小金井/ 野川 (羽黒蜻蛉)
羽が損傷してはいるものの矍鑠たる姿勢を保つ長老的存在の羽黒蜻蛉
一昨日、貫井神社に詣でました。
その後弁天橋に至り、羽黒蜻蛉は居るかいなぁ?と橋の上から野川の川面に目を遣りますと、数は少ないものの羽黒蜻蛉がヒラリヒラヒラと飛んでいました。 羽を広げて涼をとる羽黒蜻蛉
彼らの中には増水して水面ぎりぎりのところに葉をだしている草に留まっているものがいましたが、特に羽がボロボロになりながらも足を踏ん張り背筋をピンと伸ばした羽黒蜻蛉は印象に残る存在でした。
羽の具合から判断して、齢を重ねた長老的存在の羽黒蜻蛉でしょうか。
また、川面に向かって垂れた長い葉には急勾配にも係わらず、しっかりと摑まっている羽黒蜻蛉がいました。
その綺麗な揺るがない姿を望遠レンズを通して暫し見続けたのでした。
弁天橋を離れて野川の下流側に移動しますと、川の中央に平たい石があります。
そこには2匹の羽黒蜻蛉が西に向かって羽を休めていました。
そして、西日による光の直線的な流れは羽黒蜻蛉の姿を流体力学的に理想的な形の影として石の上に投影していたのでした。 背中方向にも柔軟な体の羽黒蜻蛉
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