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2019年9月

2019年9月30日 (月)

堺(三国ヶ丘)/ 三国庵 (熱燗、ポテトサラダ、たこのから揚げ、カツ玉子とじ)

1img_5785 三国庵

母が手術のためLS病院に転院したことから約6ヶ月ぶりに三国ヶ丘で夕食を摂った。
向かった先はアットホームな雰囲気があふれる「三国庵」であった。

1img_5787 熱燗大

19時半頃に引戸を開けて店内に歩を進めると店内はほぼ満席であったが、幸運なことに2人かけのテーブル席が空いていてここに案内された。
着席してすぐ明るい笑顔のお姉さんに「熱燗」の大きいのをお願いした。
そして、熱燗が供されるまでの間にお品書の中から「ポテトサラダ」を選択し、熱燗の供されたタイミングで注文を通していただいた。

先ずは「熱燗」をクピリと口に含んだら、19時半という空腹感のある胃袋とそこに繋がる食道、遡って喉元、更には口腔に清酒の酒精とそれに載った芳香が一気に広がったのであった。
そして、上顎、舌、下顎、喉、食道、胃が一斉に歓喜に溢れる収斂反応を示したのは久しぶりのことであった。

1img_5789 ポテトサラダ

「ポテトサラダ」が供されてからは暫しこれを肴に熱燗を重ねた。
その際、ふと見ると「ポテトサラダ」の上に何やら紐状のものがあるのに気付いた。
ふむ、こはいかに?と思ってそれだけを摘まみ上げて舌の上で味わって見ると、それはシナシナになった千切りキャベツであった。
ポテトサラダにシナキャベツというのは初めての経験であったが、オツな食感であった。

1img_5791 たこのから揚げ

また、「ポテトサラダ」が供された際に「たこのから揚げ」を注文していた。
「たこのから揚げ」は想像していたよりも衣が薄く仕上げられていて、たこの旨味をよりダイレクトに味わうことができた。

1img_5797 カツ玉子とじ

熱燗の肴に「カツ玉子とじ」を追加注文したが、これが得も言えず美味な逸品であった。
煮込まれたことによってちょっと濃いめになったお出汁がカツの衣にジュワッと染み込んでいる上に、衣を通り抜けた出汁が肉にまで染み込んでいて、肉の旨味、衣の旨味、そして出汁の収斂味が渾然一体となって口腔内を満たしたのであった。
実に、落頬・落涙・垂涎・垂鼻水の境地であった。

1img_5802 熱燗小

「カツ玉子とじ」が余りにも美味であったことから「熱燗」が足りなくなり、笑顔のお姉さんに「熱燗」の小さい方をお願いしてしまった。
実に美味なる「カツ玉子とじ」であった。

1img_5805 おにぎり

そして、最後に「おにぎり」をいただいたが、これと少し残しておいた「カツ玉子とじ」をおかずにして食したが、これまたタマラン味わいであった。
「カツ玉子とじ」、すなわち「カツ丼の頭」である。
これがこのように美味であるからには「カツ丼」もたいそう美味なことは容易に想像できるというものである。
次回訪問時にはカツ丼を注文しようと心に誓った次第であった。

1img_5806 お茶、水

1img_5808 世界遺産登録祝いの提灯

   

2019年9月29日 (日)

新宿/ 新宿カレー カツカレー専門店 (ロースカツカレー3辛)

1img_6013 新宿カレー カツカレー専門店

今日は急遽思い立って新しいトラベルケースを購いに新宿に出掛けた。
というのは、過去長きに亘って使ってきたANAのトラベルケース(全辺合計115cm)が昨年10月のトルコ旅行の際に一部が破損したからである。

先ずは伊勢丹、とその向かいにあるマルイに入っているサムソナイトの直営店を訪ねたが高価格の製品しか置いてなく、その次に行った東急ハンズでは係の人が手薄であった。
が、これらの店で得た知識を携えて新宿駅西口にあるヨドバシカメラのトラベル館を訪ねたところ、知識豊富な店員さんの丁寧な対応のお陰をもってサムソナイトのトラベルケースを納得の価格で手に入れることができたのであった。

支払いを済ませたところで購入したトラベルケースを同店に預かってもらって、クイックランチを摂るべく急いで通りにでたのであった。
そして入ったのは同店から歩いて1分もしない場所にある「新宿カレー カツカレー専門店」であった。

1img_6007 ロースカツカレー3辛

自動扉を通り抜けカウンター席に着こうとしたら「食券をお願いします。」と店員さんに告げられた。
振り返ると、そこには券売機が置いてあった。
そして、それはタッチパネル式の券売機であり、最初に「店内」かあるいは「持ち帰り」かを問うてくるのであった。
そこで慣れない手つきで恐る恐るパネルの「店内」に人差し指の先端をチョンと当てた。
すると画面が変わるのであったが最近は何となくではあるがその変化に追随できるようになってきていて、滞りなく「ロースカツカレー3辛」の食券を手にすることができたのであった。

1img_6008 ロースカツカレー3辛

食券をお兄さんに手渡した後は供された水で喉を潤した。
水を飲み干したコップに水を注ぎ入れていると「ロースカツカレー3辛」が目の前に置かれた。

先ずはルーをスプーンに一掬い口に運び、味わってみた。
最初にフワッとした甘味が感じられたが直ぐカプサイシン系であろうかその辛さがビビッと広がった。
タッチパネルの表示では3辛は「辛口」となっていたので私は油断していたのであるが、その油断の隙を突く強い辛さであった。

1img_6009 ロースカツカレー3辛

食べ方としては、ライスの山の上に鎮座するカツを1個づつルーの海に落とし、そこでカツをスプーンで二つにカットしてからルーの中で転がしてルーを纏わせたものを口に運んだ。
また、ライスは右端側から山を切り崩してルーと混ぜ合わせ、それをカツが入った口腔内に後追いで放りこんでいただいた。
結構な味であったが、私には3辛は若干辛すぎたようであった。

   

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2019年9月28日 (土)

武蔵境/ 蕎麦處 ささい (ピリ辛地粉うどん、天婦羅盛合せ、ノンアルコールビール)

1img_6004 蕎麦處 ささい

昨日HO氏からメールで三鷹方面を急襲するとの連絡があり、急遽武蔵境駅の前で待ち合わせることにした。
合流後に向かう先は氏のリクエストを受け上質な武蔵野うどんをいただける「蕎麦處 ささい」である。

1img_5981 JR武蔵境駅北口の前

当初の予定急襲時刻は13時頃とのことであったが若干遅れた13時40分にJR武蔵境駅の北口にHO氏はその愛車に乗って颯爽と現れた。
久しぶりの再会を喜んだ後は、「では参らむ!」と「蕎麦處 ささい」に向かって歩き始めた。
すると、HO氏は40年ほど前に学生時代の友人を訪ねて当地に来たことがあるが街の様子はすっかり変わってしまったということを懐かしげに話されていた。

1img_5985 ノンアルコールビール(オールフリー)

JR武蔵境駅から歩いて2分程で「蕎麦處 ささい」に到着し、店内に歩を進めた。
店内は金曜日の14時前という時間帯ではあるが小上がりと大テーブル以外はほぼ先客で占められていて、当店の人気の高さを実感したのであった。
また、HO氏は自転車ライダーのフル装備での入店であったことから、前回も丁寧な対応をしてくださった清楚なお姉さんが興味津々の目でご覧になっていたが、私達が二人であることを確認して大テーブルの最奥の席に案内してくださった。

席に着いて供された冷たいお茶をHO氏は何杯か飲み干したところで私のことを慮って自らはノンアルコールビールを飲むとのたまい、私には普通のビールを薦めてくれたのであった。
が、そこはお互いもう50年ほどの付き合いであり、私もノンアルコールビールで付き合うことにしたのであった。
その旨を先ほどのお姉さんにお願いすると、グラスの厚みが薄く作られた一口サイズのグラスと共にサントリーの「オールフリー」が供された。
私が感心したのは「オールフリー」はノンアルコールながらヨロシイ味わいであったことだけでなく、グラスに対する当店の配慮の深さにであった。
すなわち、口当たりの好い薄手のグラスが揃えられているということに感心したのであって、それはとりもなおさず当店が「飲食両道」の佳店であるということに繋がるのであった。

1img_5987 蕎麦の素揚げ

なお、当店では飲み物を注文すると「蕎麦の素揚げ」が供されるようで、これは歯応えの軽快なお摘みであった。

さて、注文したのは蕎麦の専門店である当店で味わえる「武蔵野地粉うどん」で、HO氏には「武蔵野地粉うどん」を薦め、私は2回目でであるから前回いただかなかった「ピリ辛地粉うどん」であった。

また、うどんが供されるのに15分ほどかかるということで、うどんが供されるまでの繋ぎとして「天婦羅盛り合わせの大」をお願いした。

1img_5990 天婦羅盛合せ大

注文を終えて来月の中国旅行やPC買い替えの話をしていると、「天婦羅盛合せ大」が大皿に載せられて供された。

「天婦羅盛合せ大」は海老2本と8種類の天ぷらで構成されていて、それぞれ適宜にいただいたが、当店の天ぷらは蕎麦屋の天ぷらの中には天ぷら専門店の天ぷらにも肉薄する店があるということを実証するような天ぷらであった。


1img_5992 同上

天婦羅を食べていると、思ったよりも早いタイミングで地粉うどんが供されたのであった。

なお、うどんが供されたタイミングで残っていた天婦羅は、うどんの漬け汁に漬していただいたのであったが、これも佳い味わいであった。

1img_5995 武蔵野地粉うどん

HO氏には「武蔵野地粉うどん」を薦めた手前があって、氏に感想を求めると「美味し!」と言って食べ進められたので、良かった良かった!であった。


1img_5994 ピリ辛地粉うどん

一方、私は前回の訪問時に「武蔵野地粉うどん」をいただいてたので、今回は「ピリ辛地粉うどん」を選択したのであった。
「ピリ辛地粉うどん」と「武蔵野地粉うどん」との相違はその漬け汁にあって、「ピリ辛地粉うどん」の漬け汁は「ピリ辛味噌」で調製されたものであった。

