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2019年8月

2019年8月31日 (土)

東京駅/ 駅弁(たいめい軒 チキンライス弁当)

1img_5221たいめい軒 チキンライス弁当

先週は僅かに2泊3日ではあったが大阪の母を見舞に行った。
往路はいつものように新幹線の座席を確保しており、加えて時間の余裕を持って出掛けた。
というのは、東京駅で昼食を摂ってから母の元を訪ねるのが時間的に丁度良い加減になるからである。

東京駅で途中下車をして、先ず向かったのは崎陽軒であった。
この日は最初から崎陽軒に決めていて、改札口を出て真っ直ぐに東京駅の地下のグランスタにある崎陽軒に向かったのであった。

ところがである。
店の前には少なからぬ人達で行列ができていたのであった。
今まで何度も店の前を通り、その都度店内には余裕があって店のお姉さんからの呼び込みに抵抗していたが、この日に限って行列ができていたのあった。
仕方がないので他店を探し始めたが食指が動かず、結局は乗車する新幹線を早めて駅弁を購うことにしたのであった。
この間約15分で、存外に早いタイミングでスケジュールの微調整を行えたのであった。

1img_5224 たいめい軒 チキンライス弁当

さて、新幹線の改札を通り、「逸品のお弁当」という看板がかかった駅弁専門店の前に立った。
そして、30数種類もある(ように思った)弁当群の中から暫し吟味した後に選んだのは「たいめい軒 チキンライス弁当」であった。
合わせてお茶の冷たいのを購って、変更した新幹線の席に着いたのは発車3分前のことであった。

そして席に着いて発車とほぼ同時に袋から我が駅弁「たいめい軒 チキンライス弁当」を取り出し、有楽町駅を通過する頃まで暫しその箱を眺めた。
そして、新橋駅の手前付近で本体を取り出すと透明なプラスティックの蓋の向こうにチキンライス、タルタルソース、えびグラタン、コールスロー、ミニトマト、ピクルス、えびフライ、フライドポテト、ナポリタンスパゲティ、鶏唐揚げが整然と並べられていたのが目に飛び込んできたのであった。

1img_5228 (左側から)チキンライス、タルタルソース、えびグラタン、コールスロー、ミニトマト、ピクルス、えびフライ、フライドポテト、ナポリタンスパゲティ、鶏唐揚げ

先ずは「たいめい軒 チキンライス弁当」の主役であるチキンライスからいただいた。
その味は単にケチャップが絡められたものとは明らかに一線も二線も画するもので、ベースのお米はチキンストックで炊き上げられたお米よろしく一粒一粒の中にまでチキンベースの旨味が浸透しており、ここにトマトピューレが絡めてあって、佳い味わいのチキンライスであった。
また、忘れてはならないのは随所に散りばめられたグリーンピースで、この食感と葉緑素系の豆味はチキンライスをより上質の味わいに高めていたのであった。

後は鶏唐揚げやえびフライをメインにチキンライスと共に食べ進め、品川駅を出た頃にはその全てを胃の腑に納めきったのであった。

   

2019年8月30日 (金)

小金井/ スシロー イトーヨーカドー武蔵小金井店 (回転寿司)

1img_5125 スシロー イトーヨーカドー武蔵小金井店

孫達ともんじゃ焼を食べた2日後、今度は回転寿司の店「スシロー イトーヨーカドー武蔵小金井店」を訪ねた。
息子が予めネット予約をしており、ホンの少し待っただけで入店が叶ったのであった。
予約なしでいきなり行っていたら1時間待ちという状況であった。
また店の前は予約客が多かったせいか、並んで待つという人達はほとんで見かけなかったが、これからの時代はこういう通信システムを使いこなせないと老人は全くの置いてきぼりの憂き目をみることは必定である。
全くの余談ではあるが、今度大阪に行くにあたって宿泊するホテルをスマホで予約した。
存外に簡単であった。
とはいえ、まだまだ時代の趨勢には付いて行けてないのが実情である。

1img_5126 上カルビ

さて、孫達は存分に食したようで、「めでたし、めでたし!」であった。
一方、私が食したのは鮨(所謂魚の切り身が載った酢飯)を数個に、加えて「とろうに肉祭」というキャンペーンが行われている中から「上カルビ」と「濃厚うにまぜそば」であった。
「上カルビ」は鮨の多様化が進んでいるという査証の一つであるが、コンサヴァな私でも好きな味わいであった。

1img_5127_20190821154901 濃厚うにまぜそば

一方「濃厚うにまぜそば」はちょっと味が分からなかったかな、という感じであった。
ま、これで380円であるから、価格からすれば満足の一品であろう。

   

2019年8月29日 (木)

国分寺/ もんじゃ焼 お好み焼 め組 (もんじゃ、など)

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先日、モスクワに赴任している息子一家が一時帰国して、我が家にも1週間ほど滞在した。
その間、モスクワでは孫達が経験できないものを食したいということで、最初に彼らが選択したのは「もんじゃ焼」であった。
もんじゃ焼であれば、聖地「月島」を訪ねるというのが王道というものであるが、何せ暑いし、我が家からは月島まで1時間半は要するであろうことから、近隣の店に行くこととなった。
そこで、息子がネットで調べ、選択したのが国分寺の「め組」という店であった。

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「め組」といえば暴れん坊将軍というドラマでで将軍吉宗が旗本の三男坊徳田新之助として居候をしていた火消しの組である。

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店内に入ってみるとめ組の袢纏や纏いが置かれていた。

なお、この店は「千成ホテル」という場所の一画にあり、当店以外にも飲食店がならんでいる。
そういえば、早稲田実業が移転してきてからは、体育会の学生さん達が空腹を抱えて立ち寄るという店も何軒かあるようである。

1dscn4777 ベビースターもんじゃ

さて、当店で食したのは
・枝豆
・じゃがバター
・コーンバター
・ネギ塩ナンコツ焼
・豚キムチもんじゃ
・明太もちチーズもんじゃ
・なんじゃもんじゃ
・ベビースターもんじゃ
・ネギ塩焼そば(2人前)
であった。

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なお、私は生ビール(大)に続いて、ハイボール、赤ワインといただいた。

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孫達はここ10年ほどの間は大阪に住んでいたことから「もんじゃ焼」を食べるのは生まれて初めてのことであり、その食べ方に甚く喜んでいたようであった。
まずは「めでたしめでたし。」であった。

   

2019年8月28日 (水)

府中/ 宮之咩神社

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大國魂神社の参道を歩き進むと左手に沢山の柄杓が並ぶ「宮之咩神社」(みやのめじんじゃ、大國魂神社の摂社)が静かな空気の中に現れる。
この宮之咩神社には天鈿女命(あめのうづめのみこと)様がお祀りされていて、芸能の神様、安産の神様として崇敬されているということである。

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境内に目を遣ると本殿に近い側に絵馬、その隣に底のない柄杓が奉納されている。

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宮之咩神社の前にあるプレートを読むと『安産の祈願の折に願いを託した絵馬を奉納し、無事願いが叶うと御礼に底のぬけたひしゃくを納める風習が今でも行われている』と記されていた。
多くの人達の願いが叶えられたようで、沢山の柄杓が奉納されていた。

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2019年8月27日 (火)

小金井/ 野川 (花々)

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先日、野川の淵や遊歩道を漫ろ歩いた。
その際に見かけた花は幾種類かあったが、いずれに関してもその名前を失念してしまっているか、あるいは浅学にして知らないものばかりであった。
本文を記述するにあたって、それらの名前を事前に調べるべきであろうけれども、その気にならなかったのであった。

なお、今年の長雨の影響を受けずに済んだのであろうか、多くの栗の毬が子供の拳ほどの大きさに成長していた。

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2019年8月26日 (月)

武蔵境/ 上海楼刀削麺館 (豚スペアリブ刀削麺)

1dscn4890 上海楼刀削麺館

先日、野川に沿って二枚橋の辺りに出た。
その後、西武線の新小金井駅まで歩いて行ったが結構疲れていたので、僅かに一駅だけではあったが新小金井から電車で武蔵境まで移動した。

武蔵境に出たのは、久しぶりに「上海楼刀削麺館」を訪ねるためであった。

1dscn4884 刀でブロックから麺を沸騰する鍋に向けて削り出すところ(カメラのスピード設定が遅く、麺が広がって写ってしまった)

