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2016年2月13日 (土)

上野桜木/ 風土菓 桃林堂 上野店 (上生菓子 菜の花、抹茶)

1dsc04592 風土菓 桃林堂 上野店

一昨日、TI氏とともに上野公園を漫ろ歩いた後谷中に貫けたが、その途中で上野桜木にある「風土菓 桃林堂 上野店」に立ち寄って上生菓子と抹茶をいただいた。

入店したのは午後1時半頃で、店内はほぼ満席であったが、かろうじて奥に二席の空きがあった。
定法に従って飾り棚に置かれた和菓子でお皿に載せられた見本の中から一品選んでから支払いを済ませ、そして席に着いたのであった。

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私たちが座った席は飾り舞台の左端側で、目の前には季節の飾り付けが施されていた。
道に面した側の窓から明るい陽の光が障子越しに入ってくる中、TI氏と心に移る由無し事を語りあっていると、店主殿(と思う)と若い女性の手によって抹茶と上生菓子が供された。

1dsc04576 「沈丁花」

TI氏が選択したのは「沈丁花」をあしらった上生菓子である。
沈丁花は生家の勝手門の処に植えられていた木で、私はそのことを思い出していたのであった。

1dsc04574 「菜の花」

一方、私は「菜の花」と名付けられた上生菓子を選択した。

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1dsc04579 菜の花

「菜の花」は淡い緑色の中に黄色い菜の花をあしらったもので、黒文字を入れるのがもったいなく感じる逸品であった。

1dsc04578 抹茶

TI氏とは、先ず生菓子をいただいてから抹茶をいただくという正規の手順を確かめた後、まず抹茶、次いで上生菓子という変則順でいただいた。
識者には作法を知らぬ無頼の輩と思われるでろうが、ご容赦いただきたいところである。

1dsc04587 店内(入口左)

1dsc04586 店内(入口左)

1dsc04594 外から見た飾り付け

なお、店内には小さな冊子が置いてあり、その一葉に「入口の屋根の上の鐘馗様」が魔除けとして飾られていることが書かれていた。
店を出てから改めて入口の屋根の上を覗くと「鐘馗様」がいらっしゃいました。

1dsc04593 鐘馗様

1dsc04584 店内の冊子(部分)

1dsc04589 入口の屋根の上には鐘馗様


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コメント

紳士がお二人で お抹茶を、素敵な事ですね。

どちらの上生菓子も春を表し装飾性に美を感じます。 お抹は中央に気持ち、こんもりと泡が立てられているともっと美味しい一服になったかと思います。
茶会の席でなければ 作法にとらわれずに 気楽にいただかれてもよろしいかと 思いますよ。
沈丁花は金木犀、梔子とならんで三大香木の一つですし、なんと言っても上品な甘い香りを放ち辺り一面が香りに包まれますものね。
練り香水やオードトワレにも使われていますよ。

お抹茶と上生菓子は大好きです。

毎年、梅の咲く頃に娘と北鎌倉の円覚寺で梅の花を愛でながら お抹茶と鳩形の落雁をいただいていました。 今年は北鎌倉の桜を愛でながらの一服をいただこうかしら

それにしましても紳士 お二人でお抹茶とは 可愛いですぅ。

こんばんは~
FORTNUM&MASONさんがおっしゃる通り、お茶の席でもないので気軽にお好きなようにいただかれたらいいと思います。

お茶席はお抹茶の場合は。。。お菓子が先で、
お煎茶の場合は。。。お茶が先とか言われていますが、これもお客様が楽しんでいただければ何でもオッケ~だと思います。
本来の楽しみを忘れて、堅苦しい流儀だけの席になるなら本末転倒になりますもんね

そうなんですね 三大香木と言うんですね お勉強になります。
好きな木ばかりです。

私も実家に昔沈丁花が咲いていてその香りと共に、亡き母の穏やかな笑顔を思いだします

それにしてもこの和菓子のきれいなこと。。。黄緑は春の芽吹き、新緑を思わせ今いただくには最高
のお菓子ですね

このblogのコメントされる方から学ばせてもらう事ばかりで、JFKさんあってこそのつながりと、感謝しております。

その上この度、私のblogにコメントまでいただき、ありがとうございました
私へのお返しをと無用なお気遣いまでされるのなら。。。
せめて 末永くこのblogを続けていただく事をおねだりいたします


あっ JFKさん。。。ついに例の あれ。。。?
予約でき、和菓子も作って来ますよ~ まだ先ですが、お楽しみに~

鍾馗様はこんなところに鎮座ましましておられるのですね。
なんでも玄宗皇帝にとりついた病を退治してくださったそうで、絵姿をかけておくと病から守って
くださるとか。もう少しよく拝んでおけば、二日酔にならずに済んでいたかもしれませんな。
春を思わせるうららかな陽射しに、明るい色どりの上生菓子、季節を先取りされていますね。

FORTNUM & MASONさん
今日は、まず大いなる誤解を解かせていただくことから始めたいと思います。
すなわち、紳士という言葉を私どもに当てはめてお使いですが、残念ながら私どもは単なる飲み助の親爺であります。
そして、私どもはFORTNUM & MASONさんが可愛いと思い描かれていらっしゃるイメージ像とは真逆の小汚い親爺なのです。
というイメージで今後も宜しくお願いいたします。
さて、抹茶の中央がこんもりしているというのは泡の具合、すなわちお茶の点て方の善し悪しが分かるということと想像しております。
ちょっとした事のようですが、深いものがありますねェ。
三大香木のことは初めて知りました。
北鎌倉でのひと時を楽しまれますように。

すずらんさん
私は学生時代に弓道部に居りました。
弓道も所作に多々決まりごとがあって、知らないとかったるいものにみえるのでした。
が、それらの基本を理解し実行するようになりますとだんだん動作の許容幅が広がっていくようでした。
茶道にも作法がありますので、すずらんさんやFORTNUM & MASONさんのようにそれを会得なさっている方々が崩されるのはそれはそれで一つの流れができるのでしょうけれども、私どものような所謂無作法者が崩し方も知らずに崩れた部分のまねごとだけを行うのは美しくないように思うのです。
って、話が発散してしまいましたが、動作の美、というのは作法などの決まりごとを極めた人からそこはかとなく感じられるものなのでしょうねェ。
因みに、一寸意味はちがうようですが、自分自身を省みる時枕草紙での文章が脳裏を過ぎります。
『いやしきこともわろきことも、さと知りながらことさらに言ひたるは、あしうもあらず。わがもてつけたるを、つつみなく言ひたるは、あさましきわざなり。また、さもあるまじき老いたる人、男などの、わざとつくろひ、ひなびたるはにくし。まさなきことも、あやしきことも、大人なるは、まのもなく言ひたるを、若き人は、いみじうかたはらいたきことに消えいりたるこそ、さるべきことなれ。 』
最後になりましたが、プロジェクト、楽しみにしていますです。

Kabochanさん
桃林堂の前は何回も通りすぎ、写真も何枚も撮っていましたが、鐘馗様のことは気付いておりませんでした。
拳二つを縦に重ねたくらいの大きさなので、気付かなかったようです。
仰る通り、写真を撮るまえによ~く拝んでおけば良かったです。

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