1img_5997 ピリ辛味噌だれ

すなわち、この「ピリ辛味噌だれ」は、パッと一瞥したところ「武蔵野地粉うどん」の漬け汁に「ピリ辛味噌」が加えられているようで、中の具材の構成は同じ様に見えた。

とはいっても、この「ピリ辛味噌」のインパクトはかなりのもので、同じ地粉うどんであってもその味わいは大きく異なっており、興味深いことである。


なお、当店は蕎麦の名店でもあるから、次回以降には蕎麦も味わってみようと思う処である。

1img_6003 愛車を駆って疾風の様に去って行くHO氏

   

2019年9月27日 (金)

堺(堺東)/ 堺うどん ちはや (熱燗、串天五種盛、うどん出汁のだし巻、きつねうどん太麺、などなど)

1img_5777 堺うどん ちはや

堺に来て二日目の夜も堺東に出掛けた。
母を見舞ってから夕食を摂るということになると、訪ね易さの順番では堺東が最初になるからである。。

1img_5755 南海堺東駅側から見た堺銀座通り

この日は南海堺東駅でPASMOにチャージしてから「堺銀座通り」から歩き始めた。
暫らく歩いて通りを右(北)側に入ると、以前から気になっていた自家製うどんの店が目に入った。
その名は「堺うどん ちはや」である。
うどんであれば消化も良いし、若干疲れ始めた体にも優しいであろうと思い、迷わずに店内に歩を進めたのであった。

1img_5758 熱燗(松竹梅辛口 豪快)

店内奥には小上がりがあり靴を脱いでリラックスできそうであった。
が、私は一人客であるのでカウンターの中央よりも少し奥側の席に着かせていただいた。
席に着いて最初に「熱燗」をいただくことにした。
すると、お嬢さんが棚の上に並んだ一升瓶の中から「豪快」という松竹梅の辛口を取り出して、これを豪快と記されたお銚子に入れてで暖めてくれた。

供された熱燗を一口含んでから、お品書の中から「串天五種盛」を注文した。
すると奥から当店のご主人が現れて、滞りのない手つきで天種に串を通して揚げてくれた。

1img_5762 串天五種盛

出来上がった串天はご主人が1個1個種類を教えてくださったが、悲しいかな忘れてしまった。
とはいえ、種は新鮮で口当たりも味わいも良く、熱燗が進んだのであった。

1img_5763 うどん出汁のだし巻

「串天五種盛」の次に注文したのは「うどん出汁のだし巻」であった。
うどん専門店のうどん出汁を使った出汁巻である。
不味いはずがない、と思って注文した。
すると、再びご主人が奥から現れて、慣れた手つきで出汁巻を作られた。
供された「うどん出汁のだし巻」は若干硬めの仕上がりであったが、玉子の甘味とうどん出汁の収斂味が良いバランスであり、またまた熱燗が進むのであった。

1img_5765 熱燗二本目

「うどん出汁のだし巻」を少し食べたところで1本目の熱燗が終わったので2本目をいただいた。
最初のお銚子は下げられなかったので目の前に銚子を2本並べて熱燗をいただいたが、何となく良い感じの眺めであった。

1img_5766 ごぼうチップス

更に「ごぼうチップス」を注文した。
これは少し残しておいて次にいただこうと思っているうどんのトッピングにもしようという心づもりのものであった。
「ごぼうチップス」はサクリ・パリリとした仕上がりで、これまた熱燗が進んだのであった。

1img_5771 百十朗 純米酒 赤面

そして、期せずして2本目の熱燗があっという間に終わってしまったことから「百十朗 純米酒 赤面」を常温でお願いした。
するとお嬢さんが冷蔵庫から一升瓶を取り出してから冷したのしかないということを告げられたので、ニッコリほほ笑んで冷たいのをいただくことにしたのであった。
お嬢さんは、まず枡にグラスを置き、そこに一升瓶からドクドクドクと「百十朗 純米酒 赤面」を注ぎ入れ、グラスの淵からもタップリ溢して枡までほぼ満タンにしてくれた。
心優しいお嬢さんであった。
また、その酒量に心はまさにウフフ状態であった。

1img_5776 きつねうどんにとり天

「百十朗 純米酒 赤面」を半分ほどいただいたタイミングで目の前で調理をされていたご主人に「きつねうどん」をいただきたい旨を告げると、麺を太麺にするか細麺にするか問われた。
因みに、お品書には太麺の場合は茹で上げるのに20分を要するとなっていた。
このことは分かっていて太麺でいただくつもりであったが、敢えてご主人にお薦めを尋ねると間髪を入れずに太麺との答が返ってきたのであった。
ということで、うどんは太麺を所望し、加えて「とり天」を1個載せていただくよう告げたのであった。

うどんがご主人の手によって茹で始められ、「百十朗 純米酒 赤面」の残りを飲みながら「きつねうどん」が太麺で供されるのを待った。

待つこと暫し、所定の時間が経過し「きつねうどん」が供された。
「きつねうどん」の太麺の1本を啜り、そして咀嚼した。
ご主人が自信を持って薦められた太麺は表面は程良い柔らかさに茹でられていた。
そして、中心に向かうに従って腰を持った歯応えに変化していたのは特筆ものであった。
食べ物の旨味が「化学反応による味や香」によるものと「物理作用による食感(例えば歯応え、喉越し)」というもので構成されているならば、当店のうどんの太麺は物理作用の内の一つである歯応えが極上かつ秀逸なものであると思料するところである。

   

2019年9月26日 (木)

堺(堺東)/ WINE & ODEN ひそか (赤おでん、洋風創作おでん、生ビール、ワイン)

1img_5724 WINE & ODEN ひそか

過日のことであるが母を病院に見舞った後、夕食を摂りに堺東の街を訪ねた。
向かおうとした店については一度入った店よりも未だ訪ねていない店に入ることで堺に来た気分を過去のものから切り離したかった。
南海電車の堺東駅を出て直ぐの交差点を渡り、少し歩いていると、エントランスドアの横のディスプレイにワインのボトルが飾られている店があった。
飾られているボトルを見ると、それらの中に「OPUS ONE」などがあったのでこれは本格的なワイン専門店であろうと思え、躊躇することなくエントランスドアを開けたのであった。

1img_5708 生ビール

店内は少し高めに位置取りをした長いカウンターが設えられていて、奥に向かって落着いた雰囲気で延びていた。
そのカウンターの中央付近に先客の男性二人が居られたので、体が当たらないように少し斜めになって後ろを通り過ぎ、奥から3番目の椅子に着いたのであった。

この日は堺も暑い日であったことと、初めての入店であったことから、先ずは無難に「生ビール」をいただくことにした。
供された「生ビール」はサントリーのプレミアムモルツで、爽やかな喉越しが印象的であった。
差し出された「枝豆」を摘まみつつ、メニュに目を通し始めたのであったが、2杯目以降はワインに切り替える心づもりであったので、店名にも冠せられている「おでん」から数品選ぶことにした。

1img_5712 赤おでん(染み大根、厚揚げ)

当店のおでん(大阪なのに関東炊きとは称せずにおでんとなっている)の品揃えには、先ず普通の「おでん」があり、次いで「赤おでん」という『三日間煮込み続けてコラーゲンを最大限まで抽出した鶏白湯スープに独自の調合で作った辛味噌を合わせた「コラーゲン辛味噌出汁」のおでん』と、更に加えて「洋風創作おでん」がという3つのカテゴリーあった。
この日は最初に「生ビール」を飲んだことと、「赤おでん」はそんなには辛くはないであろうという予測が相まって「赤おでん」の中から「染み大根」と「厚揚げ」、それに「自家製餃子」をいただくことにしたのであった。

先ず最初に供された「染み大根」と「厚揚げ」はピリりとした味で、おでんにしてはたいそうインパクトのあるある味わいであった。
が、これはこれでビールに合い、熱燗に合い、そしてハイボールにも合う好い味であった。

が、「生ビール」の後にいただいた白ワインには合わなかったのであった。
それは、私の舌の味覚受容能力はワインの個性を感じるには辛味味噌の味によって90%ほどマスキングされてしまったからである。

1img_5716 自家製餃子

更に、遅れて供された「自家製餃子」も美味であった。
が、ワインには合わんかったのである。

1img_5709 おでんにおすすめのワインのリスト

なお、この日いただいたワインは「Romio, Pinot Grigio」と「Fortan de France, Merlot, Terroir Kittral」であった。
どちらも典型的なテーブルワインであり、単独で味わうにはCP的にも良いワインであった。

1img_5717 Romio, Pinot Grigio

まず、「 Romio, Pinot Grigio」であるが、 Friuli-Venezia Giuliaという地域にある「Romio」という名称のワイナリーで醸造された「Pinot Grigio」種のワインであると推察するところである。
「Pinot Grigio」種のワインといえば、アメリカに居た際にイタリア料理店を訪ねると最初のボトルはこの「Pinot Grigio」種のものをオーダーしたものであった。
また、M社ではポリエチレンやポリプロピレンの合成に使う触媒の開発において、その初期段階(1970年頃)ではイタリアのMo社から技術ライセンスを受けていたこともあり、Mo社のあるミラノを訪ねられた多くの先輩が同地で「「Pinot Grigio」種のワインを飲まれたということである。
したがって、M社で触媒に関係ある仕事をされた方々にとっては「Pinot Grigio」は同じワインを飲んだ仲(同じ釜の飯を食った仲と同じ感覚)という類のワインであった。

1img_5718 Fortan de France, Merlot, Terroir Kittral

また、「Fortan de France, Merlot, Terroir Kittral」に関しては、Coteaux du Languedocという地域にあるSkalliという生産者のワインであり、「Fortan de France」というのがその標準ブランドだそうである。
また、創業家のRobert Skalli氏はテーブルワインではあるがスタイリッシュなものを造り出した革新的生産者ということである。(出典:HUGH JOHNSON'S MODERN ENCYCLOPEDIA OF WINE)

1img_5720 洋風創作おでん(豚ばら自家製トマトソース)

さて、漸く「赤おでん」を食べきったので、辛さからは距離をおいていると思えた「洋風創作おでん」の中から「豚ばら自家製トマトソース」をいただくことにした。
そして、これが大正解であって赤ワインとマッチした好い味わいの一品であった。
次回の訪問では、最初から「洋風創作おでん」とワインで始めようと思う処である。

   

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2019年9月25日 (水)

東京駅/ 赤坂Tops (栗&ショコラのワッフル)、ジェイアール東海パッセンジャーズ(ホットコーヒー)

