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2017年3月15日 (水)

住吉[大阪]/ 御菓子司 末廣堂 (さつま焼)

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「御菓子司 末廣堂」は住吉大社の門前にある老舗で、創業は明治初年(1868年)らしい。
当店の「さつま焼」はその歴史は長くかつ浪花の和菓子として不動の地位を築いている。
したがって、地元のみならず大阪の大半のエリアでは食べたことがない人を見付けることは至難の技であると信じている。

この「さつま焼」は我が人生において私が記憶する最も古い和菓子である。
というのは、わが父は通勤で住吉大社の境内を通っていたことから、時々手土産として「さつま焼」を持って帰ってきており、幼いながらもその味わいに耽溺したのであった。
因みに、記憶している和菓子の中には、「河道屋のそばぼうろ」もあり、これは祖母が手渡してくれたことを憶えている。
父の妹である叔母がくれた「粟おこし」は子供であった私には非常に硬い食べ物であったことも思い出した。
「泉屋のクッキー」は円形で中心が抜かれていて4方向に硬いゼリーの付いているのが好きであったが、これは今でもデパートで良く見かける逸品である。

1dsc08615 店内には「住吉大社御用達」の看板

さて、過日のことであったが、住吉大社に詣でた後、さつま焼を購いに末廣堂を訪ねた。
店内はその歴史を物語るかのような調度品や賞状などが飾られており、さつま焼が秀逸な和菓子であり続けていることが見てとれるのであった。

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1dsc08611 さつま焼はその数に応じた包みの品揃えとなっている(紙箱、竹皮籠の二種類)

さつま焼は、我が生家では父の手土産であったが、広くは贈答のお菓子として有名である。
したがって、その包みも各種揃えられているが、デザインは昔から変わらぬ絵が描かれており、大阪に所縁のある人であれば見ただけでさつま焼であることが分かるのである。
この日は、持って帰って皆といただくことにし、人数分を購ったのであった。

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なお、私の頭の中のさつま焼は「漉し餡」のものであって「さつまいも餡」というのは記憶になかった。
が、店頭には「さつまいも餡」というのもあったので、両方持ち帰った次第であった。

1dsc08717 さつま焼

また、今から五十数年前のさつま焼はもっと素朴な姿をしていて、皮はこれほどフラットではなくてもっとでこぼこしており、焼き色も濃淡があったように記憶している。
何時の頃から今の様態に変わったのであろうか・・・。

   

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