「上海楼刀削麺館」では正面左側の入口から店内に入った。
何故ならば、そこに券売機が鎮座しているからである。
特にどの刀削麺にしようなどと予め決めてはいなかったので、券売機のボタンを睨みながら30秒ほど逡巡してしまったが、結局選択したのは「豚スペアリブ刀削麺」であった。

手にした食券を握りしめ店内の右側のゾーンに進み、そこでおっちゃんに食券を手渡したのであった。
当店にはずっと同じおっちゃんが二人おらっしゃるが、日本語はもひとつのようで、黙って食券を受け取ってから寡黙なまま麺を削って鍋に飛ばし始められたのであった。

若干余談になるが、二人のおっちゃんは女性が大好きなようである。
嘘だと思ったら観察しに店を訪ねるとヨロシイ。
先日も私の後から中国語を話される若いお嬢さんが入店されたが、おっちゃんたちはそれはもうニコニコであったし、何時もは無口なのにお嬢さんに対しては実に饒舌となるのであった。
これは中国語で会話ができるからということが要因ではなさそうである。
というのは、この日のお客でおられた日本人女性にも愛想が良いのであった。

1dscn4886 豚スペアリブ刀削麺(豚スペアリブ、茹でキャベツたっぷり、モヤシ少々、胡麻パラリ)

さて、待つこと暫し、我が「豚スペアリブ刀削麺」ができあがり、おっちゃんの一人が黙って目の前に置いてくれた。
先ずはスープを一啜りした。
美味い!である。
が、この味の表現は浅学にしてそれを的確にすることはできないでいる。
次に豚スペアリブに噛みついたら、肉が骨からホロリと離れ、それを咀嚼すると柔和な歯応えに呼応してスペアリブの旨味が広がったのであった。

なお、野菜はほとんどが茹でキャベツであるが、私はこれが残念でならないのである。
何故キャベツなのか?
白菜ではイカンのであろうか?
モヤシを多く使っても良いのではなかろうか?
木耳も椎茸も筍も入れんでいいので、キャベツは何か他の野菜に置き換えられないのか?
あるいはキャベツ無しではいかがであろうか?
キャベツは全部置き換えなくても良いので、一工夫について一寸考えて欲しいと思うが・・・。

1dscn4887 同上(豚スペアリブがてんこ盛り)

なお、私は最初ラー油を少し絡めていただいたが、これはこれで美味であった。
ところが、である。
先述の中国語を話されるお嬢さんは「山椒」を入れておられたのであった。
それも、備え付けの小さな匙でチョチョイノチョイと入れられるのではなく、ドサッと入れられたのであった。
その量たるや目分量ではあるが大匙で2杯ほどはあった。

それを目にした私はやおら山椒の小壺から小匙に数杯を入れてみた。
すると、あら不思議!である。
これが大層美味なのであった。
少なくともラー油よりは好きな味になっていたのであった。
新発見であった。
次回からは「山椒」である。

1dscn4885 左から、ラー油、山椒、胡椒、爪楊枝

1dscn4889 山椒(実物はもっと緑色が濃い)

   

2019年8月25日 (日)

小金井/ お散歩宿りの店 珈琲 花居 (花居ブレンド)

1dscn4859 お散歩宿りの店 珈琲 花居

先日、野川の遊歩道を歩いていた際に留まったカフェがあった。
そのカフェの遊歩道に面した処にあるプレートには「お散歩宿りの店 珈琲 花居」と記されていた。

かなり前のことであったが、このカフェは野川の遊歩道を歩いていてその存在に気がついたのであったが、その時はお店は閉じられていて入店は叶わなかった。
しかし、先日はOPENと書かれたプレートが掲げられていたので、階段を昇りエントランスのドアを開けたのであった。

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すると奥からご主人が現れ、店内に導き入れてくださった。
私は一番奥の多窓が最も近い二人用のテーブルに着かせていただき、メニュを暫し眺めた後、店名を冠した「花居(カイ)ブレンド」をお願いした。

注文を受けてくださったご主人の様子は、落着いた所作でコーヒーを淹れ始められた。
メニュにも記されていたように丁寧に手順を踏んで淹れられたようで多少の時間は要したのであったが、それは徒に時間を遣ったということではなく、ご主人の理想とされるコーヒーを淹れられる手続きというものであったと思料している。
さらに、この待ち時間が実にゆるやかで、初めての店であるにも係わらず気持ちが次第に和んでいったのであった。

また、室内の調度を拝見すると海外で入手されたと思える品々が飾られており、ご主人の醸し出される雰囲気をも併せて考えると、ご主人は元々はお勤めをされておられ、かつそれ相応のポジションに就かれて居られた方であると思え、調度の品々は海外出張の際に買い求められたのではないかと推察したのであった。

1dscn4854 花居ブレンド w/チョコレート

穏やかな時間が経過して、漸く「花居ブレンド」が供された。
先ず最初に気付いたのはカップとソーサーがWEDGWOODではなかろうか、ということであった。
(飲み終わってからカップを確認するとWEDGWOODであった。)
実際にコーヒーを飲むに際してカップに口を着けると唇に触れるその感触は程良いタッチであった。

また、店名が冠せられた「花居ブレンド」は若干低めの温度にコントロールされて淹れられたようで、苦味や酸味はバランス良く抑制されたものとなっていた。
さらに、コーヒー豆から引き出された淡い甘味成分が感じられた。
それは、例えとしての表現は不適切かもしれないが敢えて記述すると、年代物のバーボン(例えばワイルドターキーの24年物)のようなトロリとした甘味の淡いアクセントが舌触りとして感じられたのであった。

なお、3分の2ほどを飲み終えたタイミングで添えられたチョコレート(明治のハイカカオグレード)を口に含んでみると、何故かは分からないが過去に経験したよりもマイルドに感じられた。
そういう状態の口腔内に「花居ブレンド」を啜り入れると「花居ブレンド」のバランスのとれた旨味が広がったように感じたのであった。

1dscn4856 窓外にはゴーヤの緑のカーテン

   

2019年8月24日 (土)

小金井/ 野川 (はけの森のモニュメント)

1dscn4847

先日、野川の淵と遊歩道を貫井新橋から二枚橋までゆるゆると歩いた。
これは実に久しぶりの散歩であり、これも季候が和らいできたおかげであった。
そして、ゆるゆると歩くと何度も歩いた道のりであるにも係わらず、意外と見落としていたものがあるのに気付いたのであった。

その一つが遊歩道に建てられたモニュメントであった。

1dscn4845 河口まで15kmを示す標

そのモニュメントは「河口まで15km」と印された標からほど近いところにあった。

1dscn4848

また、モニュメントには「はけの森」と書かれたプレートが埋め込まれていて、その中央部には長方形と円形の穴が穿たれていた。
それらの穴の下には「この穴からのぞいて見てください」と書かれていた。

そこで、私は些か興味を覚え、二つの穴を覗いて見たのであった。
「・・・。」

1dscn4849 長方形の穴からの眺め

1dscn4850 円形の穴からの眺め

   

2019年8月23日 (金)

堺(堺東)/ ゆず木 (水茄子、鱧の天ぷら、生ビール、熱燗)

1img_4326 ゆず木

堺東の街は数多の飲食店がひしめいているが、佳店となると少なく、弊ブログに記載するのを躊躇う店もままあるのである。
その一方で、料理のクオリティも接客もいずれも高い店も多々あるから、堺東に出向くのはいと楽し!である。
過日、ふと惹かれるものがあって訪ねたのは「ゆず木」という小体な割烹料理店であった。

1img_4320 生ビールとお通し(胡瓜と生姜の酢味噌和え、シラスと豆腐)

引戸を開けて店内に歩を進めると、先客はカウンターに二人のうら若き女性が居られるのみであった。
私は一人客なので元よりカウンター席に着くつもりで、女将さんに導かれるままにカウンター奥の席に着いたのであった。

この日は妙に蒸し暑い日であったので、何時もの私にはない「生ビール」からいただくことに決めたのであった。

生ビールを3分の1ほど一気に飲んでホッとすると、頭上の近い処にあるテレビでは阪神戦を放送していた。
私は親の代から阪神サイドに立つ者であるが、先代の監督によってボロボロにされた今年のティームには勝利を呼び込めるだけの実力が伴っておらず、試合展開からしてこの日も負けるであろうと予想していた。(現に負けた。)
一方、先客のご婦人方は親衛隊的なタイガースファンのご様子で、私の個人的な意見をおくびにも漏らさず、ご婦人方の熱き応援談をおとなしく聞いていたのであった。