1img_5679 

10日程前のことであるが、東京駅の地下街「東京一番街」にある「崎陽軒 シウマイ BAR]で昼食を摂った後、大丸の地下にある「Tops」の前を通った。
するとショウケースの中にワッフルが清楚な姿で並べられているのが目に入った。
そこで躊躇することなく「栗&ショコラのワッフル」をいただくことにしたのであった。
実は、「Tops」の直前に「塩瀬」に上生菓子を見に行ったのであったが過去にいただいたものが並んでいた。
そこで、他所に新幹線の中でいただくスウィーツを探すことにしたところ、この出会いとなったのであった。

係のお嬢さんに「栗&ショコラのワッフル」を1個所望すると、笑顔で非常に丁寧な対応をしていただいた上に保冷材を添え、更には紙袋の上に手提げのバッグにまで入れてくださったのであった。
たった1個のワッフルを購入しただけであるのに有難いことであった。
思うに、「Tops」の方針が顧客満足度を優先課題とされているのが如実に表れた接客であり、また係のお嬢さんの丁寧な性格が反映された接客であった。
なお、次回からは事前に手提げのバッグは遠慮させていただく旨を伝えようと思うところである。

1img_5687 富士山

さて、新幹線に乗り、三島を過ぎて暫らくすると、富士山が雲の向こうに見え隠れしているタイミングで車内販売のワゴンが現れた。

1img_5692 ホットコーヒーのフルセット

ワゴンを押す車内販売のお嬢さんは若いのに接客に長けた人で、声をかけるまでもなく私のちょっとした左手の動きだけで立ち止まってくれた。
そして、無駄の無い、かといって杓子定規ではない上質の接客でホットコーヒーを供してくださったのであった。

1img_5696 栗&ショコラのワッフル、ホットコーヒー、右は保冷材

並べられた「ホットコーヒー」の前に「Tops」の「栗&ショコラのワッフル」を並べた。
そして、雲に隠れた富士山が気になりつつも、「ホットコーヒー」を啜り、「栗&ショコラのワッフル」をいただいたのであった。
大阪行きの落着かない時間の中でのホンの一時のリラックスタイムであった。

   

2019年9月24日 (火)

東京駅/ 崎陽軒 シウマイ BAR (シウマイ食べ比べ膳、ランチビール)

1img_5676 崎陽軒 シウマイ BAR

10日程前の日曜日から堺の生家を訪れていた。
東京には昨日戻ってきたが、今回の堺で過ごした時間は些か長く、戻って来た体にはそれ相応の疲れが溜まっていた。
とはいえ、出掛ける時はまだ元気はあり、いつものように新幹線に乗る前に東京駅の周辺で昼食を摂ったのであった。

東京駅の改札口を出て向かったのは前回入店が叶わなかった「崎陽軒 シウマイ BAR」であった。

この日は日曜日であったが店の前に行列はできておらず、入口で来意を告げると店内左奥の壁に向かって設えられた4人掛けの席の最も奥の席に案内された。


着席して「やはりここでは焼売だねえ!」などと思いながら「LUNCH TIME SPECIAL PRICE ALL ¥980」と書かれたメニュに目を遣ると「シウマイ食べ比べ膳」というのがトップに掲げられており、躊躇することなくこれをいただくことにした。
また、メニュにはランチビールというのも記載されていたので、これも併せていただくことにした。

1img_5662 ランチビール

注文を終えて暫し、まずは「ランチビール」が供された。
「ランチビール」は価格が抑えられたぶん量も抑え気味ではあった。
が、これから大阪方面に向かう私にとっては丁度良い量であった。

1img_5667 シウマイ食べ比べ膳

「ランチビール」は量が量だけに半分ほどをホンの数秒で胃の腑に納めてしまったので、シウマイが供されるまでペースを落として飲んでいると残り3分の1ほどになった頃合いで「シウマイ食べ比べ膳」が供された。

メニュを見ると、「シウマイ食べ比べ膳」のシウマイは、「昔ながらのシウマイ」、「特製シウマイ」、「えびシウマイ」、「かにシウマイ」、そして「黒豚シウマイ」の5種類のシウマイで構成されているのであった。

また「シウマイ食べ比べ膳」には、おつまみとして「シウマイ弁当の筍煮」と「山クラゲ」が並べられていて、加えて「中華スープ」(ワカメのスープであった)と「白飯」で全体が構成されていいた。

1img_5668 中央のシウマイのグリーンピースが脱落しているのはご愛嬌

先ずは中央のシウマイを取り出し、辛子醤油を少し付けてから口に運んだ。
そして咀嚼を始めると、最初にあのシウマイの歯応えが上顎と下顎に伝わり、次いであのシウマイの香が立ち上がった。
更に香とほぼ同時にあのシウマイの味が広がったのであった。

1img_5670 山クラゲ、シウマイ弁当の筍煮

シウマイは全部で5個供されていて、残りは4個のみである。
このままシウマイばかりを食べ進むとご飯のおかずが無くなるので、ビールの残りを「山クラゲ」と「シウマイ弁当の筍煮」を肴にして飲みきった。
それでも「山クラゲ」と「シウマイ弁当の筍煮」は残っていたので、ご飯はシウマイ4個と「山クラゲ」と「シウマイ弁当の筍煮」とで食べたのであったが、若干ご飯が余り気味であった。
というか、シウマイの量に物足りなさを感じたのであった。
次回崎陽軒のシウマイを食べたくなった時は、大丸の食品売り場にある崎陽軒でシウマイ弁当かチャーハン弁当を買って新幹線に乗ることにしようと思った次第であった。

   

2019年9月22日 (日)

赤星元阪神タイガース選手の車椅子

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母が入院している病院に元阪神タイガースの赤星選手が寄贈された車椅子がありました。

こういう社会貢献はしっかりした志のある人にしかできないことです。

頭が下がる思いでいます。

 

2019年9月21日 (土)

立川/ SAN’s BAR (Gentleman Jack Straight up)

1img_5629 SAN’s BAR

先日、TI氏と立川で会って、訪ねた4軒目の佳店が「SAN’s BAR」であった。
ビルの3階へエレベータで上がり、エレベータのドアが開くとそこは「SAN’s BAR」のエントランスであった。

ドアを開けて歩を進めると、ご主人と若い女性バーテンダーさんが柔和で落着いた仕草で迎え入れてくださった。
幸い空いていたカウンター席に着き、暖かいおしぼりで手を拭った。
そして、飲み物のリストを見るとGentleman Jack」が掲載されていたので、これをいただくことにした。
また、TI氏はビール好きなことから銘柄は忘れたがビールを注文された。

1img_5628 Gentleman Jack

「Gentleman Jack」は、私がアメリカに居た時にリリースされた銘柄で、NashvilleからI24を南下しLynchburgにある醸造所まで見に行ったことを記憶している。
アメリカではポピュラーな銘柄であったが、日本では「Gentleman Jack」を置いている店は少ない。
久しぶりに(数年ぶりに)いただいたが、懐かしい味わいであった。

   

2019年9月20日 (金)

立川/ AL BAR UNO (ジントニック、ドライフィグ)

1img_5625 AL BAR UNO

先日、TI氏と「BAR i.o」でクラフトビールをいただいた後、当初予定していた店での食事は取り止めにして、これまた予定していた「SAN’s BAR」にむかったのであった。

が、途中で目に入ったのが「AL BAR UNO」であった。
一旦は前を通り過ぎたものの何となく惹かれる店の構えであったことから踵を返し、即入店となったのであった。

1img_5620 ジントニック

店内はカウンターバーの設えで、総席数は8(?)だったように記憶している。
既に先客が奥の席に居られたことから、若いバーテンダーさんは私達に入口に近い席に案内してくれた。

席に着いてメニュを見て、TI氏はウォッカをオンザロックで、私はスカッとしたかったのでジントニックをいただくことにした。

1img_5622 Dry Fig

大きなグラスに入ったジントニックを飲みながら干し葡萄はないかいなァとメニュを見ていると、チーズと干しイチジク(メニュに干しの文字があったかどうかは記憶するところではない)の盛合せがあった。
そこで、バーテンダーさんにお願いして干しイチジクだけをいただくことにした。

干しイチジクは噛むほどに味が広がり、私は干し葡萄と同様に好きな食べ物である。
干しイチジクがあったのであるから、ジントニックではなくてバーボンをいただいておけば良かったが、それは次の機会に譲ることにして、40分程まったりしてから店を後にしたのであった。

1img_5623 TI氏はウォッカオンザロック

   

2019年9月19日 (木)

立川/ BAR i.o (クラフトビール)

1img_5619 BAR i.o

先日、TI氏と立川にある佳店の一つである「餃子のニューヨーク」で、軽く飲むつもりが餃子を大量に食してしまった。
これでは次に予定した店に行くには厳しい物があるので、散歩がてらラーメンスクウェアで時間を潰したのであった。
が、30分そこらの時間で消化が劇的に進むものではなく、見切り発車的に次の店に向かったのであった。

暫らく歩いて目的の店があると思しき辺りに至ったが、その店を発見するまでに至らなかった。
こういう時に限って雨が降ってきたりするもので、途中見付けていた「BAR i.o」に入ることにした。

ところが、これが何と大正解で、「BAR i.o」は店の設えといい、ご主人のプロフェッショナリズムといい、クラフトビールやテキーラの品揃えといい、ハイクラスのバーであった。

私達が入店した時は先客は居られず、ご主人からご高説を拝聴する機会に恵まれたのであった。

そして、最初に50種類以上のラインアップを誇られるといいテキーラをいただこうかと考えていたら、TI氏の所望されたクラフトビールにも興味が惹かれ、結局私もクラフトビールをいただくことにしたのであった。

いただいた銘柄は正しく記憶するところではなく、長野県の醸造所で作られたAFJ(だったような)という銘柄のビールであった。
このビールたるやホップの苦みが顕著に感じられ、食後にいただくビールとして秀逸なる味わいであった。

この日は僅かな時間しか過ごせなかったので、夕方の4時から営業をされているとのことであるから、能動的に機会を作って再訪を期するところである。

 

なお、店名のi.oはオーナーであるご主人の名前のイニシャルである。

 

   

2019年9月18日 (水)

