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2017年7月 1日 (土)

錦糸町/ 大衆酒場 ちばチャン (ジャンボもりもりチキンカツ、他)

1img_7176 大衆酒場 ちばチャンは2階

先日、久しぶりに朋友のTI氏が現れ、「すみだ北斎美術館」を訪れた。
その後、両国駅方面には戻らずに錦糸町方面を目指してひたすら歩いた。
錦糸町方面に向かってひたすら歩いたのは、
 ①錦糸町周辺には昼飲みに適した居酒屋が多くあると考えた
 ②多少なりとも歩いた方がビールが美味い
 ③今まで知らなかった両国から錦糸町までの街の様子を見ることができる
という理由からであった。

しかしながら、である。
「すみだ北斎美術館」からJR錦糸町駅までは想像していた以上に距離があり、結構しんどかったのであった。
おまけに天気が良くて、所謂炎天下を歩いたという感じであった。
また、JR錦糸町駅周辺は昔のイメージからはがらりと変化していて、昼間から営業している居酒屋は数えるほどしかなく(本当はたくさんあるのであろうけれども運悪く行きあたらなかったようでもある)、駅周辺をかなりの距離に亘って彷徨してしまったのであった。
したがって、①の推察は脆くも崩れ去り、③で掲げた街の様子は見るどころではなくなっていた。
そして、からくも②の「ビールが美味い」という事だけは「とても美味い」に変わったことが歩いた成果となったのであった。

錦糸町周辺に到達してからは駅の北側で佳店を見付けることができず、駅の南側に回った。
暫らく歩いているとJRA(日本中央競馬会)のビルがあって、この日は何やら賑々しい雰囲気に包まれていた。
どうやら日本各地で競馬が行われている様子であった。

そのJRAのビルを少し過ぎたあたりで「大衆酒場 ちばチャン」という大きな看板が目に留まった。
TI氏はマラソンマンで鍛えた強靭な肉体と体力を誇る男であるが、一方私はこの時点でかなり疲労困憊していた。
ということでTI氏に打診すると、「オーケー、エエデ~ェ。」ということであったので入店とあいなったのであった。

1img_7174 大衆酒場 ちばチャンの入口

「大衆酒場 ちばチャン」の入口は階段を登り切った2階にあり、まずは多数の提灯が出迎えてくれたのであった。

1img_7172 入口の傍には馬券のマークシート

入口の自動ドアを通ると、店内は大音量で競馬中継が報じられており、入口の脇には馬券のマークシートが積み上げられていたのであった。
入店してから気付いたのであったが、ここは競馬ファン御用達の店なのであった。

1img_7163 店内では競馬中継

店員さんは忙しく立ち働いていて直ぐに我々に対応してくれなかったが、漸く店内中央のテーブル席に案内してくれた。
周辺のテーブルは屈強そうな(そう見えた)おっちゃん達ばかりで、中には一升瓶を足元にキープして飲みかつ打っているおっちゃんのグループもいた。
中には若い女性連れのお兄さん達もいたが、ここに居る人達の殆どの興味はレースの結果にあって、飲み食いはレースの間の隙間を埋めるようなもののようであった。
したがって、レースの結果に一喜一憂、勝つと静かではあるが抑制された歓喜の声が聞こえてくるのであった。
彼らは決して大声をあげたり、飛び上がったりすることはなかった。
プロ、あるいはプロに近い人達というのはこういう人達のことであろうと実感した次第であった。

1img_7156 ちばチャン名物バカジョッキシリーズ

1img_7156001 お品書のビール部分

さて、席に着いて先ずは生ビールを注文することにした。
お品書をみると「ちばチャン名物バカジョッキシリーズ」というのがあって、普通サイズの3倍程の量が2倍ほどの値段で供されることが分かった。
TI氏に問うと「飲みきるまでに温くなってしまうのではなかろうか・・・。」というコメントがあったので、「そりゃそうだ。」と納得して普通サイズの「黒ラベル(生)」をいただくことにした。

1img_7160 先ずは生ビール

注文してから暫らくの間をおいて「黒ラベル(生)」が運んでこられた。
TI氏と軽く乾杯の仕草をして、一口目をゴクリンコ・ゴクリンコ・ゴクリンコと一口ではなく三口ほど喉の奥に流し込んだのであった。
いと美味し、であった。
ここで長く歩いたことがやっと報われたのであった。

