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2018年5月 7日 (月)

府中/ 中華そば 青葉 (中華そば)

1img_8713 中華そば 青葉

先日、大國魂神社の例大祭である「くらやみ祭」に行ったが、例年通り多くの人出で賑わっていた。
萬燈大会で新しい撮影方法を試した後、ゆるゆると歩いて参道を抜け、更に昼食を求めて旧甲州街道を漫ろ歩いたのであった。
ほんの少し歩いたところで府中街道に至り、目の前に「蔵カフェ」が見えたがこの日は遣り過ごして、以前目にしたことから気になっていた立派な間口のラーメン店に向かうこととしたのであった。

そのラーメン店の前まで行って、店名が「中華そば 青葉」であるということを認識した次第であった。
開いた引戸から店内を窺うと待っている先客は10人ほどであり、全ての人が座っている様子であったので、当店で昼食と決め歩を進めたのであった。

1img_8704 券売機(ボタンは4種類のみ)

入口を入ってすぐ左側に券売機があった。
券売機にはボタンが4つあるのみで、当店は僅かに4種類のラーメンで勝負をしているということが見てとれた。
4種類といっても、基本は『中華そば』と『つけ麺』の2種類で、加えてそれぞれに『特製』があるというもので、こういう自慢の一品で勝負する店には自ずと期待が高まるというものであった。

1img_8705 食券

初めての入店であったので店名に冠されている「中華そば」を選択し、ボタンを押した。
出てきた食券をムンズと掴み、釣銭を取ってから壁にそって設えられた長い木の椅子に向かい、そこに座る先客の列に並んだのであった。

1img_8707 店内(部分)

座って改めて店内を眺めると存外に広い空間であり、かつ柱や梁もがっしりした感じで、ラーメン店にしては重厚で落着いた雰囲気であった。

1img_8709 中華そば(海苔、メンマ、チャーシュー、ナルト)

さて、待つこと10分少々でお兄さんが食券を集めに来て、更に数分したところで席に案内された。
そして、着席して程なく、注文した「中華そば」が目の前に置かれた。

先ずは黄褐色のスープを一啜りした。
第一印象は、動物系の骨髄のスープがベースになっていて、ここに上質の魚粉が合わせられたスープというものであった。
動物系の骨髄のスープには蘞味は無く、またトルォ~リとした口当たりもドロドロでなくかつシャワシャワでもなく、バランスのとれたものであった。
特に蘞味の無さは、比較的低温で熱的・物理的擾乱を排除した状態で長時間に亘って加熱されたスープにのみ宿るのと同様の柔和さが感じられた。
また、魚粉は煮干しの頭部・腹部の雑味が伴う部分を除去したものが使われているようで、煮干し全体を使用した際に固有の雑味は殆ど無かったように感じられた。

私は基本的には魚介系のトーンを伴なったラーメンスープは苦手である。
しかしながら、当店のスープは大層美味で、麺を食べきってから残ったスープはほぼ飲み干したのであった(少し残したが、これは塩分摂取量を抑制しているということを自分で自分にアピールするためである)。

一方、載せられた具材も好くて、海苔はスープに好相性であり、メンマはその歯応えが良かった。
即ち、海苔は多くの店で経験するような存在感のない味わいではなくて、魚介の旨味を纏ったスープと同じ海の幸である海苔の香が絶妙の対をなしていて(所謂ドンピシャ)、ここに海苔が居るぜ、というものであった。
また、メンマは清酒の肴としてもその存在は誇示できようという逸品であった。

1img_8710 同上

なお、先述したことであるが、店内は非常に広い空間となっていて、カウンターの向こう側には先ず調理台が平行に並び、さらにその向こうに壁に沿って下準備の場などがあるというものである。
カウンター席はL字型の長辺が長い一直線になっていて、カウンター形式の割烹料理店を居ぬきで活用しているのではないかと思えるような、ラーメン店としては贅沢な造りとなっていた。

  

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コメント

シンプルな感じが良いです。昭和感が漂っていますね。
昔? こういった感じのラーメンに確か、ほうれん草が添えられていましたね。
麺の色も魅力的ですし、優しく懐かしい感じがありますね。

FORTNUM & MASONさん
見掛けはシンプルで昭和ですが、その実はスープも具材もなかなか手のかかったものでした。
ほうれん草、それは良いですねェ。
小松菜でも良さそうです。
そちらは横濱ですから家系ラーメンが主流なのでしょうねェ。

ラーメンは、やはり工夫の塊だと思いませんか。わたしも今日、西船橋で美味いと言われるラーメンを食べたのですが、工夫の跡が感じられます。それぞれの店で多彩な工夫をされてますね。今日の夜のTVでは、年寄の老化を防ぐために、運動とラーメンのセットがよいといっておりましたよ。夏の暑い時期に散歩する場合は、ツユも全部呑んでも良いのかもしれませんね。

Kincyanさん
仰せの通りですねェ。
ラーメンも他店とは差別化できる工夫をし、かつ無駄の無い調理手順をふんで丁寧に仕上げられたものは美味しいですね。
このことは料理全般にも当てはまることですが、多くの場合はなかなか難しいことのようです。
あるいは価格がウルトラに高くなるようです。
お薦めの「ラーメンかいざん」は機会があれば行ってみたいものです。
テレビでそういう番組があったのですか、気付きませんでした。
今後は沢山歩いた後はラーメンも選択肢の一つとすることにしましょう。

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