立川/ 餃子のニューヨーク (焼餃子、水餃子、揚げ餃子、

1img_5617 餃子のニューヨーク 

先日、TI氏が仕事で立川に宿泊すると連絡があり、氏の最終日に立川で一献飲ろうということになった。
この日は、氏の仕事が早めに終わるということでJR立川駅にある4本足の赤いモニュメントの下で午後4時に待ち合わせた。
ところで、午後4時という時間は飲むということを主体に考えると佳店を見付けるのは容易いことではない。
そこで、立川のガイド本を紐解くと、なんと予ねてより興味を持っていた「餃子のニューヨーク 」が昼夜通し営業であることが分かったのであった。
そこで、TI氏と会ったその足で早速「餃子のニューヨーク 」に向かい、入店とあいなったのは午後4時15分頃のことであった。

1img_5596 先ずは生ビール

開け放たれた引戸を横目に店内に歩を進めると、先客は20歳を過ぎて間もないと思えるカワユイ系の女性二人が二人掛けのテーブルで料理を突いておられる以外に先客は皆無であった。
フロア係のお兄ちゃんに二人で来た旨を告げると、二人掛けのシャビーなテーブルに案内されたので、これよりはカウンター席の方が好かろうということになり、カウンター席に着座したのであった。

そして、餃子を食べるのであるからということで、先ずは生ビールを注文した。
TI氏と軽くジョッキを重ねて乾杯し、早速餃子の注文に移った。

1img_5598 餃子のメニュ

メニュを見ると流石は餃子の専門店として立川で名を馳せる店である。
餃子だけで15種類のラインアップを誇っている。
その中に、「まずはコレから」と記された「焼餃子」をいただくことにした。
更にメニュを見ると最小オーダー単位が3個となっていた。
これではシェアできん!ということで、「焼餃子」の3個を2オーダーしたのであった。

カウンターの向こう側にある厨房ではお兄さんが皮に餡を詰め始めるのが見えた。
すなわち、当店では注文を受けてから餃子を作り始めるということで、当たり前といえば当たり前ではあるが、お兄さんの真摯な姿を目の当たりにすると何だか良い餃子をいただけるという期待感が膨らむのであった。

1img_5599 お通し(マーボー豆腐)

さて、餃子が出来上がるまでの間の繋ぎとして「お通し」が供されていた。
それは「マーボー豆腐」で、入口の幟に昼食時は食べ放題と書いてあるマーボー豆腐が供されたものであった。
味付けは万人受けするようにマイルドに仕上げてあったので、ラー油を加えるとヨロシイ味になったのであった。

1img_5601 焼餃子

そして、マーボー豆腐と生ビールでTI氏と談笑していると、「焼餃子」が供された。
供された餃子を見ると、一目瞭然でわかるのであるが餃子が一皿に4個あったのである。

すなわち、合計8個である。
それも、かなり大きな餃子が、である。
「焼餃子」を持ってきてくれたフロアのお兄さんに問うと、にこやかに「サービスです!」と返された。
このお兄さん、厨房には「焼き、2つ」と(言っていたように思う)伝えていたし、メニュには3個と書いてあるし、こちらも3個を2つと伝えているので、当然餃子は3個で供されるものと思っていたから、ある意味嬉しいサービスであった。
が、後から追加注文することも考えていたので、これならワンオーダーでも良かったと思ったのであったが、そうはいっても美味な餃子であったので不満は皆無であった。

1img_5602 餃子のたれ、ラー油

なお、餃子には当店特製(と思う)の「餃子のたれ」とラー油を付けていただいた。
このタレは、餃子の王将のタレよりも少し甘味があって、好きな味のタレであった。

1img_5604 オリジナルハイボール:ドラゴンボール(紹興酒+ソーダ+干し梅)

さて、生ビールを飲み干し、次に注文したのがオリジナルハイボールの中からTI氏は「ドラゴンボール」であった。
これは紹興酒+ソーダ+干し梅とメニュに記されているのであるが、TI氏によるとそのような味だそうであった。

1img_5605 オリジナルハイボール:ニューヨークハイボール(梅干の酸っぱいエキスを注入!からだにも心にも刺激的な一杯です。とメニュに記されている)

また、私の注文したのもオリジナルハイボールの中から当店の名前を冠した「ニューヨークハイボール」であった。
これは供された時は低層部に梅干を潰したものっぽいのが溜まっていて、上層部は普通のハイボールであった。
が低層部の梅干をよ~く掻き混ぜると上の方に上がってきて、所謂梅割り的な味となるのであった。

1img_5608 手羽先餃子

また、ハイボールの注文時にオーダーしていた「手羽先餃子」はハイボールに遅れること数分にして到着した。
手羽先の中に入っている餡は当店の餃子に共通するものであるが、上手い具合にカラリと揚げられた手羽の皮と良い相性であった。
なお、ヴァットのコーナー部分に辛子が添えてあったので、最初は辛子を付けて食したが、私には餃子のタレの方が好ましい味わいであった。

1img_5611 揚餃子

次いで、注文した餃子は「揚餃子」と「水餃子」であった。
この注文をする時点で私達はかなり満腹に近い状態にあったのであったが、基本の餃子3点は食べておきたいという意識も働き、これらをオーダーすることにしたのであった。

この時点で、私達はもうサービスの餃子は付いてこないものと思い込んでいたので、TI氏と私のどちらかが揚餃子か水餃子を2個食するつもりであった。
そして、それは私達の胃袋にとってほぼ限界の量である。
ところが、私達は甘かった!のである。
供された「揚餃子」も「水餃子」も4個づつとなっていて、期せずしてサービスの餃子が1個付いていたのであった。

1img_5615 水餃子

結局はTI氏と私でそれぞれを2個づつ美味しく食べきったのであったが、胃袋はほぼ限界容量に達していたのであった。
当店の餃子は1個の大きさが通常サイズの1.5倍以上はあるので、総計9個というのは65歳を過ぎたおっちゃん達には結構重いのであった。

なお、支払いの時にお姉さんに餃子のサービスは何時までかを尋ねたら、なんと一日中行っているとのことであった。
早く言ってよォ~、である。

   

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2019年9月17日 (火)

三鷹/ 布袋家 (鴨汁せいろ)

1img_5579 布袋家

過日のことであるが、「武蔵野市観光まっぷ」を見て訪ねた武蔵境の「ささい」でいただいた武蔵野うどんが秀逸であったので、この観光まっぷは信用できそうであると思い、今度は同観光まっぷに武蔵野うどんの店として紹介されていた三鷹にある「布袋家」を訪ねた。
「布袋家」を訪ねるにあたって「ささい」が大層な佳店であったことから「布袋家」も同じく佳い店であろうと思い、久しぶりにYH氏に声をかけたところ、三鷹に参上するとの返事をいただいた。

そこで、YH氏と三鷹駅で待ち合わせて「布袋家」の引戸を空けたのは開店早々のことであった。

1img_5570 豊富な品揃え

店内奥のテーブルに着き、武蔵野うどんを探すと、こちらの会話を聞いておられた女将さんから、今は武蔵野うどんはやっていない、ということを告げられたのであった。
私もYH氏も一瞬目が点になったのであったがすぐに立ち直り、数多ある蕎麦の中からYH氏は「けんちんせいろそば」を、私は「鴨汁せいろ」をいただくことにしたのであった。

そして、供された蕎麦は目にも麗しい更科系の上質の蕎麦であった。

1img_5574けんちんせいろそば

また、YH氏によると「けんちんせいろそば」は具たくさんのつけ汁が用意されていて具材から出た旨味が複層的に感じられ、大層美味であったとのことである。
また、味に鋭い氏が述べられるところでは、牛蒡のあの固有の味が如実に感じられたそうである。

1img_5575 鴨汁せいろ

一方、鴨汁せいろはその名の通り鴨の旨味がつけ汁に広がっているものであり、ネギの旨味と相まって鴨好きには味わい深いものであった。
が、極僅かに鴨肉からでたヘモグロビン系の渋みが感じられた。
これを鴨汁として味わい深いアクセントとして愛でるか、はたまた雑味として残念に思うか、いずれにしても個人々々の好みの問題であって、食べた人が反応すれば良いだけのことである。

1img_5577 蕎麦湯は濃くて美味

   

2019年9月16日 (月)

小金井/ Pattiserie MARGUERITE (MOMO、アイスティー)

1dscn4940 Pattiserie MARGUERITE

先日、散歩に出た際に「Pattiserie MARGUERITE」に立ち寄った。
今回が2回目のことであり、注文の手順は前回マスターした通りに店内でいただく旨を告げてケーキのショウケースの前に立った。
幾種類もあるケーキの中からシブーストにするか桃を使ったMOMOにするか、些か迷った結果「MOMO」を選択した。
また、飲み物は上がった体温を鎮めるために「アイスティー」をいただくことにした。

1dscn4933 MOMO、アイスティー

北大通りが大きな窓の向こう側に見えるカウンター席の奥の方に座り、暫らくすると「MOMO」と「アイスティー」が若いパティシエさんによって運ばれてきた。

1dscn4932 MOMO

先ずは「アイスティー」を2口飲んでから、「MOMO」のモモの一切れにフォークを差した。
すると、モモは存外に繊維が強く、フォークではカットできなかったのでそのまま一切れ全部を口に運んだのであった。
一切れのモモは一口サイズとしては若干大きいのであったが、その大きさのためであろうかモモの旨味が遍く広く口腔内に広がったのであった。
落頬の瞬間であった。

1dscn4937

   

2019年9月15日 (日)

武蔵境/ コーヒーロースト (武蔵野ブレンド、ホットコーヒー普通)

1img_5539 コーヒーロースト

先日、武蔵境駅の近所まで散歩がてら武蔵野うどんを食しに出掛けた。
その際に、折角武蔵境に来たのであるから「コーヒーロースト」に立ち寄って、買い置きが少なくなってきた「武蔵野ブレンド」を購うことにしたのであった。

1img_5535 ホットコーヒー(普通)

コーヒー豆は何時もは武蔵小金井駅の北側にある「コーヒーロースト」(どちらが本店かは知らないでいる)で購入するのであったが、偶には店を変えてみるのも良いではないか(エエデハナイカ)と思って立ち寄ったのである。
両店の相違は、ロースターが電気式(武蔵小金井店)とガス式(武蔵境店)と思っているが、供されるコーヒーもその品揃えに若干の相違があったのであった。
即ち、武蔵小金井店では選択肢がホットかアイスであるのに対して武蔵境店ではホットかアイスに加えて『軽い』、『普通』、あるいは『苦い』(私にはこのように聞こえた)のかを選べるのであった。

