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2019年11月18日 (月)

西安/ 大秦小宴 秦文化主題餐庁 (秦王朝料理)   [始皇帝ツアー DAY 2 13:40]

1dscn5104 大秦小宴 秦文化主題餐庁

始皇帝陵のある麗山園からバスで30分ほど移動して、「大秦小宴 秦文化主題餐庁」という大きなビルのレストランに到着しました。
到着したのは13時半を少し過ぎた頃合いでした。
この日は朝食を6時半頃から摂り始めましたので結構空腹なはずでしたが、睡眠時間が2時間半程度であったことが影響したのか空腹感は左程ではなかったように記憶しています。

1dsc_1741 エントランスホール

この「大秦小宴 秦文化主題餐庁」はエントランスを入ると大きなホールになっていて、そこには秦時代の鼎を模した置物などが飾られていました。

1dsc_1740 長い廊下に沿って部屋が設えられている

私たちはエントランスホールの右側に繋がる長い廊下を通って、一番奥にある大きな部屋に案内されました。

1dscn5105 部屋の設え

その大きな部屋に入りますと、人数分の席が2列に一直線に並べられており、各自が適宜席に着いたのでした。

1dsc_1725 始皇帝に扮したおっちゃんのご挨拶

そして、席について間もなく始皇帝に扮したと思われるおっちゃんが何やら歓迎の挨拶をしてくれました。
余談ではありますが、食事が終わってエントランスの椅子に腰かけていましたらこの始皇帝のおっちゃんが受付の人たちと談笑されているのを見かけましたが、普通の大柄なおっちゃんでした。
さて、その挨拶が終わりましたら昼食の始まりです。

1img_20191106150101  菜譚

各自の席には菜譚がおかれていて、そこには中国語と英語で料理の名前が記されていました。
なお、着席してすぐに給仕のお姉さんたちがお茶を入れたり、新しい料理を持ってきたりと忙しく立ち働かれていましたが、シェシェと声に出して謝意を伝えると丁寧に答えてくださいました。
十数年前に北京を訪ねました際も飲食店でのサービスに都度謝意を伝えたのでしたが、その時も皆さん丁寧に返事をしてくださったことを思い出した次第でした。

では、以下にいただいた料理に関して記憶するところを記しておきたいと思います。

◆食前酒
テーブルセッティングの段階で並べられていた小さな四角い器に入れられた褐色の液体がありました。
それは僅かに粘調な液体で、梅酒のようなあるいは花梨酒のような淡い甘味と収斂味のあるお酒でした。
菜譚には掲載されていませんでしたが、その味わいから判断して食前酒だったように思いました。

1dsc_1723 右)脆皮猪手 Deep-fried cryaspy pig feet、 左)上郡素拌 Special taste bean Shong Country style、食前酒、フルーツ、お茶

◆脆皮猪手 (Deep-fried cryaspy pig feet)
読んで字の如く豚の前足の肉の揚げものです。
脆という文字が頭に置かれているように、揚げたてはカリッとした食感の衣が付いていたように推察するところです。
厚みは15mmほどあり、一枚の肉塊から来る強い食感が印象的でした。
味付けは淡い塩味で、そのため豚肉の味が見た目に比して濃厚に感じられました。

◆上郡素拌 (Special taste bean Shong Country style)
カボチャの芽(と聞こえました)を木耳とをソテーしたような料理で、かなりピリ辛な味わいでした。
調理の仕方は強火で短時間に仕上げられたようで、カボチャの芽というか茎の弾力のある食感が残っていました。
なお、左にある白っぽいものは素材が何であったのか失念してしまいました。

1dsc_1726 泉水松茸菌湯 Stewed nutritious mushroom with water spring soup

◆泉水松茸菌湯 (Stewed nutritious mushroom with water spring soup)
これは松茸のお吸い物で、松茸の風味が感じられましたし、キュとした口当たりもそうでした。
また、松茸以外にはしめじのような形の白いキノコも入れられていましたが、日本人的には無いほうが良かったのではと思った次第でした。

1dsc_1729 葫芦鶏 Deep-fried chiken Qin style

◆葫芦鶏 (Deep-fried chiken Qin style)
英語での標記を参考にしますと、この料理は「秦様式の鶏の丸揚げ」ということになるようです。
まさに小さめの鶏ちゃんが片栗粉をまぶされてから唐揚げにされたようでした。
また、テーブルの脇にはプラスティック製の手袋が一対置かれていまして、この手袋をしてから手で毟り取りながら食するというものでした。
鶏ちゃんの首の付近に置かれている褐色の粉は塩が主体のものでしたが、そこに加えられている褐色の素材は分からずしまいでした。
ただ、少なくともターメリックではなかったと確信はしています。

