銀座/ 洋麺屋 五右衛門 (筍ステーキと炙り帆立のぺペロンチーノ仁淀川山椒風味)
洋麺屋 五右衛門
「洋麺屋 五右衛門」は初めての入店であった。
とはいっても、銀座コアビルの「菊乃舎」に立ち寄ると目に入ってくる店で、その印象は心の隅に残っていたようである。
この日は、昼食を求めて彷徨した後の入店であった。
時刻は14時を過ぎていたが店内は多くの人で賑わっていて、テーブル席は満席となっていた。
カウンター席は中央部に空きがあったので、ここに座ったのであったが、目の前にはお盆が置かれていたのであった。
そして、割箸、である。 スープ
最初に「スープ」が供された。
器は蕎麦猪口であり、スプーンはなく、直接啜るのであった。
スープはコンソメの様であったが、中に3mm角程の小さなサイコロ状の豆腐が入っていた。 筍ステーキと炙り帆立のぺペロンチーノ仁淀川山椒風味
当店では注文を受けてからスパゲティを茹で始めるようで、「筍ステーキと炙り帆立のぺペロンチーノ仁淀川山椒風味」が供されるのに若干の時間を要した。
が、時間を計算して湯で揚げられた上で、オリーブオイルで炒められた野菜や帆立と一緒に炒められたスパゲティは程良い口当たりに仕上がっていた。
一緒に供された追加のオリーブオイルを回しかけていただいたのであったが、塩加減も佳く、具材から出た旨味もバランスよく行き亘っていて、美味しくいただいたのであった。
ところで、食べる段になって初めて、当店ではスパゲティは箸で食べるということに気付いたのであった。
麺類を箸で食べるというのは、我々日本人には食べ易い食べ方である。
しかしながら、スパゲティというものはフォークで巻くと具材と一緒に一気に口に入れることができるのに対して、箸では難しいということを実感したのであった。
特に、箸ではスパゲティが垂れたままになってオリーブオイルが落ちてしまう。
さらには、啜り上げることによってオリーブオイルが跳ねになって飛ぶのであった。
箸で麺を口に入れるのに、啜らずにモグモグ噛みながら送り込むというのはどうも様にならない。
ということで、私の場合は箸よりもフォークが佳いと思ったのであった。 店内(オリーブオイルの缶もディスプレイ)
店内(パスタの袋もディスプレイ)
アメリカ製のRed Hot Sause
追記
この日は、京橋にあるインド料理店「Dhaba India」で昼食を摂ろうと考えていた。
東京駅から歩いて店の前に行ってみると、長蛇の列ができていた。
そこで、銀座に向かい穴子の「平井」、豚カツの「梅林」、「銀座スイス」、「つばめグリル」などなど行く先全ての店が入店待ちの人で長蛇の列、鰻の「平井」などは休業日となっていたのであった。
一眼レフカメラ2台を担いでいて、結構くたびれた状態で辿り着いたのが当店であった。
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コメント
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これはSONYの講習会に行かれた時のことですな。さすが日曜日の銀座、あまりの人の多さに
昼食難民になってしまわれたのですね。銀座を庭のようにしておられた貴兄にとっては、憤懣
やるかたないことであったことでしょう。そういえば数年前のGW期間中に「不二家のお子さま
ランチ」を餌に娘を連れて銀座に出かけた妹が、お目当ての店に入れないどころか、昼食も食べ
はぐれそうになり、冷や汗をかいたと申しておりました。
休日でも入れる隠れ家的佳店があればこっそり伺いたいようですが、ネット社会ではあっという
間に情報が拡散して人が押し寄せてしまうのでしょうな。
投稿: kabochan | 2016年3月22日 (火) 20時42分
ペペロンチーノ美味しいですよね。
筍と炙りホタテなんて贅沢な一品ですねぇ。
我が家でもペペロンチーノは人気メニューですよ。 少しピリッとしたものが美味しいですぅ。
パスタ専用のフォークも有りますが此方では お箸でいただくのですか。
お箸も良いと思いますがフォークでクルクルッと いただきたいかな‥。
お箸ですとどうしても 啜る 事になり何よりも あの音が気になりますもの。
特に外国の方は不快に感じるでしょうねぇ。
その時々の季節のお野菜や海の幸を使ったパスタは絶品ですね。
投稿: FORTNUM&MASON | 2016年3月22日 (火) 20時50分