1img_4323 水茄子

さて、生ビールを飲みつつ肴を選んでいると、テレビの横に並ぶ短冊の中に「水茄子」を見付けた。
そして、躊躇なくこれをいただくことにした。
というのは、関東エリアで水茄子というものはあまりポピュラではないようで、お目に架かることはなかったからである。
やはり、大阪は食材の選択範囲が広くて、実に結構なことである。

供された水茄子は蔕の方から綺麗に手で裂かれていて、その端に生姜醤油をチョンと付けていただいた。
思っていたよりはパサついた感じではあったが、水茄子であった。

1img_4324 鱧の天ぷら、熱燗(二合)

次に、鱧の天ぷらをいただくことにして、飲み物を熱燗に切り替えた。
やはり和食には清酒であり、天ぷらという油を使った料理には口腔内の油を酒精とその温度で拭い去る熱燗がベストマッチである。
そして、関西で食する鱧は美味である。
何故かは分からないが、関東のちゃんとした料亭で食するよりも関西の場末の店で食する鱧の方が格段に美味である。
ましてた、当店はしっかりと修行を積まれた店主殿が切り盛りされる店であり、佳い鱧の天ぷらであった。
ということで、さらに熱燗をもう一合いただいて、満ち足りた気分で店を後にしたのであった。

   

2019年8月22日 (木)

堺(堺東)/ 立呑み処 三好屋 (居酒屋)

1img_3099 三好屋

一昨日の夕方は急に涼しくなって今年初めて秋の気配を感じた。
そうはいっても部屋の中はエアコンを効かせていたが設定温度と室内の温度に差異がなかったようでエアコンが動いているという状況は断続的であった。
生活環境の温度が低下してくると極自然に熱燗を求める自分が居り、夕餉では早速熱燗を嗜むこととなった。

一方、外食の場合も余程暑い日か、あるいはエアコンの効いていない店に入った場合以外には、飲物はやはり熱燗である。

1img_2880 熱燗はグラスで供された

過日のことであったが、堺東のディープなゾーンを歩いていて立ち寄ったのは暖簾に「立呑み処 三好屋」と大書された店であった。
その暖簾を片手で掻き分けて店内に歩を進め、女将さんとお姉さんの小気味よい挨拶を受けつつカウンターの奥の席に座ったのであった。

この日は席に着くのももどかしく、臀部が椅子に接触するかしないかのタイミングでお姉さんに熱燗を所望していた。

注文を受けたお姉さんは慣れた手つきでグラスに熱燗を注ぎ入れ、お通しの枝豆と共にカウンターの一段高くなっているところに置いてくれた。

先ずは、熱燗の入ったグラスとそれを受ける枡をそっと目の前に移動し、次いで枝豆の小皿をその隣に置いた。
そして、口を少し尖らせて熱燗を啜り、おそ松くんのチビ太のようにポッと息を吐いたのであった。

1img_2885 壁の短冊

さて、熱燗に合う肴を選ぶべく壁に貼りめぐらされた短冊を眺めていると、好物の出汁巻きがあり、また大阪ならではの土手焼きも目に入ったので、この二品をいただくことにした。

1img_2884 出汁巻き玉子、土手焼き

先ずは「土手焼き」が供された。
注文した時は、土手焼きでよくあるように小鉢で供されるものと思っていたのであった。
が、さにあらず。
串に刺されたものが2本が平皿で供された。
姿は違えど味は変わらず、味噌味の効いた一品であった。

また、出汁巻き玉子は少し硬めの姿の良いもので、味はあっさり目に仕上げてあった。
これはこれで佳い塩梅であった。

1img_2886 〇〇と玉子

なお、入口の上の壁(日本家屋では鴨居の位置)にある黄色い紙7枚と白い紙1枚には「〇〇と玉子」と認められた料理が8種類書かれていた。

因みにその〇〇を列挙すると、A豆腐、B焼売、Cホウレン草、Dたこ焼、Eすじ肉、Fおでん1ツ、Gソーメン、H白菜豚肉となっている。

これらは当店のスぺシャリテのようで、必食の料理と推察するところであるが、この日は既に売り切れとのことでいただくことは叶わなかった。
再訪を期すところである。

1img_2887 閉店直前

なお、注文した料理を食べ終え、熱燗も飲み干して、この日の最後の一人として店を辞した時は、既にシャッターは半分閉じられていた。
そして、ぶつけたのであった。
引戸を閉めて振り向いた時に、我が額を半閉じのシャッターに!

   

2019年8月21日 (水)

八重洲/ Bubby’s Yaechika (Smoked Salmon Bagel w/coffee)

1img_3621 Bubby’s Yaechika


昔々、New Yorkで働いていた頃のことである。
何時の間にかPanAmビルがMetLifeビルに名前が変わたが、そのビルの中に在るテナントの一つにベイグルの専門店があり、朝食を摂りに時々立ち寄っていた。
また、日本に出張する前にはかなりの数のベイグルを買って、まだベイグルが流行ってはいなかった日本に持って行ったものであった。
残念ながらその店の名前は記憶するところではないが、その店のベイグルは昨今の日本で出会うベイグルとは異なっていて、実にズシリと重い上にしっかりとした噛み応えのあるものであった。
以前にNYに留学しておられたお医者さんと話をする機会があったが、この人もベイグルに関する印象は私と同様で、元来ベイグルとはそういうものなのであろうと考えている。

さて、今年も大阪に行くことが多いが、往路は時間が許せば東京駅界隈で昼食を摂ることにしている。
その方が大阪に着いてからの段取り的に都合が良いからである。

先日、大阪に向かった際には八重洲の地下街にある「Bubby’s Yaechika」に立ち寄った。

Bubby’s に入るのは汐留に居た時にSCCにある店に入って以来であるから、5年ほどはご無沙汰していたことになるのであろうか・・・。


案内されたテーブルに着いてメニュに一通り目を通した後、NYでもよく口にしたスモークトサーモンとクリームチーズのベイグルである「Smoked Salmon Bagel」を注文したのであった。

1img_3617 Coffee(ポットにはミルク)

注文を終えて暫らくするとBubby’sのロゴが入ったマグカップでコーヒーが供された。
最初はブラックで飲み、半分ほどになったところでミルクを継ぎ足した。
いつもならコーヒーはブラックで通すのであるが、この日はアメリカ時代にしていたようにミルク(あちらではクリームと言うておった)を入れていただいた。
何故アメリカ時代にコーヒーにミルクを入れていたかというと、コーヒーを飲む頻度が今よりも数倍あって、ある意味胃を守るという迷信じみた考えでミルクを入れていたのであった。

さて、注文をしてから10分程経過したタイミングであったが、コーヒーを飲んでいると「Smoked Salmon Bagel」が運んでこられた。

1img_3619 Smoked Salmon Bagel

先ずは横方向にカットされたベイグルを円の中心線に沿って縦方向にカットして半月状態にし、下のベイグルの横方向のカット面にクリームチーズを塗り広げた。
そこにスモークトサーモンを載せ、さらにレタスを載せてから上のベイグルで挟み、徐にかぶりついたのであった。
久しぶりに味わうベイグルとスモークトサーモンおよびクリームチーズの組合せはなかなか結構なものであった。

なお、当店の「Smoked Salmon Bagel」は NYで食していたものとは若干趣は異なっていたが、それは日本で適正なコストをベースに相当数の顧客を獲得するためには仕方が無いことなのであろうと思料するところである。
また、当店のベイグルはライトでソフトなものであり、これはこれで食べ易いものであるが、NYでいただいたものとは若干の相違があるものであった。
アメリカベースの当店ですらこうであるから、現在の日本で米国の重量感があってしっかりした歯応えのあるベイグルを食することは至難の技なのであろうか・・・。

   

2019年8月20日 (火)

群馬/ 赤城山麓 雅味麺匠 久路保山荘 (懐石うどん、点心うどん、一会田舎そば)

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関東地方に住むようになって通算で30年を越えた。
この間において「関東はそば、関西はうどん」という概念を受け入れてきたのであったが、さはさりながら武蔵野エリアには武蔵野うどんがあり、また群馬県、埼玉県のエリアにもその土地に根差したうどんの銘品があることにをここ20年ほどの間に知ることとなり、機会がある毎にそれらを味わう幸運に恵まれてきた。

