ISTANBUL(トルコ)/ MEVLEVI SEMA CEREMONY (WHIRLING DERVISHES 旋舞) [トルコ観光旅行 DAY 8 1930]
MEVLEVI SEMA CEREMONYの看板
「SERIN KÖFTE & KEBAP DÖNER SALONU」でチャイとバクラヴァで一息ついた後、再びシルケジ駅に戻って来たのは18時前のことであった。
予約していた「SEMA」(旋舞)の開演まで未だ90分ほどあった。 駅舎内の会場
駅舎内の会場はまだ準備ができておらず、通行人の出入りもあった。
その会場予定場所にはベンチがあったので、HO氏とそれぞれ好みのベンチに腰掛けて特にすることもなく時間を潰したのであった。 チケットと猫
駅舎内には猫もいて、私を恐れることもなく隣のベンチで惰眠をむさぼっているようであった。 ドアや窓のガラスに幕をかけるおっちゃん
漸く18時半になっておっちゃんが会場の設営を始められた。
おっちゃんは、ちょっと不自由な足を引きづりながら椅子を並べたり、あるいはドアや窓のガラスに幕をかけたりと、忙しそうであった。 サービスの水
会場の設えが整うと、おっちゃんはサービスの水を薦めてくれた。
水は透明のプラスティック容器に入れられていて、蓋のフィルムはヒートシールされていた。
私は一ついただいたが、持て余してしまい、半分ほど飲んでから段ボール箱に返させていただいたのであった。
並べられた椅子に座って開演を待つ間、左隣にインドから来たという40代くらいの男性と話をさせていただいた。
この男性はニューデリーに北にある都市から来ていて、SEMAのように宗教に係わる事柄に興味を持っているといことである。
なお、この男性はヴェジタリアンであって、トルコにはヴェジタリアンを対象にする飲食店が少ないので食事には苦労するということであった。 会場
19時半を少し過ぎた頃合いに、SEMAの音楽を奏でる男性5人が入場してきて、席に着かれた。 楽団(5人)
楽器は、写真の右側から、円形のギターような弦楽器、枇杷のような弦楽器、大きなタンバリンのような打楽器、円形の三線のような弦楽器、そして尺八のような管楽器であった。 ダンサー入場
そして、19時40分頃に踊り手4人が入場となった。 場内を一周
踊り手は黒いガウンのような上着を纏い、その姿で会場内を静々と一周された。
そして、黒いガウンを脱いで旋舞の姿になった。
この時点で、正面は私達の側ではなくてあちらサイドになっていることに気付いたが、時既に遅しであった。
この後、旋舞は粛々と30分ほどの間続いたのであった。
終了
日の暮れたシルケジ駅
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旋舞良かったですね。今回の旅行の標準メニューに入っていませんでしたが、入れるべきかと思いました。日本の神楽など神に関係するのでしょうが、トルコの旋舞は、誰が始めたのか起源がはっきりしてますね。いわゆる外人は、芸能としてみていましたが、私は神聖なものとしてみていました。
投稿: kincyan | 2019年2月19日 (火) 09時11分
Kincyanさん
トルコも長い歴史を誇る国ですから、旋舞の様な宗教的舞いも深いものがあるようでした。
音楽も心に滲みるものがありました。
また、貴兄が最初からその神聖さを感じておられたのは横に居て良く分かりました。
一方私は凡庸な外人の一人と化し、撮影においてコンデジでは対応できないというもどかしさの方が強い状態でした。
あの様な静かな中で良い写真を撮るには、シャッター音を消したサイレント撮影が可能なミラーレスカメラの必要性を痛感したのでした。
投稿: JFK | 2019年2月19日 (火) 16時20分