割れ菜、海苔、が載せられている。
かき揚げにはおつゆが程良く染み込んでおり、最初はサクッとした部分が残っているが、食べ進むうちにクタクタになって、これをおつゆと一緒に口に入れると、えもいえぬ良い味が広がるのであった。
おつゆも最後まで飲み干し、額の汗を拭って席を立った。

今日は、スーツにネクタイ姿であったので、秋本さんが「退社は未だですよねエ?」と聞いてきたので、今日が最終日であることを伝えた。
席を立って、双葉さんと秋本さんに「ご馳走様。」と言って傍を通った時に、お二人からねぎらいの握手が差し伸べられた。
予想していなかったので少し驚いたが、嬉しいことであった。

1dsc09975 

2014年10月27日 (月)

銀座/泰明庵(鍋焼きうどん)

1dsc09918 泰明庵

今日の昼食は入社以来三十数年務めた会社のサラリーマンとして、最後の昼食である。

1dsc09914 壁の短冊

話は飛ぶが、泰明庵に通い始めた頃、既に鍋焼きうどんはお品書に載っていた。
ただ、今もそうであるが、当時も泰明庵の料理の中では最も高額のものであり、かつ泰明庵が蕎麦屋であることからうどんを食するのは抵抗があった。

その頃何気はなしに思ったのが「会社を辞める時の最後の昼食は泰明庵の鍋焼きうどんでも良いかな。」というものであった。
その後数年が経過したわけであるが、鍋焼きうどんの短冊が目に入るたびに、退社時の最後の昼食、というイメージが出来上がっていった。
そして、いよいよ今日がその鍋焼きうどんをいただく日となったのである。

1dsc09901 秋本さんと双葉さん

いつものようにTommy Bahamaの前、NIKONの横、そして東稲荷大明神様に詣でた後、外堀通を渡って泰明庵に入った。
今日は昼食時にミーティングがあり、泰明庵に着いた時には1時10分を過ぎていた。
何時ものように2階に上がって行くと、客は3組で昼食のピークは過ぎていて、秋本さんと双葉さんが昼食を摂り始めたところであった。
双葉さんが今日のお勧めを話し始めたので、「今日は決めて来たんです。鍋焼きうどんをください。」と告げたら、秋本さんが「プフッ」と陽気な声を出した。
鍋焼きうどんは仕上げるのに時間がかかるというのが定説であるが、定説に違わず10分以上かかった後、供された。

1dsc09904 鍋焼きうどん

具材は、玉子、油揚げ、麩、椎茸、貝割菜、蒲鉾、鶏肉、長ネギ、海老の天ぷら、という蕎麦屋の豪華オールスターキャストであった。
双葉さんが最初に注意してくれたように、熱々であり、ハフハフしながらいただいた。
食べ終わる頃には、額にも、後頭部にも、首筋にも、汗が滲んでいた。

食べている最中に、随分泰明庵に慣れた感じのご婦人が現れ、2回中を行ったり来たりしていたし、双葉さんや秋本さんにも親しげに話しかけている。
それでいて、何かを注文する様子もない。

1dsc09909 卓上には短冊

そうこうするうちに、秋本さんが料理を書いた短冊の束をどこかの引き出しから持ってきて、テーブルの上に広げていた。
訝しげに見ていたら、それに気付いた双葉さんが教えてくれた。
このご婦人は、泰明庵の女将さんのお姉さんで、字が上手いので短冊を書きに週に一回来て、新しい料理の短冊を書いたり、古くなってしまった短冊を書き替えたりされているとのことであった。

1dsc09912 夥しい数の短冊

食べ終わって席を立った時に、テーブルの上の短冊の束を撮らせていただいた。
珍しい光景をものにすることができたのであった。

こうした中、
「じゃあまた。ごちそうさまでした。」
と言って、2階を後にしたのであった。

2014年10月21日 (火)

銀座/俺のそば(鶏そば)

