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2017年10月22日 (日)

新大阪/ 本町製麺所 天の上 (お昼の選べるうどん定食(お昼の鶏天うどん、ミニ鶏天丼))

1img_1925 本町製麺所 天の上

先週も大阪に所用で出掛けていたが、その帰りにJR新大阪駅の2階にある「アルデ新大阪」というレストランゾーンを訪ねた。
数あるレストランの中に、紺地に「うどんと揚げたて天ぷら」と白く染め抜かれた暖簾の店が目に入った。
早速店内に歩を進め、12席あるカウンター席の一つに着いたのであった。


1img_1915 お品書

お品書を見ると、うどんだけで19種類、名物天丼というのが4種類、その他ご飯物や酒の肴などかなりの数の料理があるのであった。
店のお姉さんに当店はうどんの店かと問うと、「そうです。おつゆにも工夫を凝らしています。」とのたまうのであった。
では、うどんではお品書の最初に書いてある「鶏天うどん」がお薦めかと問うと、親切なお姉さんは「そうです。」ということを応えてくれたのであった。
そこで、「鶏天うどん」をいただくことにすると、親切なお姉さんは「お昼の選べるうどん定食」というものがあることを教えてくれたので、ごはんものもいただける「お昼の選べるうどん定食」に変更し、「お昼の鶏天うどん」と「ミニ鶏天丼」を組み合わせていただくことにしたのであった。

1img_1921 お昼の選べるうどん定食(お昼の鶏天うどん、ミニ鶏天丼)

待つこと暫し、「お昼の選べるうどん定食(お昼の鶏天うどん、ミニ鶏天丼)」が目の前に置かれた。

1img_1924 お昼の鶏天うどん

「お昼の鶏天うどん」は熱々で湯気の立ち昇るおつゆの中にうどんと鶏天が静かにたゆたっていた。
先ずおつゆを味わってみると、コク味のあるおつゆで、思うに昆布出汁が主体の典型的な大阪風の良質なおつゆであった。
うどんは適度な腰があり、柔らか過ぎず硬過ぎず、というもので、かつ塩分は抑えめのもので、おつゆにマッチした味わいであった。
また、おつゆに浸った鶏天は衣に付けられた醤油系の味とおつゆの旨味が相互に高めあった佳い味わいであった。

1img_1923 ミニ鶏天丼

「ミニ鶏天丼」は、ご飯の上に載せられた「鶏天」に甘辛い(関東では甘塩ぱい)タレが回し掛けられており、鶏天の鶏肉の旨味、衣の熱が通った小麦粉系のまったり味、おつゆの旨味、加えてタレのコク味とご飯の甘味、がそれぞれに佳い味わいで混ざりあい、口腔内は至福の時を迎えるのであった。
そして、時折啜るうどんのおつゆで口腔内をリフレッシュすると、再び味の饗宴が繰り広げられるのであった。

なお、余談ではあるが、当店のお姉さんはキビキビとした動きで、その所作に無駄がない人であった。
そして、私のような注文が直ぐに決まらない者に対しても新設丁寧に説明してくれる人であった。
私が入店して暫らくすると、全盲の人が一人で入店してこられた。
全盲の人であるから、お品書は読むことはできない。
お姉さんは、丁寧に説明をし、注文を受けておられた。
そして、お姉さんはお茶をコップに入れて(当店ではお茶はお客が自分でコップに注ぐというシステムである)、それをカウンターに置くのだけではなく、その人の手を取ってコップに導いておられたのであった。
また、出来上がったうどんを置いて、その人の手を取って丼の位置を伝えたりされていた。
私は飲食店に比較的多く足を運んでいるが、寡聞にして目の不自由な人がこのような対応を受けておられる光景は初めて目にしたのであった。
そして、こういうお姉さんの居られる店に悪い店は無く、また機会があれば訪れようと思った次第であった。

   

1img_1930 京都駅

東京に向かう新幹線は4号車の16番A席であった。
京都駅に着いて窓の外を見ると、フェンスに何かが貼ってあった。
この位置は、線路側であってホームからは見えない場所にある。
誰が貼ったのかは不明であるが、JRに係わるものではないことは確かなようである。

   

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コメント

当地は昆布の一大産地ですけれど、消費量は関西地方がダントツに多いそうで、「地元でももっと昆布を
食べましょう」とPRしているのを見たことがあります。貴兄の記事を拝読しているうちに関西風の出汁に
憧れるようになってしまいました。
こちらの店はたいそう行き届いた店員さんがおられたようですね。ことさらに構えることなく、必要な
手助けをさりげなくできるところが素晴らしいですね。色々な障がいがあったり、認知症にかかられて
いたりしても、こんな風に受け入れてくれる店がたくさんあれば、外出も楽しくなることでしょうな。
ところでメニューに「お昼の」とついているからには、「夜の」もあるのでしょうか。昔土産に頂いた
「うなぎパイ」に「夜のお菓子」と書いてあったことなど思いだし、あれこれ想像をめぐらせております。

Kabochanさん
大阪は昆布の一大消費地で、昆布をベースにした料理に慣れ親しんでいるようです。
魚の昆布〆、昆布の佃煮、昆布出汁、などなど数え出したら切りがないかも知れませんです。
このお店は推察するに、お姉さんの人に接する基本姿勢や気配り目配りがしっかりしているようでした。
このお姉さんはお店だけではなくて、実生活においても分け隔てのない行動をとられているものと思っています。
「夜の」メニュですかァ。
多分、無いでしょうねェ。
やはり昼は新大阪駅を通る人が多いので、如何に人を呼び込むかの工夫が「昼の」メニュという形で現れているのでしょう。
「うなぎパイ」の「夜」が意味するところは昔から議論されているようですが、正解は何でしょうかねェ。

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