豆の注文を終えてどのコーヒーにするのかを問われた時は『苦い』のにしようと思ったが、なぜか『普通』でお願いしていた。

なお、両店でローストの方式や供されるコーヒーに若干の相違はあったが、特筆すべきはどちらの店も共通してスタッフの方々の接客が極めて丁寧でアットホームであるということである。

追伸
スプーンは武蔵小金井店はウェッジウッドであったが、武蔵境店のは確認できなかった。

   

2019年9月14日 (土)

武蔵境/ 蕎麦処 ささい (武蔵野地粉うどん)

1img_5527 蕎麦処 ささい、屋号は増田屋

先日、「武蔵野市観光まっぷ」を見ていると、武蔵野うどんのお薦め店が数軒掲載されているのが目に留まった。
それらの中から武蔵境駅に最も近い店である「蕎麦処 ささい」を訪ねることにして、散歩にでかけた。

そして昼食時を過ぎた頃合いに店の前に至り、引戸を開けると店内はほぼ満席の状況であった。
が、フロアの女性が店内中央の大きなテーブルの空いている席に案内してくださり、待つことなく着席できたのは幸運であった。
というのは、当店は凄い人気店のようで、私が着席してから直ぐにスイングロードという店の前の大通りに行列ができているのが大きな窓の向こうに見えていて、これがず~っと途切れなかったからである。

1img_5520 武蔵野地粉うどん

さて、着席してお品書を見ると、当店は店名の通り蕎麦専門店であって多数の蕎麦が記されていたが、目指す武蔵野うどんは直ぐには見つからなかった。
そこで、改めてお品書を最初から順番に見て行くと最後の方にそこだけブルーの文字で「武蔵野地粉うどん」と「ピリ辛地粉うどん」という武蔵野うどんの2種類が掲載されていたのであった。
目指す武蔵野うどんを見付けたという安堵感を抱きつつ躊躇することなく「武蔵野地粉うどん」を注文したのであった。
なお、お品書にも記されているようにうどんは15分ほど時間を要する旨伝えられたが、待つことには何ら抵抗感はなく、莞爾と頬笑んで待つ旨を応えたのであった。

そして、15分も待つことなく供されたのは何とも見目麗しき武蔵野地粉うどんと茹でた野菜、それに豚肉が見え隠れするつけ汁であった。

1img_5519 武蔵野地粉うどん

先ずは、武蔵野地粉うどんの1本を取り上げて、つけ汁には通さずに啜り上げた。
最初に滑らかな口当たりで口腔内に入って来た武蔵野地粉うどんは、咀嚼すると強めの腰が奥歯を通じて感じられた。
次いで、ほのかな小麦粉系の甘味が広がったが、僅かではあるが分子量の高いデンプンから感じられる舌触りが甘味を強めるアクセントとして感じられた。

1img_5520001 つけ汁(豚肉入り)

つけ汁には豚のバラ肉であろうか脂部分と赤味部分が1:3程度の分布をしていて、ここから滲み出た脂分と肉汁によってつけ汁にコク味が付与されていた。
実に美味なるつけ汁であったが、翻ってみると当店は蕎麦の名店であり、そのおつゆには相当な工夫がなされているようで、これがこのつけ汁にも活かされているものと推察した次第であった。

1img_5522 茹で野菜(玉葱、人参、椎茸、キャベツ、水菜、エノキダケ、モヤシ(下に隠れている)

また、茹で野菜には玉葱、人参、椎茸、キャベツ、水菜、エノキダケ、モヤシが選ばれていて、そのいずれもが野菜それぞれの硬さや繊維による食感、そして固有の味わいを活かすべく独立して茹でられたと判断するのが妥当な味わいと口当たりであり、当店の丁寧な調理がみてとれた。
この茹で野菜を適宜武蔵野地粉うどんとともにいただくと、うどんの腰のある歯応えと野菜に固有の食感がマッチしていて、味わいも秀逸な上に口当たりもバラエティに富むという一般のうどんでは味わえない旨味と咀嚼感が楽しめるのであった。

1img_5525 醤油、七味、爪楊枝

なお、テーブルには七味(だったと思う)が置かれていて、後半は七味を適量加えるとこれまた結構な味わいとなったのであった。

1img_5524 蕎麦湯

最後に、蕎麦湯が供されたが、私としては武蔵野うどんの店で蕎麦湯(あるいは割スープ)を供されたのは初めての経験であった。
これは当店が蕎麦の専門店であるが故のことであろう。
つけ汁に蕎麦湯を注ぎ、そこに少し残しておいた刻み葱を入れていただいたが、若干濃いめではあったが良い味わいのスープであった。

1img_5530_20190913154701 14時頃でも行列が絶えない

   

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2019年9月13日 (金)

新宿/ SWEETS PARADISE (すき焼ケーキ、うな重ケーキ、ミニかつ丼ケーキ、ミニ天津飯ケーキ、他)

1img_5486 SWEETS PARADISE

JR新宿駅の西口から地下鉄丸ノ内線に向かう途中に「SWEETS PARADISE」というケーキショップがある。
この店の前を通ると、オーソドックスなケーキも並べられているがそれ以上に一際強い光彩を放っているケーキ群に目が奪われる。

それらのケーキに目を遣ると、いつものように食事系の品を模したケーキが並べられていて、その本物に近い姿に思わず頬がニヤリとしてしまうのである。
先日も秀逸な容姿をしたケーキが並べられていた。

1img_5488 すき焼ケーキ(生肉の光沢が生々しい)

1img_5494 うな重のうなぎは宮川本廛風か

1img_5487 冷し中華

1img_5489 餃子は2種類

1img_5490 カツ丼も天津飯もミニながらもラインアップ

1img_5492 マルちゃんとコラボ?

   

2019年9月12日 (木)

新宿/ 追分だん古゛本舗 西口メトロ店 (だんご二本盛り:白あん、よもぎ)

1img_5501 追分だん古゛本舗 西口メトロ店

先日久しぶりにYA氏と新宿で会った。
そして、帰り道に「追分だん古゛本舗 西口メトロ店」に立ち寄り、一服の休憩を取ったのであった。

注文したのは、YA氏は「かき氷 和栗」で、私は「だんご二本盛り」で「白あん」と「よもぎ」であった。

1img_5497 かき氷 和栗

この日はまだまだ夏の暑さが残っていて、YA氏がかき氷を選択されたのは時宜をえたものであった。
実は私もかき氷に食指が動いたのであったが冷たい物を多量に食べるとポンポンが痛くなりそうであったので涙を飲んでスルーしたのであった。
そもかわりといってはなんではあるが、いつものように「だんご二本盛り」にしたのは無難な選択であったと自負するところである。(実のところはそんなに大袈裟なことではないが・・・。)

1img_5495 お品書(本店とは違って6種類のみ)

1img_5498 だんご二本盛り(白あん、よもぎ)

1img_5500 同上

   

2019年9月11日 (水)

新宿/ 王ろじ (とんかつセット)

1img_5469 王ろじの暖簾(店名の左右には「ん」と「か」、更に外側には「と」と「つ」)

先日、旅行のガイドブックを求めて新宿の紀伊国屋を訪ねた。
折角新宿に出かけるのであるからYA氏に連絡をとると出てこられるということになり、昼食を共にした。
最初は紀伊国屋ビルの地下に並ぶ店の一つで昼食をなどと考えていたが、ふと思い出してトンカツの名店である「王ろじ」を提案させていただくと即答でOKをいただいた。

「王ろじ」は紀伊国屋からはほんの1分程度の処にあり、即刻向かったのであった。
そして、店の前に至るといつもは列をなす人達がおられるのにそれもなく、ラッキーと思いつつ店の引戸を開けると店内は満席で、女将さんから外で待つようお達しがあったのであった。

1img_5475 ビールは中瓶

待つこと暫し。
迎え入れられて案内されたのは奥のテーブルであり、着席してお茶が供されると同時にビールをお願いしたのであった。
当店の場合、ビールといえば麒麟の中瓶である。
グラスに注いだビールの半分ほどを二口で飲みこみ、プハ~とはしなかったがホッと一息ついたのであった。

1img_5474 王ろじ漬

ビールを飲み始めて直ぐに「王ろじ漬」と名付けられた「大根の浅漬け」が供され、これをビールの摘まみにした。

1img_5478 とんかつ、とん汁、ライス

ビールを飲みつつ「王ろじ漬」を摘まみつつ談笑していると「とんかつセット」が目の前に並べられた。
テーブル上のお品書を見ると、「とんかつセット」はとんかつ、ライス、とん汁、汪ろじ漬の4品で構成されている。

1img_5482 とんかつ(薄切り肉を巻いて棒状にしたものを揚げてある)、千切りキャベツ、キュウリのスライス、マヨネーズ

先ずは昔懐かしいステンレスのプレートに辛子を取り、次いで豚カツに当店のとんかつソースをかけてから均等な幅にカットされたとんかつの一切れを口に運んだ。
当店のとんかつは薄切りのフィレ肉を巻いたミルフィーユ状のものが揚げられていて、その口当たりはソフトであるが同時にとんかつのしっかりした歯応えも気―プされていた。
また、肉の旨味と当店のとんかつソースのコク味も好い感じで、美味しくいただいた。

1img_5480 とん汁

「とん汁」は具たくさんで、ベーコンの旨味も秀逸であったが、一方で味噌が濃くてややもするとドロリとした口当たりは些か塩辛さが強いというものであった。
とはいえ、これが当店のとん汁というものの味わいなのであろう・・・。

1img_5484 自家製とんかつソース、辛子

   

2019年9月10日 (火)

西荻窪/ 風神亭 (シャシュリーク、他)

1img_5468 風神亭

先日のこととであるがM社の先輩であるNT氏から電話があった。
そもそもこの電話であるが、NT氏がスマホの操作を間違って登録リストに並ぶ私の番号を押されたことが発端であり、これをきっかけにお互いにとってアクセスしやすい西荻窪で一献飲ろうということになったのであった。

JR西荻窪駅で17時に待ち合わせて向かったのはNT氏が贔屓にされている店であった。
NT氏とともに店の前に至ると、そこは以前(2012年8月)に私一人で入店したことのある店で、当時は「ささら亭」という名前の店であった。

1img_5449 生ビール、お通し(冷奴の上にシラスと高菜?)