1dsc04624 俺のそば

10月末まで後2週間ほどである。
今日から金曜日まで年休とした。
所謂年休消化であって、今日以降全て休んでも10日ほどの年休が余ることになる。

昨日、HH氏と夕方同期会の件で打ち合わせた時に、今日の昼を一緒に摂ろうと言うことになった。
HH氏は蕎麦好きなので、彼の感想を訊きたく「俺のそば」に行くことを提案したら、二つ返事でOKであった。

1dsc04604 中央通(銀座通)が映る資生堂パーラーのディスプレイ

HH氏とは、12時に銀座通にある「資生堂パーラー」の前で待ち合わせた。
11時半頃から粒の大きい雨が降り始めたのであったが、11時55分に着いた時も雨が降っていた。
資生堂パーラーの前には雨宿りできそうな庇がなかったので、傘をさすことになった。
雨模様の日には、雨宿りができる店の前で待ち合わせる方が良いが、中央通沿いにはそのような場所は少ないようである。

1dsc04611 厨房カウンター手前

12時を過ぎること3分でHH氏が現れ、5丁目の東側にある「俺のそば」に行った。
店の前に到着すると店内の厨房前のカウンターから入口まで20人以上の列ができていた。
ただし、客の回転が良いので列はどんどん進み、5分ほどで厨房カウンターにまで辿り着いたのであった。

1dsc04612 インストラクション

HH氏は「4番 海苔もり」を、私は「2番 鶏そば」を注文し、水と玉子をトレーに置いて、次いで代金を支払った後、蕎麦を受け取ってテーブルを探し始めた。
空いているテーブルは直ぐには見つからなかったが、ふと後ろを振り返ると二人分のスペースがあり、ここに落ち着いたのであった。

1dsc04614 海苔もり

HH氏が「海苔もり」を二口三口と食べた所で感想を訊くと、
  1.蕎麦つゆがピリ辛で蕎麦の味が感じられない
  2.蕎麦が硬い
  
とのことであった。
食べ終わった後の感想は
  1.量が多い
  2.生卵を蕎麦つゆに入れることで味はマイルドになった
  3.日本風の蕎麦つゆとは異なる。蕎麦つゆにラー油が入っているようだ
  4.蕎麦の産地が分からない
  5.価格は安いが、トッピングを合わせるとそれなりの値段になる
というものであった。
さて、HH氏は「俺のそば」を気に入ったのであろうか・・・?

1dsc04617 鶏そば

因みに、「鶏そば」の蕎麦つゆはピリ辛の温かいもので、鶏肉の塊(1個が2~3口サイズ)が3個入っていた。
蕎麦つゆの味は、前回の肉蕎麦のと同様のピリ辛加減であった。多分、同じおつゆを使っているのであろう。
蕎麦の上には、同じく多量の海苔と胡麻がかけられていたのであった。

1dsc04619 鶏そばの蕎麦つゆ

2014年10月17日 (金)

銀座/俺のそば(俺の肉そば)

1dsc09667 俺のそば

いよいよ会社を辞めるということで、44年の友人である均ちゃんが銀座まで壮行に来てくれた。
均ちゃんは抱えているプロジェクトが佳境にはいってきていて、超多忙な中を調整してきてくれたようであった。
もう当分は自由な時間が無いらしく、これが私のサラリーマン人生で最後の均ちゃんとの昼食になったようである。

1dsc09649 銀座和光の時計(10:50)

待ち合わせたのは銀座三越の入口付近で、刻限は11時ということであった。
オフィスを10時半に出て、東稲荷大明神様に詣でてた後、10時50分に着いたが、均ちゃんはすでに到着して本を読んでいた。
行先については11時から営業している店ということで、何軒かの候補の中から「俺のそば」に行くことに決めた。

1dsc09651 途中には岡本太郎氏のモニュメント

店の前に到着してみると、2人が店の前で待っていた。時に10時57分ころであった。
先頭の後ろに並んで待ったが、そんなに人が列を作るという風ではなかった。
開店して前の人に続いて店内に入った。