こうした中、昨日の「かもkyu」でいただいた武蔵野うどんは秀逸であった。
また、過日娘の実家から贈っていただいた群馬は赤城山麓のうどんも秀逸で、それは程良い腰と滑らかな喉越しを兼ね備えた上質のうどんであり、高品質の小麦粉から得られる旨味、すなわちデンプンの分子が程良いサイズのクラスターを形成したことによって舌に散在する味蕾への化学反応がバランスされたものとなっているのであった。

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また、懐石うどんに添えられている「くるみ風味胡麻めんつゆ」は群馬県のうどんに共通するつけ汁の一つであって、群馬のうどんを味わう上で欠かせないアイテムの一つである。
この「くるみ風味胡麻めんつゆ」に潜らせたうどんはインパクトに富んだ味わいとなって口腔内に広がるのであった。

   

2019年8月19日 (月)

小金井/ 田舎うどん かもkyu (すだちうどん、ごぼう天 大、ハートランドビール小瓶)

1img_5199 田舎うどん かもkyu

今日は先月に続き経過観察であった案件で桜町病院に行った。
ドクターは経験豊富な上に柔軟な頭脳の人で、私の過去1ヵ月の状況を告げると即断で休薬の処置を決められた。
私の過去の経験をベースにすると近所の開業医の先生達では薬の処方は継続されているものと推察するところである。
これは私の個人的な見解であるが、薬は必要が無ければ摂取することは控えるべきであり、今回のドクターの判定には甚く感謝するものである。

さて、桜町病院ではドクターの救急対応のために予約の時間よりも約45分遅れて診察を受けたが、そのことにより病院を出たのは11時半を過ぎた頃合いであった。
ということで、昼食を摂るべく向かったのは武蔵野うどんの名店の一つに数えられる「かもkyu」であった。

1img_5191 ハートランドビール小瓶、柿の種

今日は暑さが少し和らいだとはいうものの桜町病院から「かもkyu」までの道のりは10分強とはいえ歩くには高温多湿と思える状況であった。
額や首筋に滴る汗をハンドタオルで拭いつつ店の引戸を開け、お姉さんに導かれるままに席に着いたのであった。
そして、お品書の最後のページにある涼メニューの筆頭に掲げられている「すだちうどん」を「ごぼう天 大」とお願いすると、お姉さんからは先ず麺を太麺にするか細麺にするかについて尋ねられた。
これに関して、お姉さんにお薦めを訊くと「すだちうどん」には『細麺が合います。』とのことであったので、、お薦めの細麺をお願いしたのであった。
次いで、うどんの量について尋ねられたので2秒ほど考えた上で中サイズをお願いしたのであった。
なお、サイズについては現在の私の胃袋のキャパシティでは小サイズ(どうもこれが当店の標準サイズのように思えた)が丁度良かったようであった。

更に、お品書に記されていたビールの小瓶をお願いするとハートランドの小瓶が柿の種と共に供された。
先ずは、グラスにハートランドを注ぎ入れ、一気に飲み干したのであったが、それは体の渇きが主たる要因であったようである。
それにしても、僅かな距離とはいえ高温多湿の中を歩いた後のビールは実に美味であった。

1img_5192 ごぼう天 大

柿の種を肴にビールを飲んでいると、揚げたての「ごぼう天」が供された。
先ずは小皿に塩を振り入れ、その塩をごぼう天の先に付けていただいた。
が、これが揚げたてのアツアツで、実に好い味わいであった。
また、ごぼう自体は若干薄めに切られていて、揚げ上がった状態では表面はクリスピーに仕上がっていて、ビールのお摘みとしては絶妙なものとなっていた。

1img_5196 すだちうどん(細麺)中

「ごぼう天」の半分ほどでビールを飲みきったタイミングを見計らったように「すだちうどん」が供された。
以前、TI氏と当店で清酒を昼飲みした時も、飲み終わるタイミングを見計らったように注文したうどんが供されたことを考えると、当店ではお客のペースに合わせて料理を供するという心配りがなされているものと確信するところである。
したがって、前述の『見計らったように』という記述は今後は『見計らって』としなければならないのは必定である。

さて、「すだちうどん」であるが、先ずはその薄くカットされたすだちが整然と並べられた姿に暫し目を奪われるのであった。
昔々、無機化学の講義で結晶構造について学んだことがあるが、その時は整然とならぶ分子配列の美しさに感心したものであるが、ここで目にしたすだちスライスの並びにもその時と類似した気分が湧きあがるのであった。

すだちスライスの並びを愛でた後は徐に中央部分のすだちスライスとその下に潜むうどんを箸で掴み、一気に啜り上げた。
程良く冷やされたおつゆを纏った細麺の爽やかな涼味が感じられ、次いですだちスライスとともにうどんを咀嚼するとすだちの果肉から迸る柑橘系の爽やかな酸味と果皮から滲む柑橘オイル系の苦味がバランスしながら口腔内に広がり、そこに追いかけるようにうどんの小麦粉系旨味が現れるのであった。
こいつあ~たまらないねェ~と思いつつ、すだちの種もちゃんと噛めば大丈夫としっかり咀嚼しつつ貪るように食べ進んだのであった。

   

2019年8月17日 (土)

吉祥寺/ 翠蘭 (ザー菜、蟹肉入り焼売、椎茸入り焼売、春巻、五目タン麺、ビール、紹興酒)

1img_4365 翠蘭

少し以前のことになるが、YH氏と久しぶりに吉祥寺で昼食を共にした。
この日は少し早めの11時半頃に待ち合わせをし、予め決めていた中華の名店とされる「翠蘭」を訪ねた。
YH氏は人を待たせるのを良しとされないことから私も少し早めに待ち合わせ場所に着いたことから、ほぼ11時半に「翠蘭」の入口前に至ると行列ができていて、順番に店内に案内されていた。
私達も左程待つことなく案内されたのであったが、店内奥側のテーブルは全て先客で占められてしまい、エントランスに近いエリアの中央部にあるテーブルに案内された。

1img_4350 ザー菜、ビール

案内されたテーブルに着くと支配人さんがオーダーを取りに現れた。
そして、注文の品を告げると、何と厨房では火を入れたばかりなので熱を加えた料理を供することができるのは12時頃からになるというのであった。
致し方なく待つことにして、先ずはザー菜でビールをいただくことにした。

また、注文は「蟹肉入り焼売」、「椎茸入り焼売」、「春巻」、そして「五目タン麺」をお願いしておいた。

1img_4351 ザー菜

まず、ビールの肴として供された「ザー菜」はかなりのりょうがあり、それは大人の拳骨サイズほどもあるもので、注文した料理が供されるまでの時間に十分対応できるものであった。
また、その味も口当たりも上質のザー菜であってビールの肴として秀逸なるものであったが、こればかりでビールを飲むというのは些か冗長な感じであったのは否めないところである。

1img_4354 蟹肉入り焼売、椎茸入り焼売

ビールを飲みつつザー菜を摘まむことしばし、12時を待たずに「蟹肉入り焼売」と「椎茸入り焼売」が供された。
どちらの焼売も共通の挽肉の土台の上に蟹肉あるいは椎茸が載せられていて、それぞれが良質の素材であることから焼売そのものの美味しさに加えて蟹の美味しさあるいは肉厚椎茸の美味しさが相乗的に感じられたのであった。

1img_4356 紹興酒

なお、焼売の段階でビールを飲みつくしてしまったので「紹興酒」に切り替えた。
やはり私や同世代の人達にとってはビールは最初の1杯目位が適量というもので、それ以上になると胃袋に膨満感が生じるというものである。
ま、そういうことで紹興酒に切り替えたのであったが、当店の料理はくどさがないのでメニュにあるかどうかを確認しなかったがワインでもよかったかもしれないと思うところである。

1img_4357 春巻

焼売に次いで「春巻」が供された。
当店の「春巻」は他店に比べて良く火が通されているようで、その色は若干濃い褐色を呈していた。
そして、不用意に齧りつくと中から熱い具材が舌の先をアチチと刺激するので、要注意であった。
が、何も付けずにそのまま食べてもよい味付けで、これもまた美味なる一品であった。