店内に歩を進めるとNT氏の予約宜しくカウンターの奥に案内され、奥から3番目と4番目の席に落着いたのであった。
この日も結構暑い日で、席に着くのとほぼ同時にNT氏と阿吽の呼吸で「生ビール」をオーダーしたのであった。
そして、NT氏とは6~7年ぶりの再会で、お互いの無事を祝って乾杯したのであった。

1img_5466 お薦め料理

まずはお通しで生ビールを飲みつつ料理の選択をNT氏にお任せした。
氏が選択されたのは当店のお薦め料理の中から「シャシュリーク」と「灼熱のサモサ」であった。

1img_5451 灼熱のサモサ

料理にかかる時間の関係から、最初に供されたのは「灼熱のサモサ」であった。
これはカレー風味がバシッと効いた一品で、辛子は付けなくてもスパイシーさが心地よい味わいであった。
また、春巻の皮のようなものが揚げられていて、サクリとした口当たりの後に挽肉の入ったカレー餡の柔和な食感が続き、硬軟が両立した料理であった。

1img_5453 シャシュリークは目の前でカットされる

「灼熱のサモサ」の後、暫らくして「シャシュリーク」が出来上がった。
平田牧場の三元豚が使われているのは7年前と同じであったが、あの時と同じように厚めの肉を程良く焼きあげるのにはそれ相応の時間がかかるというものであろう。
先ずは焼きあげたままの串に刺した状態でお客に開陳し、それを目の前で一口大にカットしてくれるのであった。

1img_5455 カットされたシャシュリーク

なおシャシュリークというのはロシア、ウクライナ、中央アジアの料理で、肉を串に刺して調理されるもののことだそうである。
ということは、トルコ料理ではシシカバブということになるのであろう。
肉の旨味が程良い塩加減によって引き立てられていて、ワインにも、ビールにも、清酒にも「合う!」料理であった。

1img_5456 アルメニアワイン

生ビールを飲み終えたところで次の一杯をということになった。
そこで店内を見渡すと黒板に「希少 アルメニアワイン」と記されていて、これをいただくことにした。
供されたアルメニアワインは小さなグラスに入れられていて、これで800円は高いなァと思ったが、先日飲んだグルジアのワインと同じような味わいであったことからこれは本物のようであり、これはこれで珍しいワインをいただいたと思えば価格も納得のいくものであった。

1img_5459 干し葡萄入り

次いでNT氏が選ばれたのが「カボチャのサラダ」(だったと思う)であった。
中には干し葡萄が散りばめられていて、カボチャのくどさのない甘味と干し葡萄の果肉の濃い甘味のバランスが好い感じであった。
ここまでの料理を振り返ると、素材や調理方法は中央アジアを連想するものであったが、料理人さんあるいはオーナーさんがあちら方面の出身であられるのであろうか・・・。

1img_5462 元祖ゆきとら

また、NT氏がこれを食べてみなせえと仰って注文されたのが「元祖ゆきとら」という料理で、大根おろしの上に貝割れ菜と刻み海苔が載せられているようにみえた。
が、底にはサイコロ状の炙った餅が置かれていて、混ぜ合わせていただくと予想しない好い味わいであった。

1img_5464 熱燗は菊正宗

なお、アルメニアワインの後は熱燗を二合いただいたのであったが、晩夏の空気の中でいただく熱燗は得も言えぬ美味さであった。

さらに、余談であるが、アルバイトのお嬢さんが清楚な美人であり、かつ性格の明るい人であった。
学生さんかと尋ねると東京外大に通っていらっしゃるということであった。
そういえば2012年8月の時はすぐ近所にある東京女子大の学生さんがアルバイトであった、ということを思い出したのであった。

なお、店を出てから「ビストロさて」に向かったが、この日は定休日であった。
次回のNT氏との会食は「ビストロさて」に伺うことにしようと思った次第であった。

   

2019年9月 9日 (月)

神田神保町/ SANKOUEN CHINA CAFE & DINING (餃子セット、三種利き酒)

1img_5402 SANKOUEN CHINA CAFE & DINING

ほぼ1年前に神田ミズノでウォーキングシューズを購ったが、これが大層履き心地が良い。
今では外出時はこれを履いて出掛けることが殆どで、サラリーマン時代に愛用していた革靴の出番は皆無に近い。
そのミズノからビジネスシューズ系のウォーキングシューズを紹介するダイレクトメールが届いたので、新たに一足購入するべくミズノを訪ねたのであった。
しかしながら、私の足の幅にフィットする品揃えがなく、失意のもとミズノを後にしたのであった。

その後、岩波新書を購うべく岩波書店を探し歩いたのであったが岩波書店を見付けることができず、三省堂に立ち寄ってみると目指す本があったので購入した。

さて、その後であるが、時間が12時半を過ぎていたので何処か昼食に良さそうな店を訪ねるべく歩いていると、店頭のボードに担担麺とか酸辡湯麺とかジャージャー麺とか書かれていて何やらソソラレル雰囲気を醸し出している店があった。
店名を見ると「SANKOUEN CHINA CAFE & DINING」となっていて、カジュアル系中華料理店のようであったので躊躇することなく店内に歩をすすめていたのであった。

1img_5385 SUPER DRY EXTRA COLD

入店した12時半過ぎの店内は先客でほぼ満席状態となっており、案内されたのはカウンター席の最も左の椅子であった。
そこはフロアの担当者が出入りする席で、レストランでいえばトイレの導線にあるテーブルかこういう席が一番ランクの低い席であった。
が、不快感が不思議と無かったのは従業員さん達の立ち居振る舞いが穏やかだったからであろうと推察するところであり、またマネージャーの男性が店内に目を行き届かせておられたことも大きいようであった。

さて、最初はジャージャー麺でもいただこうかと思いつつ席に着いたのであったが、菜譚を見ていると「SANKOUENの定番 餃子セット」が第1ページに載っていた。
そこには「餃子6個の写真」に「ブラックニッカのハイボール」と「SUPER DRY EXTRA COKD」の写真があり、餃子とどちらかの飲み物を組み合わせるようになっていた。
そして、この日もたいそう蒸し暑い日であったので、先ずはビールという訳ではないが「SUPER DRY EXTRA COLD」をいただくことにしたのであった。

注文をして暫し、目の前に置かれた「SUPER DRY EXTRA COLD」は程好い冷たさと心地よい口当たりと喉越しで胃の腑に納まっていったがそれはビール自体の美味さに加えて店の雰囲気の良さもあったことが要因であろうと思料するところである。

1img_5391 餃子(菜譚の写真と相違して4個)

「餃子」は「SUPER DRY EXTRA COLD」をほぼ飲みきるタイミングで供された。
餃子は1個のサイズがかなり大きいもので、餃子の王将のものに比較して優に1.5倍はあろうかというサイズで、通常の餃子であれば4個で6個に相当するであろう量であった。
ただし、なかなかヨロシイ餃子ではあったが、1点述べさせてもらえれば皮の閉じ方が甘く、最初の一口で皮が開いて中の具が出てくることがイカンかったのであった。

1img_5389 紹興酒は10種類

さて、餃子はタップリあるしビールは飲み干してしまったので、再び菜譚に目を通すと黄酒・紹興酒のページに10種類の紹興酒が紹介されていた。
そして「選べる利き酒セット」にするとこれら10種類の中から3種類をいただけるということであった。

1img_5396 黄中皇、女児紅、神記

そこで、私が選んだのは「黄中皇」、「女児紅」、「神記」の3銘柄で、全て10年物であった。
それぞれを味わってみると確かに香や味わいに違いは感じられたが、その違いをどのように表現すれば良いのかは残念ながら今の私には分からない。
ただ「黄中皇」に関しては他の2銘柄よりも酸度が高くて軽い収斂性が感じられたことと、3種類とも液体としての粘度が高めで舌や上顎への纏わり感が心地よいものであった。

1img_5401 三省堂で購入した岩波新書

   

2019年9月 8日 (日)

大阪(新世界)/ Coffee New World (モーニングサービス)

1img_5351 Coffee New World

「香豆里珈琲館」を出て、直ぐ前の横断歩道を渡り小さな地下道を抜けるとそこは「ジャンジャン町」の商店街であった。
個々にはミックスジュース発祥の店である「千成屋珈琲」があるが、時間が午前7時ころで未だ営業は始まっていなかった。
さらに歩いていくと、「Coffee New World」と言う名の店が空いていた。
一旦は通り過ぎたものの「Coffee New World」とはまさに「新世界」ではないかいなと思い、直ぐに踵を返してエントランスドアをあけていたのであった。

1img_5347 

ドアを開けて店内に2歩足を踏み入れると、男性二人が開店早々の店内を整えておられた。
若い方の男性に営業されていることを確かめた後、店内一番奥のテーブルに着かせていただいたのであった。
そして、モーニングサービスをお願いしたのであったが、店の前を通り過ぎて直ぐに踵を返して入店したものであるから、モーニングサービスがあるのかどうかを確認しておらず、かつテーブルのメニュも見ないで注文したのであった。
が、朝早くから営業されている喫茶店であり、モーニングサービスは何ら不自然な空気も生まれずに注文できたのであった。

1img_5344 モーニングサービス

注文を終えて待つこと暫し、店内の調度を眺めたりして時間を過ごしていると、ホットコーヒーとトーストにゆで玉子が同時に供されたのあった。
当店では、コーヒースプーンの上に角砂糖が2個載せてあったが、これは非常にオーソドックスかつクラシックなもので、今では多くの喫茶店では目にすることのできない人々の暮らしなどを研究する文化人類学における文化人類学的遺産の一つではなかろうかと思料したのであった。

なお、既に訪ねた喫茶店と同じく当店のカップとソーサーも高級磁器が使われているようであったが、店の人が余りにも近かったことから裏底をひっくり返してメーカーを確認することは憚られたので物的確証はないが、当店も佳い磁器を使われているようであった。

1img_5349 店頭の看板

なお、後日店頭の写真を確認すると、モーニングサービスと書かれた看板があった。
ボ~~~っと歩いていてはイカンというものである。

1img_5356 ジャンジャン町(通天閣側入口)

   

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2019年9月 7日 (土)

大阪(新世界)/ 香豆里珈琲館 (モーニングセット)

