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2017年10月23日 (月)

九条(大阪)/ ちんぐ 九条店 (焼そば、お好み焼、広島風焼)

1img_1858001 ちんぐ 九条店

先日、大阪に行く前に我が朋友のHO氏と大阪市内で会うこととしていた。
その日は、HO氏と地下鉄の九条駅で17時に待ち合わせて、氏の最もお薦めであるお好み焼店である「ちんぐ 九条店」を訪ねた。
HO氏はホームタウンが千代崎町であって、九条界隈のお好み焼店やたこ焼店にも通暁していて、そのHO氏がベストとするのが「ちんぐ 九条店」であった。

1img_1861 瓶ビール

予めHO氏が予約してくれていたことに加えて17時という夕餉あるいは夕飲には若干早い時間であったことから、佳いテーブルがあてがわれたのであった。

席に着いて先ずは乾杯ではあるが、HO氏は服用している薬の効用から飲酒は望ましくないので、ウーロン茶とあいなった
さはさりながらHO氏とは久しぶりの大阪での会食である。
形だけでもということで、瓶ビールを注文してHO氏のグラスにビールを注がせていただいた次第であった。 

1img_1883 お品書(一部分)

注文に関してはHO氏にお任せし、最初に「こだわり生麺の焼そば」から「★かなり おすすめ!」となっている「豚油かす」を、「ふんわりお好み焼き」から「いちおし いやっ まあ 俺はうまいと思うで マジで」という「すじ肉ネギキムチゲソ天玉子のせ」をいただくこととなった。
どちらも店のお兄さんも積極的に薦めてくれたものであった。

1img_1866 「こだわり生麺の焼そば」のカテゴリーで「★かなり おすすめ!」(お品書のコメント)となっている「豚油かす」

注文を終えて談笑すること暫し。
先ずは焼そばである「豚油かす」が供された。
「豚油かす」焼そばの第一印象は、麺がもっちりとした食感で他店では経験したことのない得も癒えぬ心地よい口当たりであった
麺は咀嚼を数回繰り返すと、ソースの淡いスパイシーさと麺の柔和な甘味が混ざり合って、実に佳い味わいであった。
流石にHO氏が推す店である。
また、メインの具材である豚の油かすはカリカリコリコリとした歯応えが良く、噛みしめるほどに旨味が滲み出てくるのであった。
なお、カリカリコリコリと言ってもその表現される内容は幅が広い。
今回のカリカリコリコリは、前歯ではカリっとした油かすの食感が楽しめるが、油かす自体は噛み切れる柔らかさでもあるいは脆さでもない。
次いで奥歯で油かすを噛みしめると次第に潰れてカリカリがコリコリに、最後は平たく板状になった固形物という食感に暫時変わっていくという、そういうカリカリコリコリであった。

1img_1873 「ふんわりお好み焼き」のカテゴリーで「いちおし いやっ まあ 俺はうまいと思うで マジで」(お品書のコメント)という「すじ肉ネギキムチゲソ天玉子のせ」

焼そばを食していると、「ふんわりお好み焼き」のカテゴリーで「いちおし いやっ まあ 俺はうまいと思うで マジで」という「すじ肉ネギキムチゲソ天玉子のせ」が供された。
これは野菜もすじ肉もネギもキムチもゲソ天もそれぞれが固有の旨味を出しながらメリケン粉と玉子と組み合わさることによって渾然化した旨味が広がるのであった。
HO氏は辛口ソースを好んでかけておられたが、私はどちらかというと甘口が好みであった。

1img_1864 左から、マヨネーズ、削り節(幅広)、七味、青海苔、ソース(辛口)、ソース(甘口)

1img_1875 熱燗二合

なお、HO氏のお薦めにしたがって私は熱燗をいただくことにした。
お好み焼にはビールが合うが、熱燗もなかなかの味わいである。
なお、当店の二合徳利には「鳩正宗」と記されていた。
後日、ネットで調べて見ると青森県は十和田の清酒であった。