1img_4358 五目タン麺

最後に頃合いを見計らって「五目タン麺」が供された。
当店の「五目タン麺」は看板料理の一つで、麺と五目餡が別々に供されるのである。

1img_4361 麺

先ず、麺であるがスープの中に一方向に整然と並べられた状態で供された。
実に美麗なる麺の配置であって、高分子化学を専攻した人であれば高分子結晶における分子の折畳み構造(ラメラ)を想起することであろう。

1img_4360 五目餡

一方の五目餡は、海老、椎茸、叉焼、烏賊、白菜、葱などがふんだんに用いられていて、如何にも食欲をそそる佇まいであった。

1img_4363 五目タン麺

スープの中で整然と並ぶ麺の上に五目餡を流し掛けると一気に五目タン麺の完成である。
なお、余談ではあるが、少々お腹が満たされていてもこの「五目タン麺」は一人一杯を注文することが望ましいように思料するところである。
というのは、この「五目タン麺」は麺もスープも五目餡も全てが好い味わいを呈しており、かつそれらが相互にバランスした味わいを醸すので、一人で一杯を食べ尽くすのに何の抵抗も感じることは無いからである。

   

2019年8月15日 (木)

新宿/ 追分だん古゛本舗 (だんご二本盛:みたらし、ごまたれ)

1img_4714 追分だん古゛

過日のことであったが、YA氏に母の介護について情報をいただいた。
その際に立ち寄ったのが「追分だん古゛本舗」の本店であった。
なお、当店を訪ねるのは実に1年9ヶ月ぶりのことであった。

1img_4713 だんご二本盛;みたらし、ごまだれ

店内に歩を進めると、時間帯が若干早かったようで店内のテーブルは3割ほどが占められているだけであった。
ここでは何時ものように「だんご二本盛」をいただくことにした。
当店を訪ねるのは暫らくぶりのことであるので、新しくリリースされただんごを探し求めた。
が、お品書に記されていたのはいずれも既にいただいたことのあるものであったことから、選ぶのに些か時間を要したのであったが結局は定番の「みたらし」と「ごまたれ」をいただくことにしたのであった。


そして、この選択が久しぶりに訪ねた舌には大層美味なもので、これが大正解となったのであった。
すなわち、久しぶりに味わう「みたらしだんご」はその醤油系のコク味と収斂性のバランスがとれた逸品で、追分だん古゛の定番の一つとしてその位置をゆるぎないものとしていた。
また、「ごまたれだんご」も胡麻ペーストの少しざらついた滑らかさが得も言えぬ舌触りで、さらにその黒胡麻の風味が秀逸な味わいが他のごまだんごの追従を許さないものなのであった。

   

2019年8月14日 (水)

新宿/ 夜来香 (B定食:豚角煮かけご飯)

1img_4710 夜来香

もう三週間程前のことになるが、YA氏と新宿で会い母に関する老齢者の介護について話を伺った。
その際に昼食を共にしたのであったが、新宿の飲食店事情には知識がなく、暫し彷徨を重ねた後に入ったのが「夜来香」という中華料理店であった。

店はヤマダ電機とヨドバシカメラの中間点にある雑居ビルの3階にあり、ビルの通に面した小さな入口の奥にあるエレベータで3階へ上がったのであった。
エレベータを降りると直ぐ目の前に「夜来香」の入口があった。
入口のドアを開けて中に歩を進めると、そこは元々は狭いオフィスがあったような空間で、右手奥に厨房、左手側が通を見降ろせる窓が見えたのであった。

入店した時間は12時には若干時間がある頃合いであったので、店内は空いていた。
店のスタッフは全員が中国語(と思う)を話される人達であったが、ほぼ流暢な日本語を話されるお姉さんによって店内通側奥のテーブルに案内されたのであった。

席に着いて菜譚に目を通し、YA氏は「五目あんかけ焼きそば」を選択され、一方私は「B定食:豚角煮かけご飯」を選択したのであった。


1img_4702 玉子スープ

注文を終えると間髪を入れずに2杯の「玉子スープ」が運ばれてきた。
これは注文の如何に係わらず、当店ではルーティーンとして供されるもののようであった。

1img_4705 五目あんかけ焼きそば

「玉子スープ」を飲み終わって暫らくすると、YA氏の「五目あんかけ焼きそば」と私の「B定食:豚角煮かけご飯」がほぼ同時に運んでこられた。
最初に「五目あんかけ焼きそば」を目にした瞬間これが実に美味しそうに見え、これにすれば良かったと思ったがそれは「時既に遅し!」であった。

1img_4703 B定食:豚角煮かけご飯

が、豈図らんや!であった。
すなわち、「豚角煮かけご飯」もそこに盛り付けられた豚の角煮が本場の味に近く、結構な味わいなのであった。
ただし欲を言わせてもらえるなら、角煮の量がも少し多いと良かったのであったが・・・。

1img_4707 杏仁豆腐

最後にまた全員に供される「杏仁豆腐」をいただいたのであったが、この「杏仁豆腐」は見掛けよりも濃い味で、これまた結構であった。

なお、当店は近隣で働く人達に人気の店のようで、私達が出る際には満員となっていたのであった。

   

2019年8月13日 (火)

小金井/ 花火

1img_4991

先週の土曜日と日曜日のことであったが、我が家の比較的近くで花火が上げられた。
時刻はどちらの日も19時30分であった。

土曜日は予め予定を知らなかったことから、私が撮影できたのは最後の1発であった。

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一方、日曜日は多分19時30分に花火が打ち上げられるであろうと予測して待ちかまえていたので、最初の1発目から撮影することができたのであった。

なお、両日とも打ち上げられた花火の数は5発程度で、近所の人の中には花火の音を聞き付けて外に出てこられたものの5発目が既に打ち上げられた後となった人達も居られた。


予算的に厳しいのであろうけれども、5発では若干寂しい感じであった。

   

2019年8月12日 (月)

国分寺/ だんごの輪島 (ファイト最中)

1img_5035 だんごの輪島

昨日は急遽国分寺のマルイに出掛けた。
というのは、お盆のお供えを生家に送るのをうっかり失念していて、それを送るためであった。

そして、マルイの1階で所定の手続きを終えた後、ふと思い立って「だんごの輪島」へ歩をすすめたのであった。
それは、この日から再び我が家に来る娘や孫たちに日本のお菓子の一つである「最中」を用意しておこうと思ったからであった。
なぜなら、今回の一時帰国の後は暫らくは日本には戻ってこないであろうからである。

1img_5022 陳列棚

お店の陳列棚の前に立ち、おばちゃんに「ファイト最中」をバラで購う旨を告げた。
そして、店内奥のおばちゃんが紙袋に「ファイト最中」を詰めたうえにポリ袋に入れてくれたのを受け取って、蒸し蒸しする空気の中をいそいそとバス停に向かったのであった。

1img_5039 ファイト最中

   


 

2019年8月11日 (日)

小金井/ Pattiserie MARGUERITE (紅茶、ティラミス)

#1img_5020 Pattiserie MARGUERITE (ケーキのみならず、かき氷もいただける)

昨日は土曜日で近所の郵便局はお休みであった。
が、急遽現金書留を送る必要が生じ、小金井の本局に出向いたのであった。

急遽というのは、前日の午後4時半頃になって入院中の母から電話があり、我家のお墓があるお寺にお盆のお供えを送るよう言ってきたからである。
向かった小金井の本局は北大通に沿って建てられているが、小金井街道から本局に向かう途中に以前から気になっていた洋菓子店があり、10時過ぎという時間帯では既に営業が始められていた。
その店は「Pattiserie MARGUERITE」という名前であった。

では、郵便局本局での所用を済ませてから立ち寄ろうと思い、先ずは本局に向かったのであった。

1img_5015 紅茶、ティラミス

郵便局本局での所用を済ませてからの帰途「Pattiserie MARGUERITE」の扉を開けて店内に歩を進めると、若いお嬢さんが明るい笑顔で迎え入れてくださったのであった。
因みに、良く観察するとこのお嬢さんも含めて当店で仕事をされているのは皆若いお嬢さんたちであり、そして皆さんがパティシエであった。

最初の若いお嬢さんにティラミスと暖かい紅茶をいただく旨告げて、店内左側にあるカウンター席を見ると6席の内4席が先客の方々で占められていたのであった。

が、一番奥に座っておられたネイヴィーカラーのワンピースをお召しになった清楚で上品なご婦人がバッグを動かして隣の席を空けてくださったので、そこに座らせていただいた次第であった。


