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2016年2月26日 (金)

小金井/ リストランテ 大澤 (Giardino) [新小金井街道]

1dsc04821 リストランテ 大澤

新小金井街道は小金井市の西側を南北に通る道路である。
当地では比較的大きな道路であって、南北を移動する近隣の自家用車よりも商用車の通行量が遥かに多い。
道路沿いには桜の木が等間隔に植えられていて、春には道の両側は桜の花で覆われるのである。
来週はもう3月であり、これから1カ月で桜の花を愛でることができそうである。

このブログを初めて2年半が過ぎたが、新小金井街道を散策したことを記述していないことに気付いた。
そこで、小金井市内に限ってではあるが新小金井街道に面した料理店について南側から北に向かって順番に訪れてみることを試み、それについて今日から折に触れて記述しようかと考えている。



出発点は、新小金井街道と東八道路(東京ー八王子の意味であるが、実際は完全に開通してはいない)の交差点である。
ここから最も近い場所にあるのが「リストランテ 大澤」である。

小金井には古より続く名家として、私の知る限りであるが大澤家、鴨下家、星野家が在る。
この内の大澤家の一族の方がオーナーとして経営されているのが「リストランテ 大澤」である。
「リストランテ 大澤」の敷地内には、蔵や日本庭園がある。
新小金井街道とは反対側にある大門を入って右手に進むとレストランとなっている。
建物のエントランスを入るとレセプションエリアがあり、ここで出迎えを受けた後メインダイニングエリアに案内されるのである。
店内は、昭和初期の洋式の設えとなっていて、どのテーブルからも庭園を望むことができるようになっている。

さて、こういうレストランであるからいきなり訪れるというのは気が引ける話であるので、朝の内に予約をさせていただいた。
また、当地では利用する方々にとって一寸したお祝いをしたり、あるいは親しき人との会食を楽しむ場所であるので、雰囲気を壊さないよう多少は着る物にも気遣いが要るので、ジャケットは着て出掛けたのであった。

案内されたテーブルは一人客であったことと複数の先客が居られたことから庭園からみて一列奥の場所であった。
とはいえ、明るく落着いたエリアにあり、テーブルの脚に自分の足が当たった以外は佳い席であった。

1dsc04797 グラスワイン

最初に赤ワインをグラスでお願いし、ゆるりとメニュに目を通した。

1dsc04793 メニュ

昼食においては、「Stagione」、「Giardino」、「Pranzo」の3種類があって、前菜、主菜、デザートで構成された「Giardino」をいただくことにした。

1dsc04792001 メニュ

また、主菜については肉系を予定していたので迷わず「和牛とマンガッリッツァポークのポルペッタ ジロール茸のクリームソース」を選択した。

1dsc04799 本日の前菜(Antipasto misto del giorno)

前菜は4種類の料理で構成されていて、「ワカサギのフリット」、「リエットとカマンベールチーズ」、「山芋の・・・」、「生ハムとフルーツトマト」、という内容であった。
これらの中で「山芋の・・・」(名前を失念)は山芋を和食並の柔らかさになる直前に寸止めしたような食感に仕上げてあり、加えて山芋特有の淡い甘味が感じられるが和食ではない味わいの逸品であった。
また、生ハムに添えられたフルーツトマトは、その糖度がとても高いもので、生ハムの塩味と肉系の甘味と佳い相性であった。
生ハムといえば、イチジクと合わせるのを最も好むところであったが、良質のフルーツトマトも佳いものであった。

1dsc04804 和牛とマンガッリッツァポークのポルペッタ ジロール茸のクリームソース (Polpetta di WAGYU e maiale con salsa finferli)

「和牛とマンガッリッツァポークのポルペッタ ジロール茸のクリームソース (Polpetta di WAGYU e maiale con salsa finferli)」は洋風肉団子という感じであったが、肉に熱が若干通り過ぎていたのか、あるいは本来はそうであるのかもしれないが、歯当たりが若干ハードであった。
ジロール茸のクリームソースは、茸の香りとコク味が活かされていて、最後はパンで全ていただいたのであった。
なお、添えられている緑色のものはパスタであって、表面がカリカリに仕上げられていてその食感がとても楽しいもので、このパスタとジロール茸のクリームソースだけでも一品として成立するのではないかと思ったのであった。

1dsc04806 デザートメニュ

デザートはラム酒に漬したブリオシュである「ババ」とイチゴのアイスクリームを並べた上に卵黄とマルサラ酒で作られたという「サバイオーネソース」をかけた「ババとイチゴのジェラート サバイオーネソース」を選択した。

1dsc04811 ババとイチゴのジェラート サバイオーネソース

1dsc04812 同上

「ババ」はラム酒をたっぷり含んでいてこれだけでも美味しいと思う処であったが、「サバイオーネソース」の舌触りとその妖艶な味わいは食事の締めくくりとして秀逸な一品であった。
なお、イチゴのジェラートは余分な存在ように思っていたが、一口含んでみるとその甘酸っぱい味がサバイオーネソースとバランスしていて、この組合せを採用したパティシエさんに一目を置くところであった。

1dsc04815 コーヒー

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コメント

以前Cafe Culaの記事を拝読してから、いつか本家(?)の方もご紹介いただきたいと思って
おりましたが、かなえていただきありがとうございます!布張りの椅子も美しく、たいへん格調高い
店のようですな。お一人でも悠然とこのようなコース料理を召し上がられるとは、貴兄の大人(タイジン)
ぶりにますます敬意を覚えつつ楽しく拝読いたしました。
デザートの「ババ」はつい先日読了した本で見かけたものだったのでいささか興奮しました。
辰野隆氏の随筆で、パリ留学中勉強に飽きるとカフェに繰り出し「ババ・オ・ロム」を食べるのが
楽しみだった、と。帰国後同じものを見かけて食べたら「サヴァラン」という名前になっていたとか。
「サヴァラン」の前身を知り「へぇ」と思っていたところで、あまりにもタイミングよく現物を見せて
いただき、感謝感激雨霰でございます。多謝。

いいですね~。
リストランテXXXX、溝の口にもありますよ、こういうイタリアン。お偉いさんの退官記念パーティをやったことがあります。昔の会社の方を弊社に迎え入れたときにも使いました。昼だと、こんな感じのランチをやっているのでしょうが、こちとらは社食でランチがせいぜいです。ところで、ここは奥様と行かれたんですか?

Kabochanさん
遅れ馳せながら行ってまいりました。
というか、新小金井街道沿いの店を順番に訪ねようと思いましたら、当店が最初の店となったのです。
このシリーズはどこまで続けられるかは分かりませんが、スタートが佳店であって良かったと思っています。
ところで、デザートの名前ってどのように明々するのでしょうね~。

以下は全くの余談です。
今までは私に限ってのことではありますが残念であった店は書かないできました。
しかしながら、このシリーズでは全てを掲載の対象にしようと考えていますので、始めたばかりですが前途多難なような気がします。(全て書かないと残念な店が分かってしまいますから。)

Kincyanさん
現在、私は俄か単身生活をエンジョイしています。
外食ばかりだと胃がへんに疲れるので、朝食と夕食は自炊をするようにしていますが、あまり洒落たものは作れていません。
明日は、珍しく刺し身でも買ってこようかと考えていますが・・・。

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