1img_1877 広島風焼

焼そばとお好み焼を食べたところで「もう一品」ということになり、「広島焼」の中から「広島風焼」(豚・ゲソ天・じゃがいも・そば・玉子のせ)が選択された。
この「広島風焼」が供された頃には、一人淡々と飲み進めていた私はかなり酔いが回っていて、「広島風焼」も美味であったことは憶えているが、それ以外ではじゃかいもが存外に大きかったことが印象として残っている。
早くHO氏が完全快癒となり、共に酒を酌み交わしたいものである。


   

1img_1881 

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1img_1879 

   

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大阪(お好み焼)」カテゴリの記事

コメント

大阪人のJFKさんには、普通のお好み焼きでは失礼かと思い、少し尖ったお好み焼きとしました。ぼてじゅうなどは東京でも食べることができますものね。あとは東京でも食べることのできるお好み焼きとしては、東京駅近くの「きじ」という店も良いように思います。まあ、このようなものばかり食べていると、あっという間に体重が増えてしまいますが。

deepな大阪のお好み焼きを興味深く拝読しました。
ところが!昨日の夕刊の書評にとんでもない記述を見つけました。曰く「お好み焼きの発祥地は大阪でも
広島でもなく、実は東京だ」とか。『食は「県民性」では語れない』 野瀬泰申著 という本だそうです。
入手、読了しましたら折を見てご報告いたしますね。

Kincyanさん
先日は佳い時間を大阪で過ごさせていただきまして、ありがとうございました。
昔は「豚玉」を起点としたお好み焼でしたが、最近のお好み焼事情も良く分かりましたし、お薦めだけあって大変美味しくいただきました。
このお店には若い夫婦と小学校低学年の男の子と思しき親子連れが居られましたが、アットホームな温かい雰囲気で、男の子やお母さんが「美味しいね」と言いながら食べておられた光景を目にし、なぜか目がしらが熱くなったことでした。(気が着かんかったやろ?)
私は最近こういう光景に何故か涙もろくなっているのです。
佳いお店でした。ありがとう。

Kabochanさん
大阪はタコ焼きのみならず、お好み焼や、所謂下町の食べ物に美味なものが多いように思います。って、大阪人の大阪贔屓かもしれませんが・・・。
お好み焼と広島のお好み焼きは生物学的分類に当てはめると
 お好み焼科--大阪族
        |-広島族
というようなもので、そこに東京族が加わるという感じでしょうか。
広く知れわっ立っているお好み焼関西起源説を覆そうという新説に興味はありますが、それが認められるかどうかは甚だ疑問が感じられるところです。
そもそも食文化は京都奈良難波の都の文化の一部として日本国内を同心円状に伝播したようですから、ちと東京起源説は成立しにくいのではありませんでしょうか? 

随分と美味しそうな お好み焼きですね。
粉もの好きですよ。
会社の帰りに友達とお好み焼きをハフハフさせながらいただいた事を思い出してしまいました。
大阪と広島のお好み焼きの違いってどこなのかしら‥‥
以前、関西の友人とお好み焼きをいただいた時に 『 これはお好み焼きじゃないわ』 と言っていたことがありましたね。
やはり関西の方にとっては お好み焼きやたこ焼きは慣れ親しんだものなのでしょうね。

FORTNUM & MASONさん
HO氏が選りすぐってくれたお好み焼も焼そばもたいそう美味でした。
会社勤めをされた経験がおありなんですねェ。
会社帰りにハフハフですか。好いですねェ。
私の場合は、入社以来、会社帰りはグビグビ、あるいはゴクゴク、だったように記憶するところです。
関西人にとってのお好み焼って何か基準があるのでしょうかねェ。
私は余り拘りませんが、そうは言っても一定のレベルというか理想の焼き方や味ってェものがあります。

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