横浜 赤レンガ倉庫/ MOTION BLUE (JAZZ LIVE 日野皓正)
MOTION BLUE
過日のことです。
それもこのブログを始める以前のことでした。
我が朋友のHO氏がF社の幹部社員の頃で、F社が社員の福利厚生活動の一環として「日野皓正氏のJAZZ LIVE」を開催した際にHO氏に誘われて横浜のレンガ倉庫にある「MOTION BLUE」というライヴハウスに行ったのでした。 MOTION BLUE
「日野皓正氏のJAZZ LIVE」は午後8時に始まるスケジュールとなっていて、私達は少し早めの7時20分頃に「MOTION BLUE」の前に行きましたがエントランス付近には多くの人が開場を待っているという状態でした。
流石は人気ナンバーワンのジャズトランペット奏者・日野皓正氏というものです。エントランスで入場の順番を待つこと暫し、漸く会場内に案内されました。
会場内には既に多くのF社社員とそのご家族・関係者で占められていて、ステージ正面のテーブルは満席でしたが、会場左手の比較的佳い場所にあるテーブルに案内されたのは幸運というものでした。

案内されたテーブルで席に着いて暫くしますと、飲み物と食事のオーダーをとるべく若いウェイターさんが現れました。
飲み物はHO氏はウィスキーのカテゴリーから水割でしたかハイボールでしたかを、私はスパークリングワインを選択したのでした。

また、食べ物に関してはHO氏にお任せしましたが、私達は既に食事を済ませていましたので軽食をということで、フライドチキンとチョコレート盛合せを選択してくれました。

HO氏と談笑しつつ飲み物をいただいていますと、漸く日野皓正とバンド(総勢20名ほどのビッグバンドでした)がステージに現れました。
日野皓正氏からは最初に挨拶があり、演奏が始まりました。
JAZZの素人である私でしたが、生で聴く演奏は素晴らしいものでしたし、JAZZ界を代表する日野皓正氏の演奏も迫力のあるものでした。
ただし、私はJAZZには詳しくはないので観察のポイントが違うのか、演奏する日野皓正氏の頬の膨らみが滅茶苦茶に大きいことに驚愕していました。
やはり、一芸を極めた人というのはそれ相応の身体的特徴があるものです。

暫く演奏が続いた後、日野皓正氏のトークがありました。
その中で、氏とバンドのメンバーはこの会場には名古屋でのセッションを終えてバスで急ぎ駆けつけたので大変疲れていることから、アンコールはしないで欲しい旨の発言がありました。
数少ないながらもそれ相応のレベルのコンサートやジャズセッションは経験していましたが、アンコールをしないで欲しいなどとということを予め聴衆に告げた演奏家は日野皓正氏が初めてでした。
そして最後の演奏が終わった際に、聴衆から大きな拍手が挙がりましたが、その際には日野皓正氏は強い口調でアンコールを拒絶したのでした。
ということで、少し興醒めしたエンディングとなったのでした。
が、一方でJAZZに疎い私にJAZZを聴くという機会をくれたHO氏には感謝でした。

演奏は午後10時頃に終わり赤レンガ倉庫の外に出ると、建物の周囲には夜の帳が降りて静かな佇まいを呈していました。
そして、ここから歩いて桜木町駅に出て、JRで家路についたのでした。
なお、この日は2011年11月12日(日)で、3連休の中日でした。
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