1img_7157001 お品書(おやじの応援団) 

1img_7157 お品書(名物)

また、料理については「おやじの応援団」がベラボウに安いので、ここから選ぼうとした。
たまたま傍を通った店員さんに声を掛けたら(彼らは忙しくてなかなか捕まらないの傍を通過する時がベストタイミングである)、偶然「名物」という欄を見ていたせいであろうか「やみつきピリ辛角煮込み」というのがあったのでこれを二つと、「若鶏の唐揚げ」、それに「ジャンボもりもりチキンカツ」を注文していたのであった。
やっと生ビールにありつけて満足したせいであろうか、はたまた脳味噌が劣化していたせいであろうか、「おやじの応援団」のことはすっかり忘れてしまっていたのであった。

1img_7162 やみつきピリ辛角煮込み

最初に運ばれて来た「やみつきピリ辛角煮込み」は牛スジ肉と蒟蒻がゴロゴロ入っている煮込みであったが、出汁が良く出ている上に牛スジ肉の口当たりも佳く、なかなか佳い味であった。
なお、何ゆえに『角』という文字が書かれているのかは興味あるところであるが・・・。

1img_7165 若鶏の唐揚げ

また、暫らくの時間を於いて運ばれた「若鶏の唐揚げ」はレモンを絞って甘酸っぱい味になったタレが柔らかめの鶏肉に良く絡んで、これも佳い味わいであった。

1img_7166 ジャンボもりもりチキンカツ

「若鶏の唐揚げ」とほぼ同時に供された「ジャンボもりもりチキンカツ」はチキンカツ自体が巨大で、その長辺は30cmはあろうかというものであった。
また、肉厚も3cmはあり、ジャンボという言葉がドンピシャのカツであった。
ジャンボという言葉で思い出すのは有楽町の「八起」のジャンボかき揚げであるが、どちらもそのジャンボという言葉の意味を裏切らない逸品である。
その味は、とんかつソースにマヨネーズがかけられたもので、シンプルではあったが美味であった。

1img_7168 キャベツももりもり

なお、下に敷かれた千切りキャベツの量ももりもりジャンボであった。
特にとんかつソースで柔らかくなった部分はキャベツの甘味ととんかつソースのスパイス味がマッチしていて、チキンカツと一緒に咀嚼するとこれまた佳い味わいであった。

1img_7170 お品書(日本酒の部分)

ビールを飲み干して、次は清酒を冷(ひや)で飲むことにした。
お品書を見ると「獺祭純米大吟醸50」があった。
あの手に入りにくい「獺祭」がこの価格で飲めるのか、ということで「獺祭純米大吟醸50」を注文した。
(因みに、この日は日本橋界隈も歩いたが、その際に明治屋で見つけた「獺祭純米大吟醸50」は一合にすると当店の価格よりも安かった。)

1img_7169 獺祭純米大吟醸50を冷で

忙しく立ち働くお兄ちゃんが「獺祭純米大吟醸50」を徳利に入れるのを見た(私の席からは酒類が用意される状況が良くみえたのであった)のは注文して5分後、更にお兄ちゃんがその徳利を持ってきたのが更に5分後であった。
良く見ると、当店では大勢のお客に対してフロアのお兄ちゃん達は3人という状況であった。

1img_7173 

当店では軽く飲んで食べて、更にはその安さに驚き、店を後にした。
この日は夕方にTI氏が新幹線に乗る予定であったことから、次は東京駅周辺で飲ろうということになり、JR錦糸町駅から東京駅に向かった。

   

JR錦糸町駅では、東京方面行きの快速を待つ間ホームでベンチに座った。
が、座ったベンチの場所は快速電車の停車位置から離れていて、そのことを知ったのは快速電車が発車して目の前を通り過ぎた後のことであった。
次の快速では同じ過ちは繰り返さないようにホームの中央より側に立って待った。
すると、今度は連結数の多い快速列車がやってきて、先ほど座っていたベンチの前にも停まったのであった。
人生、こういうものよ!と呟いて快速電車に乗り込んだのであった。

   

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