1img_5016 同上

席に着いて待つこと暫し、先客3人のかき氷が供された後、注文の紅茶とティラミスが運ばれてきた。
そして並べられた紅茶やティラミスを見ると、ライトブラウンのテーブルの上に置かれたカップも、ソーサーも、ポットも、そしてプレートも白く統一されていて、さらにそこにダークブラウンの紅茶とダークチョコレートのティラミスが載せられている様子はモノトーンに仕上げられた絵画のようにみえたのであった。

なお、この日何故数多あるケーキの中からティラミスを選択したのかについてであるが、数日前にテレビでティラミスを見ていて「久しく食べていないなァ」と思ったことが印象に残っていたことが主たる要因である。
また、何故紅茶を選択したのかについては、最初に珈琲が定番であると思ったのであったが何となく紅茶の方がサッパリしているように思えたということが紅茶選択の理由である。

   





2019年8月10日 (土)

新大阪/ 新幹線ホーム売店 (ほうじ茶、Toufu Donut)

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先週、所用があって堺に行った。
所用の後、母を見舞ってから夕方の新幹線に飛び乗ったのであった。
したがって、新大阪で夕食を摂ることは諦め、ホームの売店で「ほうじ茶」と「ドーナツ」を2個買ったのであったが、このドーナツが豆腐をベースにしたもので、フワリとした食感も、くどさのない軽い甘味も、丁度好い感じであった。

京都駅を出てから食べ始めたが、2個ともあっという間に食べきってしまっていた。

1img_4918

なお、列車の車内販売であるが、過去2度お見かけしたウルトラ美人のお嬢さんであった。

過去の2回はいずれも東京から新大阪に向かう朝の列車であったが、今回は新大阪から東京に向かう夕方の列車であった。

邂逅の理屈は分かるが、実際に3回もお見かけすると、4回目は何やら購わないとイカンような気がしてくるのであった。

   

2019年8月 9日 (金)

堺(堺東)/ コメダ珈琲店 堺東店 (ミニシロノワール、コーヒー)

1img_4913 コーヒー(ホット)

先日、妹と共に堺東に在る法律事務所を訪ねた。
相談を終えて法律事務所を出ると、妹は未だ昼食を済ませていないと言う。
そこで、妹のリクエストで「コメダ珈琲店 堺東店」に入ったのであった。

私は「得正」のカレーを食べていたのでホットコーヒーのみを選択したが、妹は「みそカツパン」と「アイスコーヒー」をいただくと言う。
加えて「ミニシロノワール」が半額ということで、これはシェアすることにした。

1img_4909 ミニシロノワール

注文を終えて左程時間が経たないタイミングで、「シロノワール」とコーヒーが供された。
私は「シロノワール」の半分を何時もより時間をかけていただいた。
妹は「みそカツパン」を食べてから「シロノワール」に取りかかったが、その時点でアイスクリームは結構融けてしまっていた。

1img_4910 みそカツパン

「みそカツパン」は「シロノワール」が供されて暫らくしてから供されたのであった。
食べ始めた妹曰く、たいそう美味だそうであった。
そういえば「コメダ珈琲店」は名古屋の発祥であり、店のプライドにかけても名古屋オリジンの料理は美味なものが供されるのは疑う余地もないことであった。

1img_4912 厚みが凄い

1img_4911 八丁味噌ソース

   

2019年8月 8日 (木)

堺(堺東)/ 得正 (えびフライカレー)

1img_4908 得正

京都で一日を過ごした翌日は、所用があって堺東に移動した。
京都で少し逍遥したことから時間がタイトになり、おまけに南海電車がトラブッテいたことから、堺東駅に到着したのは所用の25分前のことであった。
しからばクイックランチを摂るべしと思い、カレー専門店である「得正」を訪ねたのであった。

1img_4906 メニュ(部分)

「得正」の入口を入ると客席の半分ほどが占められていた。
店内奥を見ると以前同様味わいのあるキャラクターのおっちゃんが出て来てくれて、「えびフライカレー」を注文した。

注文を終えて店内中央の席に着き、コップに水を注いで一気に飲むと胃袋の左側に冷たさが感じられた。
そして、ほんの2分程で「えびフライカレー」を持っておっちゃんが現れた。

1img_4903 えびフライカレー

先ず目の前に置かれた「えびフライカレー」を見ると、前回いただいた「とんかつカレー」や「牛すじ煮込みカレー」をベースに想像していたよりも小ぶりのエビフライが3個並べられていた。

1img_4904 えびフライカレー

この盛り付けられたエビフライを横から見ると、サイズは小ぶりではあるというものの天守閣の威風堂々とした鯱鉾を彷彿とさせるごとき姿であった。
先ずはこのエビフライの3分の1程をスプーンでカットして、カレーのルーを絡めていただいた。
サクサクした衣の歯応えが印象的であると同時に、エビの味はスパイシーなルーにマスキングされないしっかりしたもので、サイズは小ぶりであるもののエビとしてのクオリティは高いものであった。
まさにおっちゃんのキャラクターと対をなすエビフライであった。

なお、「えびフライカレー」は10分ほどで食べきって、約束の時間の5分前に約束の場所に到着できたのであった。

   

2019年8月 7日 (水)

小金井/ 野川 (ハグロトンボ)

1dscn4713 

今朝は早く目が覚めたので、野川の淵を歩いた。
歩いた方向はいつもと逆の川下から川上に向かってであるが、こうすることで太陽を背にすることになり、被写体の全貌が捕えやすくなったのであった。

早朝の野川の淵には鴨ちゃんは未だ現れておらず、またその他の鳥や虫も現れず、目に入ったのは多くのハグロトンボであった。

1dscn4712

ハグロトンボは私の歩く方向に向かってヒラヒラヒラと飛び、それを追い越してもヒラヒラヒラと私の後を付いてくるのであった。
また、ハグロトンボは一気に長い距離を飛ぶのではなく、ほんの暫らく飛んでは川の淵の草に留まって休んでいた。

1dscn4712001

なお、先述の通り太陽を背にしていたことから、ハグロトンボの胴体が明るい碧色に輝いて見えたのであった。

   

2019年8月 6日 (火)

京都/ ラーメン専門店 本家 第一旭 (特製ラーメン)

1img_4877 ラーメン専門店 本家 第一旭

7月最後の日曜日であったが、TI氏と夕方から飲み歩き、訪ねた店は4軒を数えた。
ではホテルに帰って眠ることにしようとなり、その前にコンビニで水を購った。
が、その後京都はラーメンが有名やから、ということでラーメンを食べにいくこととなったのであった。
一旦ホテルに戻ってフロントのお嬢さんにお薦めの店を尋ねると「第一旭」を挙げられた。

そこで、教えられた通りに「第一旭」に向かうと、店の前には10人ほどの列ができていた。
時は23時20分頃のことである。
草木も眠るという時間帯ではないが、京の都に住まわれる善男善女は既に夢を観終わって熟睡状態の時間帯である。
にも拘らずこの行列であり、更には私達が並んだ後ろにも次から次と人が列をなしていくのであった。

1img_4881 瓶ビール

漸く私達の番が巡ってきて、案内されたのは店内一番奥のテーブルで、心なしか落着くテーブルであった。
さて、ラーメンの到来を待たむと思った瞬間、TI氏がビールを注文されたのであった。
ラーメン店でビール、否やはない。

1img_4884 ミニラーメンと特製ラーメン

良く冷やされたアサヒスーパードライで喉を潤していると、TI氏の注文した「ミニラーメン」と私の「特製ラーメン」が運ばれてきた。
先ずはスープを一啜りすると余り味わったことのない動物系のスープが口腔内に広がった。
後日ネットで調べてみたら、当店のスープはサラリとした豚骨スープだそうで、味を思い出してみて「な~るほど~」と思った次第であった。
また、厚みが3mm程のチャーシューがびっしりと敷きつめられていて、これがスープの熱で更に柔らかくなると同時にスープが絡んで、好い味わいであった。
さらに、麺を啜り上げると心地よく口の中に納まり、絡んだスープとともに咀嚼するといくらでも食べることができそうな「ラーメンハイ」な状態に陥りそうになったのであった。