1dsc09668 お品書

店内奥の方で注文を受け、その横で蕎麦が渡される。
黒いトレーを取って配膳カウンターの上に置き、均ちゃんは「5番 胡麻もりの大盛」を、
私は「1番 俺の肉そば」を声高に注文したのであった。

1dsc09656 厨房

その場で料金を支払ったが、直ぐに漬け汁がトレーに置かれ、少し間を置いて「俺の肉そば」が手渡された。
その大きさに、一瞬自分が注文したものかどうか確認してしまった。
入店したのはこの日の3人目と4人目であったので、椅子のあるテーブルに着くことができ、厨房から一番遠い角のテーブルに着いた。
着席して店内を改めて眺めると、どこにこんなに多くの人が居たのかと思うくらいの人で店内はいっぱいであった。

1dsc09660 胡麻もりの大盛

均ちゃんの「胡麻もりの大盛」は大量の胡麻がかけてあり、均ちゃんはこの胡麻が喉のあらぬところに入ってしまったのか、激しく咳き込んでしまったのであった。

1dsc09658 俺の肉そば

「俺の肉そば」はピリ辛に味付られた豚肉が蕎麦の上に置かれ、併せてスライスした葱、胡麻、刻み海苔がこれでもかというくらい大量に載せられていた。
蕎麦はしっかり冷水でしめられたもので、強い腰があった。

最初は軽快に食べ進んだのであったが、半分ほどでペースダウンし、三分の二ほど食べた所で漬け汁に生卵を入れて食べ進んだ。
生卵は厨房カウンター付近に置いてあり、取り放題である。
これは、感じとしては虎ノ門にある「そば処港屋」と同じであった。

トータルの量は普通のそば屋の量の2倍はあるようで、満腹を通り越してしまったのであった。ただ、価格は存外に安くCPが抜群に良かった。

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2014年9月 8日 (月)

銀座/泰明庵(芹そば+かき揚げ)

1dsc09766 泰明庵

朝の10時頃であったが均ちゃんから電話があった。
今日の昼に昼食を摂ろうというもので、即OKした。
ただし1時からミーティングがあるのでその後の1時40分に待ち合わせをすることで了解を得たのであった。

均ちゃんからは、昨日から連絡をくれていたのであったが、我がスマホでは着信を知らせてくれないところにメッセージがファイルされていたので気付かなかった。
笑い話ではないが、私の場合にはメッセージを送った後、電話で確認してくれないとならないようである。

汐留シティセンターの前で待ち合わせ、銀座に向かった。
行先は均ちゃんの希望で「泰明庵」となった。
外堀通の7丁目を歩いていると「ウエスト」の前を通りがかったので、「泰明庵」の後「ウエスト」でお茶にすることにした。

泰明庵には2時少し前に到着したので店内は空いていた。
いつものように2階へ上がると、2組の先客がおられ、その内の3人組のおじさんたちはビールと日本酒で酒盛りをしていた。
昼の酒はいかにも美味しそうであった。

一番奥のテーブルに着いて、均ちゃんは「舞茸カレーそば」を、私は「芹そば」に「かき揚げ」を1個のせてたものを、注文した。
出来上がったそばは双葉さんが運んできてくれた。

1dsc09761 舞茸カレーそば

双葉さんは最近少し痩せたようであったので、その旨一言かけたら、「そうでもない」とのことであった。
一方、双葉さんからは、私と同じ年の生まれであるとの話が出たので、均ちゃんも同じ年と言って、皆で盛り上がったのであった。

1dsc09759 芹そば+かき揚げ

「芹そば」は今は根っこが無いとのことで、葉と茎がたっぷり入れてあったが、葉の軽快な苦味はそばつゆと好相性であったし、これにかき揚げが加わることで相乗的に味が高まっていくのであった。

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