1img_5337 香豆里珈琲館

新世界での2回目の朝もモーニングサービスを求めて2軒の喫茶店を訪ねた。
1軒目は宿泊していたホテルから徒歩で僅かに1分の場所にある「香豆里珈琲館」であった。
店名は漢字では「香豆里珈琲館」と記されるが、アルファベットでは「CAUSERIE」と記されていた。
手元のMerriam Webster's Collegiate Dictionaryを開くとcauserieに関してan informal conversationと記されている。
すなわち、肩ひじ張らない会話、ということになるが同義語ということではchatがその一つであり、雑談とかお喋りということを表している。
店名の由来としては最初に「CAUSERIE」があって、それにコーヒー間に相応しい「香豆里」という文字群があてがわれたのであろうと推察するところであるが、「CAUSERIE」という言葉をベースにされていることに創業者の教養が彷彿とさせられるのであった。

1img_5322 メニュ

さて、エントランスドアを開けて店内に歩を進めると、マダムが明るい声で迎え入れてくださった。
既に2人の先客が程良い間隔でカウンター席に居られたので敢えて場を乱すことは避けて、シャンデリアのほぼ下にあるテーブル席に着かせていただいた。

そして、メニュを見てホットコーヒーとトースト、ゆで玉子の組合せをお願いした。
なお、飲み物が350円で、そこにトーストを組み合わせると+10円、更にゆで玉子を組み合わせると+20円、と価格がアップしていくのであったが、フルセットで380円と近隣の喫茶店のモーニングサービスと同価格になるのであった。(トータルで4軒の喫茶店でモーニングサービスをいただいたが、全ての店で価格は380円であった。)

1img_5325 ホットコーヒー

注文を終えて直ぐに「ホットコーヒー」が供された。
先ずはカップを持ち上げて一啜りすると、苦味と淡い酸味がバランスしたコーヒーで、早朝の覚醒半ばの脳味噌が活性化するのを誘起してくれるのであった。
また、カップの口当たりの良さを感じたので、コーヒーを飲み終わってからソーサーの裏底を見ると、PLUSCERAM BONECHINA NARUMIと記されていた。

1img_5327 ゆで玉子、トースト

更にコーヒーを啜っていると、「ゆで玉子」と「トースト」がトレイに載せて供された。
そして、先ずはトースト一口大に千切って口に移し、ハグムハグムと咀嚼しながら茹で卵の殻を剥いたのであった。

1img_5329 モーニングセット

ゆで玉子とトーストを食べ終えて、最後のコーヒーを飲み終えた頃合いで、元気の良いおっちゃん達が入店されてきたので、支払いを済ませた。
ドアを開ける際に、マダムから「ええ(良い)日を。行ってらっしゃい。」と優しい声をかけていただき、店を出たのであった。
時に午前6時50分ころのことであった。

1img_5324 良い歳の移ろいが偲ばれる砂糖入れ

1img_5332 シャンデリア

   

2019年9月 6日 (金)

小金井/ 田舎うどん かもkyu (冷したぬきうどん w/牛しぐれ煮)

1img_5443 田舎うどん かもkyu

先日、私が事ある毎にお世話になっている病院の眼科で加齢による白内障とドライアイを宣告された。
が、そのようなことに対して気分的に滅入ってしまってはいけないので、ここは気分を盛り上げるべく武蔵野うどんの名店「田舎うどん かもkyu」で昼食を摂ることにした。

この日は病院に入ったのが11時前と遅かったのに加えて、ありがたいことに丁寧なドクターの診察を受けることができたことから「かもkyu」に入店したのは13時半を少し過ぎたタイミングであった。
引戸を開けて店内に歩を進めると人気店よろしく店内はほぼ満席状態となっていて、始めてカウンター席に案内されたのあった。
カウンター席は今までは多少敬遠してきたのであったが、実際に座ってみると厨房が一望のもとに見渡せ、その臨場感はなかなかのものであった。

1img_5438 冷したぬきうどん、牛しぐれ煮

さてカウンター席に着いて、お品書に目を通した。
が、その前に決めていたのは「牛しぐれ煮」をこの日の必須アイテムとしていただくということであり、この「牛しぐれ煮」と相性の良さそうなうどんを選ぶべくお品書に目を通したのであった。
そして、選択したのは「冷したぬきうどん」であった。

注文に際しては麺の種類を細麺にするかあるいは太麺にするかとの問いかけが何時ものようになされた。
そこで、この際にと思い、改めて細麺と太麺の違いについて尋ねると、細麺は喉越しの良さに、一方太麺はその腰の良さに、それぞれ特徴があるとの答えが返ってきた。

そこで、一瞬ではあるが沈思熟考するふりをしたのち、細麺でお願いしたのであった。

1img_5439 麺は細麺、玉子、蒲鉾、胡瓜、揚げ玉、はすねぎ、若布

注文を終えて暫し、供された「冷したぬきうどん」には細麺の上に玉子、蒲鉾、胡瓜、揚げ玉、はすねぎ、若布が盛り付けられていた。
先ずはおつゆをズビリお啜ると、お出汁の良い味わいが舌の軸線を対象軸にして口腔の両サイドに向かって広がったのであった。
次いで、細麺を啜ると、これまた滑らかな喉越しの一品であった。
更に具材を程良くかき混ぜた上で細麺とともに咀嚼すると、具材の歯応えと麺の歯応えが相互に呼応して得も言えぬ調和を醸成したのであった。
また、具材から滲み出た旨味と麺の旨味が混ざり合い、ここにお出汁が絡むことで、冷したぬきに固有の味わいが現れたのであった。

1img_5440 牛しぐれ煮

なお、「牛しぐれ煮」は、最初にそれだけを味わった。
次いで、一気に冷したぬきうどんの中央部分に投入し、麺とあわせていただいたが、牛肉の佃煮系の味わいが加わることによって、冷したぬきうどんの味わいに深みが増したのであった。

1img_5441 深い鉢

   

2019年9月 5日 (木)

目の老化 (点眼薬)

1img_5445 点眼薬

ここ2ヶ月程の間、目が乾いていたのかあるいは汗が目に入るのか、目がショボショボする状態が継続していた。
そして、先日から天気が秋の気配に変化しつつあって汗はかかないようになったのであるが、相変わらず目のショボショボは治らない状態であったので、これは目に何らかの不具合があるのであろうと推察し、何時もお世話になっている病院の眼科を訪ねたのであった。

病院では予約のない外来患者であったことと、ドクターの丁寧な診察のため3回程診察室と待合室を往復したことから存外に時間がかかってしまったが、その甲斐あって以下の診断結果を得たのであった。

 ・加齢によるドライアイ(年齢相応)
 ・加齢による白内障(年齢相応)

ただし、網膜の写真映像からは色合いに淡い濃淡があるということで精密検査の提案があった。
とはいっても、ドクターからは急ぐこともないので随分先の日程を提示されたのであったが、まずこの際であるから精密検査をお願いし、今後の私のスケジュールを考えると早い方が良さそうであったので来週に精密検査をしていただくことで了承を得たのであった。

また、ドライアイの対策として点眼薬を処方していただいた。
点眼薬には何種類かあって、症状によって効果の程度が異なるとのことある。
ドクターからは先ずは標準的な点眼薬で様子をみて、適正な点眼薬を探索するということであった。

なお、担当していただいたドクターは症状を非常に緻密に分析していただき、説明も素人である私に理解できるよう丁寧な説明をしていただいた。
このドクターには心から感謝している。

   

2019年9月 4日 (水)

小金井/ 炭火焼鳥 ツン (焼鳥、マカロニサラダ、鶏メンチカツ、鶏雑水、生ビール、清酒)

1img_5419 炭火焼鳥 ツン

先日HO氏に誘われて小金井公園の「劇団 どくんご」の公演「誓いはスカーレットΘシータ」を観に行った。
公演の会場は18時30分、開演は17時ということであったので、17時に武蔵小金井駅で待ち合わせて夕食を摂ることにした。
HO氏は定刻に1分前の16時59分着の電車で到着され、駅の北側にある飲食店エリアに向かった。
実のところHO氏に紹介したい佳店は何軒かあったのであるが17時過ぎという時間帯では営業を始めている店は無く、未だ詳しくはない北側の飲食店エリアに向かったというのが正直なところである。

そして、未だ明るい中を飲食店エリアを2回巡り、営業をされていた「炭火焼鳥 ツン」に入ったのであった。
この店は、過日のことであるがTI氏と見付けてはいたが入店しなかった店で、今回が初めての入店とあいなったのであった。

1img_5405 プレミアモルツ生

店内に歩を進めると、直ぐに長いカウンター席があって、その向こう側で焼鳥などの調理が行われていた。
私達が入店した時は先客が2人カウンター席の居られたので私達もカウンター席に案内されるのかと思ったが、店内奥の4人掛けのテーブル席があてがわれたのであった。
この方が私達には広い空間ができたし、カバンを隣の椅子に置くことができたので、むしろ快適なことであった。
案内してくれたフロア担当のお兄さんに感謝である。

着席すると同時にHO氏と阿吽の呼吸で生ビールを注文した。
先ずは生ビールで喉を潤し、焼鳥をお品書に書かれた順番に注文したら鶏皮などがないということで、欠番を除いて5種類をタレでいただくことにした。

1img_5407 マカロニサラダ

また、サラダから何かをということで私の好む「マカロニサラダ」をいただくことにした。
焼鳥が焼き上がるまでの間、最初に供されたのが「マカロニサラダ」で、マヨネーズの絡み具合好い感じの一品であった。

1img_5408 ねぎま(タレ)

次いで「ねぎま」から順次焼鳥が供されたが、どれも肉質が好くて鶏肉各部位に固有の旨味が口腔内に広がったのであった。

1img_5409 砂肝(塩、店から塩が良いとの推奨あり)

1img_5411 ジャスミンハイ

なお、生ビールは逸早く飲み干してしまったので、2杯目にHO氏は「ジャスミンハイ」を選ばれた。

1img_5410 麓井(山形 純米酒)

一方、私は本音では熱燗にしたかったのであったが場の流れで山形県の純米酒「麓井」を冷やでいただくことにした。
この「麓井」はサラリとしていて、私にとっては非常に飲みやすく美味な味わいの清酒であった。

1img_5412 もも(タレ)、ぼんじり(塩、塩は店の推奨)

1img_5414 つくね(タレ)

