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2018年1月30日 (火)

京都駅/ 京都 季鶏屋 

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11月に大阪に出掛けた帰りのことである。
予め指定席特急券を購入していたのぞみよりも東京に早く戻ることにして、新大阪駅に着いてから早い時間帯ののぞみかひかりに変更しようとしたのであったが、考えが甘かった。
秋の行楽のため、京都より東京方面は全て売り切れとなっていて、指定席の変更は不可能という状態であった。
この時点で、予定していたのぞみには2時間以上の時間があった。
そこで、一旦京都に移動して昼食を摂ることにし、在来線で京都に向かったのであった。

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京都駅に着くと、駅の構内や駅前は凄まじい数の観光客で溢れかえっていて、案の定荷物を預けるコインロッカーは全て使用中であり、また案内所で教えてもらった荷物の一時預かり所も長蛇の列となっていたのであった。
この時は結構大きめの荷物を携えていたので、錦市場まで地下鉄を乗り継いで行くことは諦め、駅の北側で昼食を摂れそうな店を探すことにした。

京都駅の周辺には学生時代も含めて殆ど来たことがなく、土地勘はないのであったが、少し歩けばちょっとした店が見つかるであろうとの思いでいた。
そして、これも甘い考えであることに気付くのに左程の時間は要しなかったのであった。
仕方がないので、暫らく歩いている内に目に留まった焼鳥の店「季鶏屋」に歩を進めたのであった。

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「季鶏屋」に入ったのは11時半を少し過ぎた頃合いであったが、入口を入って左側にあるブース席に案内され、一息付くとともにお品書に目を通した。
周りを見ると先客は無く、私がこの日の最初の客となった様子であった。

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先ずはお品書をに目を通すと、京都を中心に近畿地方の清酒が揃えてあることに気付いた。
しからば、先ずは喉を潤すこととし、「澤屋まつもと」(純米酒)[京都府]をいただくこととした。

1img_2959 「澤屋まつもと」(純米酒)とお通しの「鶏の南蛮漬」

当店では、清酒は「唎き猪口」で供され、その「唎き猪口」は小皿に載せられていた。
従って、注がれた清酒は殆ど溢れさせられることは無く、気分としては若干残念なものがあった。
しかしながら、注ぎ入れられた「澤屋まつもと」(純米酒)を一口含んでみたら、そういう気分は一辺に吹き飛んでしまったのであった。
この「澤屋まつもと」(純米酒)は実に清澄な味わいで、その美味さを表現する手段を残念ながら持ち合わせていないのが残念であった。
口腔内の温度で立った香も清澄で、例えるならば深山の早朝の空気を彷彿とさせられるもので、加えて含み香は一段深く鼻腔内に浸透するもので、近年飲んだ清酒の中では極上の部類に入るものであった。

さて、「澤屋まつもと」(純米酒)をいただきながら、お品書に目を通した。
選択した料理は、「ポテトサラダ」、「焼鳥」(ぼんじり、とり皮、やげん軟骨、鶏つくね)であった。

1img_2968 ポテトサラダ

真っ先に供されたのは予想の通りの「ポテトサラダ」であった。
この「ポテトサラダ」は鶏の燻製と思しき肉が混ぜられていて、これがマッシュトポテト、敢えて辛味を残した玉葱のスライス、そしてマヨネーズと合わさることによって他のポテトサラダにはない佳い味わいを醸し出していた。
最初は軽い気持ちで入った店であったが、何となくなかなかやるのではないかと思い始めていた。

1img_2970 鶏つくね

「鶏の南蛮漬」と「ポテトサラダ」を肴に「「澤屋まつもと」(純米酒)をクピリクピリと飲っていると、予想に反して「鶏つくね」が最初に供された。
焼鳥ってものは焼き立ての熱い内にササッといただくものだぜい、とばかりに食べ始めたら「ぼんじり、とり皮、やげん軟骨」が一気に目の前に置かれた。
因みに、「鶏つくね」には和辛が添えられていたが、使うのが勿体ない姿でもあり、七味でいただいた。

1img_2974 ぼんじり、やげん軟骨、とり皮

「ぼんじり、やげん軟骨、とり皮」も七味でいただいたが、「やげん軟骨」の焼き方が甘かった以外は美味しくいただいた。

1img_2982 「しほちゃん」さん

「焼鳥」を食べ始めた頃合いには「澤屋まつもと」(純米酒)が残り少なくなっていて、もう一杯いただこうかなァ、などと考えていると、ふと横に人の立つ気配を感じた。
目を遣ると壇蜜女史の雰囲気を漂わせたうら若き女性が立っていた。
その名を尋ねると「しほちゃん」とのたまわれた。
そして、その話しぶりはしっかりしたもので、店長かと思った次第であった。
先ずは、「しほちゃん」さんにこれも京都の清酒である「聚楽菊」(純米酒)[京都府]をお願いした。
次いで「しほちゃん」さんのことを店長ではあるまいかと尋ねると、アルバイトで竜谷大学の学生さんであるという。
学生アルバイトとはいえ、並居る男性店員衆よりは遥かにしっかりした人であった。

なお、私の世代の人間にとって「しほ」という名前は「大魔神」における藤村志保女史であるが、まあそういうことは語った処で誰も興味のないことであろうか・・・。

1img_2979 聚楽菊(純米酒)

「聚楽菊」(純米酒)も佳い清酒であり、「唎き猪口」で供された。
なお、「聚楽菊」は佐々木酒造の清酒で、佐々木酒造は映画俳優の佐々木蔵之助氏の生家だそうである。

1img_2984 鶏スープ茶漬け(明太)

京都の清酒2杯をいただき、最後に軽く食事を摂ることにした。
「しほちゃん」さんにお薦めを尋ねると、「鶏スープ茶漬け」の明太子ヴァージョンがお薦めであるとのたまわれた。
ということで、「鶏スープ茶漬け(明太)」をサバサバサバと啜り込んで、店を後にしたのであった。

   

1img_2976 焼鳥の肉を串からはずすフォークは私には珍しく見えた

1img_2972 つくねの脇に添えられた辛子の形が秀逸であった

   

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コメント

さすがは京都です。駅の周りには、あまりおかしな店はなさそうですね。むしろ、よい酒とかわいい店員さんで当たりだったのではないでしょうか。新宿や池袋ですと駅の周りはよく調べていかないと変な店に引っかかりますもの。JFKさんのように下調べをきちんとする人についていきたいものです。

Kincyanさん
京都駅の北側、それも歩いて少しの距離にはそれほど京都らしい店はありませんでした。
どちらかというと、京都駅周辺のサラリーマン氏が昼を食べたり、あるいは帰りに一杯飲るといった感じの店が多かったという印象です。
このお店は調べていた店ではなくて消去法で最後に残った店でしたが、清酒の良さに驚いた次第でした。
新宿や池袋は不用意に入ると怖い店が多いようですねェ。
気を付けます。

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