1img_4882 壁の貼紙

1img_4883 テーブルの引き出しに割箸と爪楊枝

なお、割箸はテーブルの下に設けられた引き出しに収納されていて、そのことが壁の貼紙に記されていた。

1img_4887 行列の途絶えた店先(月曜日午前00時05分)

食べ終わって店の外に出ると、あれほどの人がいた行列はなくなっていた。
日曜日もこれにて打ち止めである。

   

2019年8月 5日 (月)

京都/ Salumeria Hot Dog Stand (自家製炭火焼ソーセージ、ハイボール)

1img_4870 Salumeria Hot Dog Stand

「しょうずや」のスタッフさんの話を伺いつつ気持ちよく滋賀の清酒をいただいた。
そして、店を後にしたのが21時40分頃のことで、そこからライトアップされた京都タワーを右手に眺めつつ、ホテルに向かって漫ろ歩いた。
途中TI氏と、ええ店はないかいな、と開いている店を探したが、多くは閉店間近あるいは閉店という状況であった。
20分ほど歩いてホテルの前に辿り着いたものの、そのままホテルの前を通り過ごして京都駅前を通る塩小路通に出た。
そこで右に進めば京都駅であるが、そちらのエリアにはソソラレル店は無さそうであったので左の方に向かって歩いた。

すると、以前マレーシアのクアラルンプールに出張した際に商社の方の案内で訪れたオールドマーケットの様な佇まいの一画に至ったのであった。
そのエリアの中に入ってみると2ブロックに分かれていて、それぞれの中心にテーブルが並べられたヤードがあり、そのヤードを囲むように飲食店のブースが並んでいたのであった。

TI氏と一通り眺めて周った後、「Salumeria Hot Dog Stand」という名前の店で「ハイボール」と「自家製炭火焼ソーセージ」を注文し、ヤードの中程にあるテーブルに着いたのであった。
そして、周囲に目を遣ると若者達と外国人観光客で賑わっていた。

1img_4871 ハイボール小と特大

なお、注文した「ハイボール」はTI氏は特大、私は小であった。
念のために書添えておくと、当店のハイボールには特大(680円)と小(380円)しかなかったのであるが(ビールも同じく特大と小のみ)、実物を目にした時にはこんなに大きさが違うのであれば私も特大にしておけば良かったと思った次第であった。

1img_4872 自家製炭火焼ソーセージ

「ハイボール」の炭酸が弾ける感じを口腔内に感じながら待つこと暫し、焼きあがった「自家製炭火焼ソーセージ」がウッドプレートに載せられてソロリソロリと運ばれてきた。
この後暫らくして、TI氏はトイレから戻って来たが、トイレはたいそう綺麗であったということであった。ご参考まで。
さて、TI氏が戻って来たので、徐にナイフとフォークを取り上げ、表面の皮がパリパリに焼かれた「自家製炭火焼ソーセージ」を一口大にカットして、ハイボールをグビリ・シュワ~、自家製炭火焼ソーセージをバリ(皮を噛んだ音)ムシュムシュ(肉を咀嚼する音)、と交互に楽しんだのであった。

1img_4874 クローズ直前(22:58)

なお、この飲食エリアは23時でクローズとなるとのことで、自家製炭火焼ソーセージを食べ終わったウッドプレートとハイボールのグラスを店に返してエリアを後にしたのであった。

   

2019年8月 4日 (日)

京都/ 滋賀高島名産 しょうずや (利き酒セット3種類、琵琶湖の鮎南蛮漬け)

1img_4866 しょうずや

「agiyao」で上質の時間を過ごした後、TI氏とともに今の夜宿泊するホテルの方に向かってゆるりゆるりと歩いていた。
時間は8時半という頃合いであったがこの日は日曜日であったせいか道に沿った店の多くはその門を閉じておられたのであった。
そうした中、ぽつんと一軒の店に灯りが見え、中では若いご婦人方が会食をしておられたのであった。
その店は「しょうずや」という名前で、その意味するところを私は寡聞かつ浅学にして知らないのであった。

一旦は店の前を5歩ほど通り過ぎたのであったが、良く見るとここは滋賀県のお酒を飲むことができ、更には琵琶湖の名産物である「鮒鮨」もいただけるということが分かったのであった。
さらには、TI氏は滋賀県の在住であって、滋賀県にはことのほか愛着を持つ御仁であることから、即踵を返して入店とあいなったのであった。

1img_4856 ディスプレイ

店内はテーブル席とカウンター席があり、私達はいつもそうするようにカウンター席に着いたのであった。
そのカウンター席はとても座り心地の良い設えとなっていて、カウンターのあちら側には清酒のボトルが色のバランス良く飾られていた。
また、カウンターの向こうに立つお兄さんは宮古島のご出身の好青年で、この人との会話には実に心が和むものが溢れていた。
さらにもう一人、ヴェトナムから日本に来られて2年という実に爽やかなお嬢さんも居られ、加えてその日本語の上手さと会話の丁寧さに尊崇の念すら感じられたのであった。
念のため言うておきますが、決して酔っ払っていて上述のように思ったのではないからね。

1img_4858 古酒

席に着いて何をいただこうかとTI氏と話し始めたら、宮古島出身の爽やかお兄さんが古酒のテイスティングをさせてくださった。
これがまた、実に味わい深い古酒で、それでは何かお薦めの清酒をと所望すると、3種類の清酒を利き酒セットで味わうよう薦めていただいた。

1img_4859 利き酒セット お薦めの3種類(純米吟醸中汲み 不老泉、たる酒、純米吟醸生酒 萩乃露)

供された清酒は「純米吟醸中汲み 不老泉」、「たる酒」、そして「純米吟醸生酒 萩乃露」であた。

1img_4861 利き酒セット お薦めの3種類

飲む順番も左からと薦められ、「純米吟醸中汲み 不老泉」からいただいた。
どの銘柄も切れのよい口当たりで、香も吟醸酒ならではのフローラルなアクセントに純米酒固有の麹香が淡くかぶさり、加えて含み香も長く続く上質の清酒ばかりであった。

1img_4862 琵琶湖の鮎南蛮漬け

肴にはTI氏が郷土愛をもって選択された「琵琶湖の鮎南蛮漬け」を咀嚼し、その酸味と鮎から滲み出る旨味を愛でつつ清酒を含むと、酒精に載って鮎の潜在していた旨味が広がるのであった。

 

なお、私の欲しかった「近江牛のすじ煮込み」はソルドアウトとなっていた。

再訪を期するところである。

1img_4867 京都タワー(21:43)

店を出て、ホテルのある方向に歩を進めていると、右手の空にライトアップされた京都タワーが漆黒の闇の中に屹立していた。
京の都は市街地でも街の景観についてしっかりルールが決められているようで、京都タワーのみが明るく夜空に浮かんでいたのであった。

   

 

2019年8月 3日 (土)

京都/ agiyao (Chablis Domaine Jean Collet、ハモンセラーノ、剣先イカのフリット、Diamond Jubilee Chardonnay)

1img_4853 agiyao

菜花亭を出て1時間、漸く見付けた店はエントランスに暖簾が掛かっているだけで、一見したところ入りにくそうな店であった。
この日は早朝5時に起きて京都まで来たがその途中ではほぼまどろむこともなかったことと、久しぶりの都の暑さに些か参ったこともあり、1時間の徒歩での移動は日頃の鍛錬不足の体には結構応える状況であった。
もし疲れているという状況でなかったなら、入店は見合わせたであろうと推察している。

しかしながら、店内に歩を進めてみると、気位が高くて一見さんお断りという店ではなく、オーナーシェフが笑顔で迎え入れてくださったのであった。
このお店は「agiyao」という名前であって、2階が「あぎやお」という名の割烹料理店のようであった。
また、いただいたお店のカードを見ると、店名の頭には「お魚と白ワインのバル」と書かれていて、お店の基本コンセプトは魚料理とそれに合わせてベストマッチな白ワインを供する、というものであった。
余談ではあるが、その昔銀座8丁目に日本酒とそれに合わせた料理を出す「花籠味」という佳店があったが、当店もお願いすれば当方が選択した白ワインの銘柄にマッチする料理を薦めてくださるようであった。
こういうことができるのは当店のオーナーシェフのワインと魚料理に関する力量の大きさというものであろう。

