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2017年2月17日 (金)

恵比寿/ エビスビール記念館 (エビスツアー)

1img_0695 エビスビール記念館のエントランス

先日、恵比寿にある東京写真美術館を訪ねた。
そして、昼食を摂った後に訪れたのがサッポロビールが運営する「エビスビール記念館」であった。

1img_0693 恵比寿様

エントランスを入ると右手に光り輝く恵比寿様の像が鎮座ましましておられるのであった。
恵比寿様はエビスビールのメインキャラクタである。
因みに、参加したエビスツアーという案内嬢による説明が行われる館内のツアーでは、恵比寿様は七福神の中で唯一日本出身の神様だそうである。

1img_0690 ビール缶で造られたモニュメント

恵比寿様の隣には、ビール缶で造られた大型のモニュメントがあった。
中央に四角い窓のような部分があったが、これは顔を出して写真を撮るためのものではないのであったが、何のためにあるのかは謎のままであった。

1img_0689 エビスビールの大きな円形のロゴマーク(ここは立入禁止である)

エントランスから館内を奥に進むと、エビスビールの大きな円形のロゴマークがあり、更にその向こうにはポットが見えるのであった。
ロゴマークの左右には、更に館内奥に向かって降りて行く階段があり、この階段を降りた処にツアーの受付カウンターがあった。
早速、ツアーに申し込み、500円を支払い、ツアーラウンジで開始を待ったのであった。

1img_0646 旧恵比寿麦酒工場の模型

ツアーラウンジの前には、旧恵比寿麦酒工場の模型が置いてあった。
これを見ていると、ブランドコミュニケ―タ―と称されるツアーのガイドをされるうら若き女性から、工場は1987年に恵比寿から船橋に移転されたということを伺ったのであった。

因みに、ブランドコミュニケ―タ―さんからは、恵比寿という地名は恵比寿麦酒の工場があったことから付けられたということも説明があった。

ここで余談ではあるが、その昔、私が入社したM社では新入社員研修の一環としてM井グループの会社であるサッポロビールの恵比寿工場を訪れるということが行われていた。
我々が訪れた日は金曜日であって、人事部の担当者と我々新入社員は工場見学を終えた後、胃袋がチャポチャポするほどしこたまサッポロビールを堪能したのであった。

さて、肝心の「エビスツアー」であるが、ブランドコミュニケ―タ―さんから説明を受けながらエビスギャラリーという展示スペースを周るというもので、エビスビールの歴史をその当時の日本あるいは世界の情勢と合せて知ることができるという興味深いものであった。

1img_0648 1890年発売の最初のエビスビール

1img_0651 1904年頃のビールは1本が20銭(当時の貨幣価値ではかけそば10杯程度)

1img_0652 エビスビールの看板(1900年頃)

1img_0654 エビスビールの看板(1897年頃)

1img_0657 創業後僅かの年月にもかかわらずパリ万国博覧会で金賞を受賞したエビスビール

1img_0658 東海道線食堂車で供されたエビスビール

1img_0660 美人画ポスター(左:1908年、右:1915年)

1img_0662 美人画ポスター(左から1930年頃、1931年頃、1933年頃、1936年)

1img_0664 戦時統制下のラベル(左から、家庭用、業務用、価格得配)

1img_0665 ポット

エビスギャラリーを出ると、今度はエビスビールの試飲である。
コミュニケーションステージ(中央にレクチャーテーブル、その両翼にテイスティングテーブルが設えられている)に案内され、指定の場所に着席とあいなった。

1img_0669 おつまみは塩えんどう豆

テーブル上には「塩えんどう豆」の袋が置かれており、これをおつまみに飲む、という段取りであった。

1img_0671 エビスビール

先ず、最初に供されたのはスタンダードな「エビスビール」であった。
二人のブランドコミュニケ―タ―さんがビールサーバーから注ぎ入れられたビールが目の前にそこはかとなく置かれた。

1img_0673 フロスティミスト(上層の泡と下層のビールの間の細かい泡)

説明をされたブランドコミュニケ―タ―さんの話を聞きながら、乾杯を行い、続いてゴクリんこと最初の一口をいただいた。
すると、上唇と鼻の間にビールの泡が残ったのであった。
これに気付いた瞬間
「男は黙ってサッポロビール」
という三船敏郎氏のコマーシャルを思いだしたのであった。
このコマーシャルを知っている年代ってどのあたりまでであろうか、などと思いながらグビりんこと飲み進めていったのであった。

1img_0678 琥珀エビスビール

試飲の2杯目は「琥珀エビスビール」であった。
こちらはスタンダードのエビスビールに比べてボディのあるビールであった。
これも、グビりんこ・ゴクりんこ、と飲み進めたのであったが、昼餉に飲んだワインの影響もあってか、いささか酔いが進んだように感じた次第であった。

1img_0681 ビールサーバー

1img_0682 コミュニケーションステージから見たビールサーバー

1img_0683 テイスティングテーブルの上には麦芽とホップの見本

1img_0684 右は希少ラベル

なお、エビスビールのラベルの数百枚に1枚の割合で、鯛を2匹釣った恵比寿様の絵が描かれた希少なラベルがあるということである。
ブランドコミュニケ―タ―さんの話では、これを目にすると幸運に恵まれる、ということである。
手に入れられた方々や目にされた方々に佳いことが訪れますことを祈っております。

   

かなり昔であるが、我が朋友のHO氏とツアーに参加したことがある。
この時は、ビデオ映像によって発酵過程にあるビールの中を見たりと、今回とは全く異なる内容のツアーであった。
幾枚かの写真が残っているはずであるので、機会をみて掲載してみようと思っている。

   

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コメント

希少ラベルの幸運のおすそ分け、とくと拝見させていただきました。ご配慮のほどまことにかたじけなく存じます。
ヱビスビール記念館、小生もガーデンプレイス開業間もないころ伺った覚えがあります。確かに当時は醸造ポットの
横を歩いて回ったような記憶があります。ツアーの最後に試飲をさせていただけるところは同じですね。作り立ての
ビール、さぞかしうまかったことでありましょう。
ところで、もっと昔、小生が子どもだったころ、恵比寿駅の横に食堂車が停められていて、灯ともし頃ともなれば、
向き合ってグラスを傾ける大人の姿が見えたものでした。いつかあの中で飲んだり食べたりしてみたいと憧れて
おりましたが、いつの間にか撤去され(多分そのあたりは埼京線の線路になってしまったのでしょう)残念至極で
ございます。

あら、J氏さん昼飲みですか? 良いですね。こちらの工場が移転したのは規模拡大?立地条件等の問題なのかしら‥‥ 青い海や緑を求めたのでしょうか。
船橋工場で新たな歴史が刻まれるのですねぇ。
新入社員の時に工場見学とビールの試飲なんて良いですね、グループ企業だからこそできるのでしょうね。

Kabochanさん
以前は恵比寿駅に食堂車があって、そこで一杯飲れたのですかァ。
今もあれば一回行ってみたいものですねェ。
ツアーに関しては、同じものを見させていただいたようですねェ。
まあ、その内容もさることながら、やはり試飲がポイントですよねェ。
幸運のラベルは私のブログからもご利益があれば良いのですが・・・。

FORTNUM & MASONさん
工場移転の理由は聞かなかったように思います。
推察するに、より生産性を上げるために広い土地が環境の良い場所に必要だったのではないでしょうか。
試飲という名の昼飲でしたが、こういうのは罪悪感が微塵もなくて、良いですねェ。

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