1img_5416 鶏メンチカツ

注文した5種類の焼鳥をいただいたところで、「鶏メンチカツ」を注文した。
メンチカツとはいえベースは鶏肉であって、動物性脂のコッテリ感は無く、むしろあっさりしたメンチカツであった。

1img_5417 鶏雑水

最後に「鶏雑水」をいただいたが、雑水にしては濃厚な鶏ガラスープのコッテリした味わいが美味であった。

   

2019年9月 3日 (火)

小金井/ 劇団 どくんご (公演第三十三番 誓いはスカーレットΘ)

1img_5433

一昨日の日曜日はHO氏に誘われて「劇団 どくんご」の公演を観に行った。
私は残念ながら劇場で演じられる劇というものは数えるほどしか観たことがなく、またその殆どがミュージカルかオペラ、あるいは寄席のコント、というもので、「劇団 どくんご」の様なカテゴリーに入る演劇は経験したことがないというのが実情である。
したがって、今回述べることは演劇に関しての素人が個人の感想を述べるというもので、とんちんかんちんなことを書いとるでェというものである。

1img_5424犬小屋テント

さて、この日の「劇団 どくんご」の公演が行われた場所は小金井公園の奥深い処で、武蔵小金井駅前から乗ったバスを降りても直ぐには辿りつけないほど深い場所にあった。
HO氏と大体の目安を付けた方に歩いていくと、小さく仄かに灯りが見えた。
ポツンとみえる灯りに向かってショートカットで草叢を掻き分けて行くと、「犬小屋」と称されるテントが見えてきた。

1img_5425 受付

漸くテントの入口に辿り着くと予約をされていないと思しき人達が並んで居られた。
私達はHO氏が予約をしていてくれたので受付で代金を払って、観客席となっている階段状の座席に登っていった。
そして既に9割以上の人で埋め尽くされた階段状の座席の上段から3段目であったであろうかステージに向かって左側の空いている処に落着いたのであった。

1img_5429

19時開演で楽器の演奏とそれに続く語りで始まったのであったが、演劇に関して殆ど知見の無い私には何とも表現できないシュールな気分で満たされたのであった。
公演が始まって暫らくは前衛的な演劇のように思えていた。
が、中程以降では「詩の朗読劇」のようにも思えてきたのであった。
それは役者さん達の語りがそのように思えたからである。
しかしながら、実際は私の印象とは異なるものなのであろうと推察するが、それがどういうふうにジャンル分けされるのかは浅学にして知るところではない。

ただ、劇中で語られた言葉を思い出すと「詩の朗読劇」であるという印象を拭いされないでいる。
例えば「地球に接線を引こう!」というセリフがあったが、これなどウルトラにロマンに満ちた表現であり、かつ詩的であった。
台本を創出された人には天文物理学の素養が備わっているようで、天文学的視線で書かれたセリフがふんだんに出てきたのは興味あるところである。
他に例を挙げれば「名前に濁音が2つ以上ある星も輝いている!」のもそうであり、濁音が2つ以上という斬新な発想が加わって天文学という理論の世界の事象が天文学から遊離して感性に満ちた詩として成立しているように思えたのであった。

なお余談ではあるが、「地球に接線を引く」というのは状況を2次元的に捉えることによって出てくる表現である。
これだけでも観客の視野は遠く地球を俯瞰するようになっていたと思料する。
が、もし「地球に接平面を当てよう!」という表現があったなら3次元的に捉えたより雄大な空間の中に地球をイメージできるようになるが、台本の作家さんはそこまでは求めては居られないようであった。
将来公演を観に行った際にはどのようにセリフが変化しているか興味あるところである。

1img_5432 フィナーレ

こうしていろいろ考えたりセリフを楽しんだりして20時40分に公演が終わるまで全く退屈することなく観劇を終えたのであった。

1img_5434 公演を終わった犬小屋テント

   

2019年9月 2日 (月)

大阪(新世界)/ 喫茶・軽食 いづみ (モーニングサービス)

1img_5282 喫茶・軽食 いづみ 

「喫茶 通天閣」に続いて訪ねたのは、地下鉄恵比寿町駅にほど近い「喫茶・軽食 いづみ」であった。
位置的には、「喫茶・軽食 いづみ」と「喫茶 通天閣」とは通天閣本通のそれぞれの端にあるという関係である。

1img_5277 メニュ

黄色い屋根を目にしながらエントランスドアを開けると、背筋をシャキと伸ばされたマスターと私よりは一回りほど年齢が上のように思えるが矍鑠とされたマダムが爽やかに迎え入れてくださった。
しかしながら、店内の目に入るテーブルは既に先客で満席状態となっていた。
そこで、店内の奥側にある一段高くなったフロアに並ぶテーブルの一つに着かせていただいた。
レザーの椅子に座り、テーブル上のメニュを見ると、モーニングサービスとして5種類のパン料理を選択することができるのであった。

ところで、心理学の世界では、選択肢が多くなるほど人は迷う程度が大きくなり、ついには何も選択しなくなる、という説がある。

この朝の私は予想しなかった5種類という選択肢の多さに迷いが生じたものの選択をあきらめるということはなく、さはさりながらも大いに逡巡したあげく「ハムトースト」をいただくことにしたのであった。
因みに、「ハムトースト」を選択したのは、モーニングサービスの基本はトーストにあると思っているが先ほどの「喫茶 通天閣」でトーストをいただいていたことからトースト系でありながらタマゴが使われていないものにしようと考えたこと、が主たる要因である。

1img_5272 モーニングサービス:ハムトースト

注文を終えて暫し、ホットコーヒーとハムトーストが同時に供された。
先ずはコーヒーを一啜りすると、苦味のバランスがとれた味わいで何故かバルセロナのホテルで朝食に飲んだコーヒーを思い出したのであった。

1img_5273 ハムトースト

次いで初対面のハムトーストに目を遣ると、マヨネーズがハムの外辺に対して斜め方向に搾りだされていた。
その太さは存外に繊細で、まるで万葉仮名のごとく艶やかにハムの上に並んでいたのであった。
手前のブロックを持ち上げ一噛みを咀嚼した。
ハムから滲み出る塩味を伴なった動物性の旨味がマヨネーズの収斂味と混ざり合い、そこにトーストの焼かれた小麦粉の旨味が相乗して、予想以上の味わいの良さであった。
なお、述べるまでもないが、使われているハムは高級ハムとは異なるものであったが、かえってそのことが味わいに深みを出していたように思えたのであった。

1img_5275_20190902162501

なお、コーヒーであるがそのカップは先ほどの「喫茶 通天閣」と同じように口当たりが心地よく、興味を抑えきれずにカップの底を覗いたのであった。
するとそこには「Noritake」に関する文字が記されていたのであった。
銀座の名の通った店でもなかなか目にすることのないカップ&ソーサーが使われていたのはちょっとした驚きであり嬉しさであった。
新世界の店を甘く見てはイカンのである。

1img_5279 店内(部分)

   

2019年9月 1日 (日)

大阪(新世界)/ 喫茶 通天閣 (モーニングサービス)

1img_5265 喫茶 通天閣

先日、大阪に2泊3日で大阪に行った。
いつもなら生家に泊まるところであるが、今回は我が朋友のHO氏が最近常宿とされている新世界のホテルに宿泊した。

大阪2日目の朝はシャワーを浴びてから朝食を摂るべく新世界の街に出てみた。

1img_5252 夜とは違って人通りの少ない撮影スポット

先ずは新世界では有名な撮影スポットに行ってみると夜とは大違いで人通りは少なく、街は静かであった。
そこからは前日の夜に歩いた「通天閣本通」にでるべく通天閣の麓を目指してゆるりゆるりと歩いた。
と、途中で韓国からの旅行者と思える若いお兄ちゃんが自身のスマホを差し出して通天閣をバックにした写真を撮って欲しいと近寄ってきた。
そこでお兄ちゃんには程良い位置に立ってもらい、通天閣とお兄ちゃんがバッチリ写るようにして2枚撮影してあげた。
こういう些細なことで日本のイメージが上がるのであれば嬉しいことである。

1img_5270 通天閣本通

さて、通天閣の下を潜るとそこは通天閣本通の入口となっていて、その直ぐ傍に「喫茶 通天閣」が店を構えておられるのが目に入り、躊躇することなくエントランスのドアを開けたのであった。
通天閣の直ぐ傍に「喫茶 通天閣」とはなんとも愉快な感じである。

1img_5255 メニュ

店内に歩を進めるとスリムなマダムがにこやかに迎え入れてくださった。
朝早くからこの様に暖かく迎えられると一日が大層好い気分で始まり、一日が豊かになりそうであった。

先客はおっちゃんが3人居られ、お互いに気にならない間隔になる奥のテーブルに着かせていただいた。
暖かいタオルのおしぼりで手を拭い、テーブル上の「モーニングサービス」と書かれたメニュの中からホットコーヒーでモーニングサービスをお願いした。

1img_5256 ホットコーヒー

注文を終えて程なく、先ずはホットコーヒーが供された。
先ずはストレートで一啜りすると、濃いめのコーヒーからは鼻腔が爽やかになる香とともに朝の眠気を覚ますような心地よい渋みが口腔内に広がったのであった。

1img_5257

なお、この時は気にしておらずカップとソーサーのメーカーを調べなかったのであったが、その姿も唇の当たり具合も良く、何処か高名なメーカーのものと推察したのであった。

1img_5259 モーニングサービス:ホットコーヒー、茹で卵、厚切りトースト

コーヒーを啜っているとトーストと茹で卵の載せられたプレートがマダムによって丁寧に運ばれてきた。
トーストは厚切りで、その表面は程良く如何にもトーストという感じで焼かれていて、その上にバターが塗られていた。
先ずはトーストを裂いて口に運ぶと、バターの香りと味わいが広がった。
また、厚めのトーストの噛み応えが心地よいものであった。
次いで茹で卵の殻を剥き、チョチョイと塩を付けていただいた。
硬茹で手前の黄身は程良い粘りを湛えていて、これが喫茶店の茹で卵というものであった。

1img_5263 店内(部分)、左の女性がマダム

なお、店内は天井を始めとして落着いたデザインとなっていて、自然と気持ちが穏やかになっていった。
が、それ以上にマダムの丁寧な接客も穏やかな雰囲気に大きく寄与していることは間違いのないことであった。

1img_5267 冷コー、レスカとは懐かしい表現である

   

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