1img_4840 Chablis Domaine Jean Collet

さて、カウンター席の右側に着いて、供された冷たい水で一息入れた。
そして、ワインリストに目を通すとワインについて浅学な私でも知っているワインが掲載されていて、それらのいずれにも興味が湧いたのであったが、何せ初めての入店であったことから先ずは「Chablis」をいただくことにした。
目についたのはあちらこちらの書物にもその名がでてくる「Jean Collet」であったが、ヴィンテージは記されていなかった。
が、価格も手ごろであったのでこれをいただくことにした。

グラスに注がれて供された「Jean Collet」はシャブリ固有のキャラクター(おおこれぞシャブリじゃ!という感じ)に強さはなかったが、さはさりながら美味しくいただいた。

1img_4841 アペタイザー

なお、シャブリと共に供されたアペタイザーは、軽くトーストされたバゲットの上に鱒(?)の軽く燻製されたものと玉葱が和えられたマッシュトポテトとクリームのソースが載せられたもので、最初の1杯目の白ワインの味わいを損なわないように敢えて塩味を抑制して調理された一品であった。

1img_4843 ハモンセラーノ

料理は、先ずTI氏のリクエストに従い「ハモンセラーノ」のSサイズをいただいた。
供された「ハモンセラーノ」は程良く脂を帯びた肉の口当たりと、程良い塩味を帯びた肉の旨味が秀逸であった。
なお、可能であれば今がシーズンである無花果の実を添えて欲しかったところであるが・・・。

1img_4844 剣先イカのフリット

二皿目は私が決めさせていただき「剣先イカのフリット」をお願いした。
私はイタリア料理店での食事においては先ず白ワインを注文し、それに合わせてカラマリフリットと牛肉のカルパッチョを必食としていた時期があったが、この日はふとそのことを思い出して「剣先イカのフリット」をいただくことにしたのであった。
なお、当店はフランス産の白ワインをメインに扱っておられるので、もう少し気の効いたものにすれば良かったかななどと思ったのであったが、それは杞憂で終わった。
というのは、「剣先イカのフリット」が実に美味であったからである。

1img_4846 Diamond Jubilee Chardonnay

さて、白ワインの2杯目であるが、ワインリストの中から「Puligny Montrachet」にしようと思案していたら、オーナーシェフから「ディアマンジュビリーシャルドネ1995」を薦められた。
さてどちらにしようかと迷ったが、ここはオーナーシェフのお薦めに従うことにしたのであった。

この「ディアマンジュビリーシャルドネ1995」はChardonnay種であるがその味わいも香も穏やかなもので、日本人的にはヒラメの昆布〆あたりがベストマッチであるような印象を持った。
なお、これはあくまでも素人である私個人の感想であるので、改めて当店を再訪して白ワインと魚料理のマッチングについて教授を受けたいと思っている。

なお「ディアマンジュビリーシャルドネ1995」について帰宅後調べてみると、私の所有する本ではJubileeと名称に付くのはAlsaceのHugel et Filsのものか、ネット情報ではCote d’OrのPere et Filsのもので、前者はブドウの種類が相違していることから当店のはPere et Filsのものなのであろうか・・・。
それを知るには近い内の再訪が必要である。

   

2019年8月 2日 (金)

京都/ 創作厨房 菜花亭 (生ビール、鱧おとし、四川風鶏のから揚げ、ハイボール)

1img_4838 創作厨房 菜花亭

先日の日曜日はTI氏と四条通を巡った後、17時半という若干早い時間ではあったが京都タワーの下にある居酒屋「創作厨房 菜花亭」で飲み始めた。
この店はTI氏のお薦めで、特にお品書が巻物仕様となっていて、なかなか趣があるという。
更には、英語ヴァージョンもあり外人を連れてくるにはもってこいの店で、その巻物を眺めつつ料理を選ぼうという予定であった。
が、席に着いてテーブル上を見ると、件の巻物仕様のお品書は見当たらず、四角い透明ケースに入れられたものがお品書となっていた。
TI氏がお運びのお姉さんにお品書のことを尋ねると、どうも要領を得た返事が返って来ないのであった。
どうも、巻物仕様のお品書は数年前に廃止ということになっていた様子であった。
先ずはこの巻物仕様のお品書に興味をそそられて訪ねた店だけに、TI氏も私も甚く落胆したのは間違いのないところであった。

1img_4831 生ビール

しかしながら、そのようなことで心をくじかれる私達ではない。
無いなら無いで致し方ないとのことで、お品書のことはあっという間に忘れ、蒸し暑い京の都の四条通の結構な距離を歩いたこともあり、席に着くのももどかしく生ビールを注文したのは極く自然な流れであった。

注文を終えて超特急で供された生ビールを乾杯の所作ももどかしく、一気に半分程を飲みきったのであった。

1img_4832 お通し

また、お通しが供されたが「薄揚げ・大豆・ひじきの煮たの」と「高野豆腐の炊いたの」を二人でシェアする方式となっていて、二種類のお通しが味わえるという気の効いたやり方であった。
なお、3人の客の場合は3種類出るのかと思って後から来られた団体さんを見ていたら、どうやらお通しは2種類のようであった。

1img_4834 鱧おとし

さて、先ず最初に注文したのは「鱧おとし」であった。
これも注文して存外に早いタイミングで供されたことから、TI氏とどのような下ごしらえになっているのか想像したが、この早さに対応する調理の段取りは浅学にして思いもつかなかったのであった。
とはいえ、この「鱧おとし」はなかなか好い味で、鱧の口当たりといい、淡白な中にその固有の味わいが感じられたことといい、満足な一品であった。

1img_4836 四川風鶏のから揚げ

「鱧おとし」の次に注文したのは「四川風鶏のから揚げ」であった。
これは鶏のから揚げが、赤唐辛子、ニンニクスライス、ピーナッツなどが胡椒とともに炒められたもので絡められているという料理であった。
そして、その痺れ系のスパイス味とカプサイシン系の辛味が渾然一体となった味わいは、鶏のから揚げを従来のから揚げよりもよりビール系あるいは発砲系飲料に近付ける強い作用を内在したものなのであった。
この一皿があれば生ビールの中ジョッキなら6杯(3杯/人X2人)は飲めそうであった。

1img_4837 ハイボール大

が、2杯目は「ハイボール」の大きいのをいただくことにした。
そして、鶏を食べ終わった後は、ピリ辛スパイシーな逸品に変貌したニンニクスライスとピーナッツを肴に飲んだのであった。
このピリ辛スパイシーなニンニクスライスとピーナツはTI氏がこまめに赤唐辛子と分別してくれたのであったが、分かり易く述べると『やめられないとまならい』という状態で食べ進んだのであった。

    

2019年8月 1日 (木)

京都/ 鍵善良房 四条本店 (おうすと水ようかん)

1img_4828 鍵善良房 四条本店

錦市場の「やまだし茶」で焙じ茶などを購入し、その後四条通をゆるゆる歩いて八坂神社の方に向かいました。
目指す先は「鍵善良房 四条本店」でした。
四条通は鴨川よりも東側に入ると、西側のエリアよりも若干ですが人通りは穏やかになりました。

1img_4814 店内奥の待ち席から見た入口

店内に入ると外の熱気が一度に落着いた空間となりました。
茶房は店内奥にあり、そこに向かって歩を進めると数人の先客の方々が席に案内されるのを待っておられた。
茶房はかなり広いことからお客さんの回転も良く、待ち席に座って入口を見ていると直ぐに中に案内されたのでした。

1img_4815 おしながき

席に着いて「おしながき」を見ると、有名なくずきりが最初に書かれていました。

とはいえ、私の目当ては竹筒に入った水羊羹でして、これとおうすの組合せをいただくことにしたのでした。

なお、TI氏も私に合わせて「おうすと水ようかん」を選択されたのでした。

1img_4816 落雁

当店では、最初にお茶と一緒に落雁が供されました。
お茶は良く冷やされていて、これで渇えた喉を潤している間に「水ようかん」と「おうす」が供されました。

1img_4819 水ようかん

当店の「水ようかん」は竹の筒に入れられていて、笹の葉で蓋がされているという実に情趣のあるものです。

1img_4820 水ようかん

笹の葉を解いて少し傾けると中から水ようかんがつるりと出てきました。
一口の大きさに切って口に運ぶと、そこはかとなく上質の自然な甘味が感じられたのでした。

1img_4823 おうす

1img_4824 庭には蔵

1img_4826 エントランスには芸子さんの団扇

   

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