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2018年7月22日 (日)

神田神保町/ 大丸やき茶房 (お茶と大丸やき(カステラ饅頭))

1img_0009 大丸やき茶房

先日、神田神保町の中国料理店「揚子江菜館」で当店が発祥の店であるという冷やし中華を食した。
その後、軽く甘い物でもいただきましょうということでYH氏がタブレット端末で探してくださった店の中から訪ねたのが「東京 おいしい老舗」(交通新聞社刊、平成14年8月10日初版)にも掲載されている「大丸やき茶房」であった。
当店の創業は1948年頃のことで、今年で創業70年である。

この日は蒸し暑い日で、少し歩くだけでも汗が噴き出してきた。
ということで、店の前に至るや、早速店内に歩を進めた。
引戸を開けると存外にするりと開いたのであった。
閉める段になって分かったのであったが、ご主人が店内から引戸を開け閉めしてくださっていたのであった。
初入店でそのようなことを知らないものであるから、若干ウフフと心躍る驚きがあった。

奥から2番目のテーブルに着いて、お品書を見ると「大丸やき」だけでなく、かき氷も多くの種類が用意されていた。
YH氏は先ほどの「揚子江菜館」での食事の量が多かったようで、食べても直ぐに融けるかき氷の中から「宇治金時」を、私は定番の「大丸やき」を核にした組合せの中から「お茶と大丸やき」を選択した。

1img_0014 宇治金時

注文を受けてくれた女将さんが店の奥に入られ、暫らくするとガリガリというかガガガガガというか、かなり激しく氷が粉砕される音が聞こえてきた。
そしてYH氏の前に置かれたのがその氷で造られた「宇治金時」であった。
氏によると、氷は粒状に近く結構ハードな口当たりのもののようであった。
掻かれた氷にはシロップと抹茶がかけられていて、また氷の下には小豆がど~んとたっぷり入っているとのことであった。

1img_0015 お茶と大丸やき

私の選択した「お茶と大丸やき」であるが、お湯の入れられた土瓶、宝瓶、小さな茶碗、そして銀杏の皿にラップされた「大丸やき」が置かれ、それらが四角いお盆で供された。

1img_0017 宝瓶の中には茶葉

土瓶から宝瓶にお湯を注ぎ入れ、頃合いを見計らっていただいた。
存外に茶葉が多いようで、濃いお茶となったのであった。

1img_0019 大丸やき

「大丸やき」は薄いフィルムでラップされており、まずはこのラップを慎重に剥がした。
現れたのはしっとりした触感のカステラ饅頭で、『大』の文字と『神田』という焼印がくっきりと見えた。

1img_0022 大丸やき

横から見ると結構分厚いことが分かる。
入店した時は、店内に皮のカステラが焼かれる甘い香がしていたので、焼き立てがいただけるものと思っていたので、些かガッカリしたのであった。
が、しかし、である。
先述の書によると、翌日から1週間くらいの間の方が、カステラと餡の蜜が全体にまわり、よりしっとりした味わいになる、記されていた。

さて、「大丸やき」をいただかむ、と先ずは割ってみると、カステラの中からたっぷり入った粒餡が現れた。
更に一口大にしたカステラと餡を口に含むと、カステラの焼かれた味がフワリと広がり、次いでカステラの香ばしい味と餡の爽やかな甘味が舌を覆ったのであった。
「大丸やき」は好い和菓子である。

   

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