1dsc_1732 左)始皇素珍 Fried vegetable、 右)瓦〇魚 Delicious Codfish in the wok

◆始皇素珍 (Fried vegetable)
素揚げされた青菜を醤油系の出汁で軽く煮た料理のような味わいで、軸に多少残っている歯応えが特徴のようでした。
その味は非常に素朴なもので、青菜の葉緑素による淡い苦みが感じられるという、素材自体を味わう料理でした。
なお、出汁には赤唐辛子が見えましたが、辛さは殆ど感じられないでした。

◆瓦〇魚 (Delicious Codfish in the wok)
英語表記から魚は鱈であることが分かります。
薄く切られた鱈の身に穀物の粉を打ってからサクリと揚げられた料理で、下にはカボチャかサツマイモの素揚げが置かれていました。
鱈の切り身には醤で下味が付けられていましたので、魚に固有の味はマスキングされていて良くは分かりませんでした。
なお、上下両方を重ねて同時に箸で持ち上げようとしましたが重ねた状態では二つが滑って上手くいきませんでしたので、それぞれを別々にいただいた次第でした。
この素揚げのカボチャあるいはサツマイモは薄い割にはホクリと揚げられていて、口腔内に甘味が美味しく広がったのでした。

1dsc_1733 斉魯米福 Boiled white radish with abalone sauce QiLu style

◆斉魯米福 (Boiled white radish with abalone sauce QiLu style)
これは日本の味で例えますと、薄味に煮られた大根に薄目の八丁味噌ソースを回し掛けたような味わいと食感でした。
菜譚にはアワビのソースと書かれていましたが、日頃アワビに縁のない私ではその味が分からないもので、勿体ない話でした。

1dsc_1734 佼子 Dumplings

◆佼子 (Dumplings)
餃子は菜譚では脇に「蒸」と言う文字がありましたので、これは蒸し餃子だったようです。
ただ少し残念でしたのは、多くの来客に対応しなけらばならないというお店の状況のせいか、冷めて少し硬くなっていたことでした。
とはいえ、皮の色に違いがあるようにそれぞれの味に違いが感じられました。

1dsc_1735 糜子糕 Rice cake cake

◆糜子糕 (Rice cake cake)
素材はうるち米のようで、蒸したものが型で円錐台に成形され、そこに乾燥棗のコンポートと茹でた小豆が載せられているもので、全体に甘いソースがかけられていました。
次に続く料理を考えると、これは食間のお口直し的なポジションの一品だったように考えるのが妥当なところでしょうか。
なお、お米には少し粟が混ぜられていたのかもしれません。

1dsc_1736 肉挟〇(食偏に莫) Pancake stuffed with delicious pork

◆肉挟〇 (Pancake stuffed with delicious pork)肉まんの皮を蒸さずに焼いたものに豚肉や玉葱などを炒めた具を餡として挟んだ饅頭のような印象の料理でした。

1dsc_1737

餡は比較的濃いめの味付けで蓬莱の豚まんの餡の味を濃くしたような味付けでした。
私的には、好きな味の一品でした。

1dsc_1738 秦宮棗糕 Jujube Cake

◆秦宮棗糕 (Jujube Cake)
「Jujube」を辞書で調べて見ますと「棗」と書かれていました。
「棗」にはdate(s)という単語が使われていることを経験的に知っていますが、「jujube」というのもあるということで、勉強になりました。
この棗のケーキは素材が棗と知らなければ日本でもポピュラな味わいのケーキと同じ食感と味わいでした。

◆フルーツ
フルーツは生の棗の実、プチトマト、ウリ、でした。
日本では手に入らない生の棗の実はシャクリとした口当たりの瑞々しい味わいの果物で、香りも甘味も淡いが故にかえってその優れた個性が引き立っているという清楚で端麗な味わいでした。
この生の棗の実は中国に来て人生で初めて食したのですが大好きな果物の一つになりました。
ウリも新鮮で、その清楚な香りと甘みがたいそう上質な味わいでした。

   

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コメント

さすがやね。細かい解説ですな。私、こういうのはとても覚えきれません。劉の店主からのデータをメンテしておきますね。

Kincyanさん
先日は劉で美味しい料理と佳い時間をありがとうございました。
私も曖昧な記憶しか残らないのでメニュが頼りです。
また、お薦めの店をご紹介していただくのを楽しみにしています。

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