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2018年5月 9日 (水)

西荻窪/ そば処 鞍馬 (焼みそ、清酒、箱盛そば)

1img_8132 鞍馬

大型連休前の暇を持て余していた日であったが、特段のあてもなく散歩に出掛けた。
あてはないというものの取り敢えずJR武蔵小金井駅まで行ったところで、久しぶりに西荻窪に行ってみよう!、という気分になったのであった。
そして中央線に乗り、西荻窪で降りたのであった。
西荻窪といえば向かう先は何をおいても「ビストロさて」であるが、もうかなりの間ご無沙汰していることからどうも敷居が高く感じられた。
結局店の手前までは行ったのであったが・・・。

そこで、もう10年以上前に訪ねたことがある蕎麦の名店「鞍馬」の暖簾を潜ったのであった。

1img_8123 店内には石臼

「鞍馬」の入口を潜ったのは午後1時にはまだ10分ほど時間のある頃合いであった。
二人掛けのテーブルの殆どはまだ先客で埋められており、空いていた大テーブルの奥に案内されたのであった。
以前、訪れた時は二人掛けのテーブルで佳い時間を過ごせたことを思い出しつつ着座した広い大テーブルには若干の寂漠感があったことから少し落着かなかった。
更に、直ぐに若いOLさんが大テーブルの右側のゾーンに案内されたことから、この人を横から見るような位置になり、ますます落着かない感じとなったのであった。

1img_8118 清酒「日高見」と焼きみそ

さて、着座してお品書に目を遣り、先ずは宮城の純米酒「日高見」を一合いただくことにし、併せて「焼きみそ」もいただくことにした。
本当は『そばがき』が欲しかったのであったが、お品書には載っていなかった。
まあこれもめぐり合わせというものであろう。
注文を終えて5分も経たない内に純米酒「日高見」と「焼きみそ」が供された。

先ずは純米酒「日高見」を一口含んだ。
爽やかな口当たりで、酒精に乗って口腔内に広がる純米酒の香と、それに続く淡い含香の佳い清酒であった。
次いで「焼きみそ」を箸の先に取って、「日高見」で潤った舌の先端に乗せた。
口を閉じて舌の先と上顎の間で「焼きみそ」を押し広げると、味噌の発酵味と塩味、そこに味噌の焦げた部分の淡い苦味が加わって、得も言えない悦楽の味が広がったのであった。
そこに「日高見」を少し流し込むと、更に酒精に乗って芳味が広がったのであった。
こうして「日高見」と「焼きみそ」を繰り返し味わうという至福の時を過ごしたのであった。

なお、余談ではあるが、この間に右側に居られたOLさんは「鴨汁そば」を静かに食べ終え、蕎麦湯も終えて席を立たれたのであった。
大テーブル上に残ったのは、静寂とほぼ食べ尽くされた「焼きみそ」のしゃもじであった。

1img_8121 箱盛りそば

「日高見」と「焼きみそ」を終えた後、「箱盛りそば」をいただくことにした。
久しぶりの訪問であるから基本のそばである盛り蕎麦をいただくことにしたのであったが、お品書には、「箱盛りそば」は当店の特におすすめである旨が記されていた。

先ず最初に、そばだけを数本咀嚼してみた。
程良い歯応えに続いて、淡い蕎麦の香が広がった。
次にそばつゆに少し漬けていただいた。
そばつゆは尖がったところのない佳いもので、更に蕎麦の香が増幅されるものであった。
暫らく、そばつゆには何も足さないでいただいたが、終わりの方で本わさびを蕎麦に載せていただいた。
これが存外に佳い味わいであった。

1img_8122 刻み葱、大根おろし、本わさび

1img_8124 蕎麦湯とそばつゆ

蕎麦を食べ終わってから、供された蕎麦湯とそばつゆを合わせ、そこに刻みネギを入れていただいた。
これがまた佳い味わいで、二杯いただいてしまったのであった。

1img_8129 

   

1img_8142 スカイタワー西東京(通称:田無タワー)

中央線に乗っていると、武蔵小金井駅と東小金井駅の間の北の方角に高く聳えるタワーが見える。
その名をスカイタワー西東京(通称:田無タワー)という。
先日の散歩では、先ずはここまで歩いて行ってみようと考えたが、ネットで調べると一般開放はされていないということであった。

   

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コメント

さすがJFKさん、渋い飲み方ですね。しめに蕎麦は、良いです。暖かい蕎麦だとしまりませんが、冷たい蕎麦はキリリと締まります。

Kincyanさん
蕎麦屋で飲むと肴のせいか渋い雰囲気になりますなァ。
それにしても、蕎麦屋の料理は日本酒にピタリで止められませんのゥ。
〆は何と言っても「盛」ですねェ。
余計なものがなくて、蕎麦で口の中が清澄になるというものですな。
近い内に日本橋辺りの蕎麦屋に行きましょうぜ。

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