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2015年11月 8日 (日)

神楽坂/ 馳走 紺屋 (清酒・料理をアラカルトで)

1dsc01561 馳走 紺屋の玄関

11月3日はM社の先輩であるMI氏と神楽坂の「馳走 紺屋」で会食の約束をしていた。
「馳走 紺屋」は落ち着いた雰囲気のお店で、2年半ほど前にMI氏と初めて伺って以降折に触れ訪れる場所となっている。

1dsc01559 JR飯田橋駅西口

後で万歩計を見るとこの日は神楽坂に着くまでに1万歩を超えて歩いていたようで、体が求めていたのであろうか「CANAL CAFE」で少し休憩をしてからMI氏と待ち合わせたJR飯田橋駅に向かった。
MI氏はおおらかな性格の人であるが約束は違えない人で、待ち合わせの17時半に少し早いタイミングで姿を現された。
お互いに元気な様子を慶びあい、「馳走 紺屋」に向かって神楽坂を登って行ったのであった。

1dsc01588 大木戸

神楽坂のメインストリートから横道に入り、「Bar Stone Pavement」の前を通り抜けると「馳走 紺屋」のある敷地に入る大木戸が見えてきた。

1dsc01562 前庭

大木戸を潜り、前庭の石畳を行くと「馳走 紺屋」の玄関である。

1dsc01564 玄関脇

玄関には「馳走 紺屋」と染め抜かれた紺の暖簾が掛けられており、その脇には巨大な魚の干物が軒から下げられていた。
玄関の引戸を開けると歳の頃は20歳台前半と思しき3人の美麗な女性が迎え入れてくれた。
靴を脱いで通されたのは何時ものカウンター席のある部屋であった。

1dsc01577 焼酎のラインアップ(カウンター席の向かい側)

1dsc01585 清酒のラインアップ(カウンター席の向かい側)

カウンターの中央に席が設けてあり、ここからは当店で供される焼酎や清酒の一部を眺めることができる。
この日のカウンター席担当の女性も清酒に関する知識は豊富であり、同じく酒類に造詣の深いMI氏の質問に応えておられた。
因みに、MI氏と酒席を同じくする際には私は飲み物の選択は全てMI氏に委ねており、この日も良い清酒をいただくことができたのであった。

1dsc01566 初亀(吟醸)

1dsc01568 

この日は始めから清酒をいただくことにして、MI氏が選ばれたのは「初亀」の「吟醸」であった。
一口含むと早春の花の様な清純な香りが鼻腔に達し、喉を過ぎた後も余韻が続くという佳酒であった。
まさにこの日の1本目に相応しい清酒であった。
なお、当店ではお銚子1本には1合半となっている。

1dsc01567 甘鯛と海老芋のお澄まし

最初に「甘鯛と海老芋のお澄まし」が供された。
甘鯛は身がホクリとして佳い口当たりであり、身から微かに出た甘味と香りがこれから始まる食事への期待を高めてくれるのであった。

清酒の肴として「刺身の盛り合わせ(内容はおまかせ)」、「合鴨とほうれん草のサラダ」、「鯖のへしこ」、「地玉子焼」を注文した。
私の個人的なこだわりであるが、料理は上記の順序で供されることを密かに期待していた。
以下に、供された料理を供された順に従って掲載させていただいた。

1dsc01570 合鴨とほうれん草のサラダ

まず最初に出てきたのは「合鴨とほうれん草のサラダ」であった。
ドレッシングはしゃぶしゃぶの胡麻たれに良く似た風味のもので、合鴨の肉やほうれん草の葉緑素系苦味と程良くマッチしていた。
合鴨は軽く燻製にされているようで、薫香を感じながら脂の乗った肉の甘味を味わい、次いで「初亀」の「吟醸」を口に含むのは至上の悦楽というものであった。

1dsc01571 鯖のへしこ

「鯖のへしこ」は「紺屋」に来ればほぼ必ず注文するもので、噛みしめる毎に滲みだす魚系たんぱく質の旨味と強めの塩のバランスが「たまらぬ」ものである。
ただ、「鯖のへしこ」は「刺し身盛り合わせ」を食べ終わるまで手を付けないでいたのは、私の頑固さかあるいは老醜というものであろうか・・・。

1dsc01573 刺し身盛り合わせ

「刺し身盛り合わせ」は総体的に質の良いもので、どれも美味しくいただいた。
写真は撮り忘れたが、福岡の甘めの醤油と荏胡麻の醤油の二種類が供されたのは料理人さんの矜持というものであろうか。
なお、魚は、「はた」、「縞鯵」、「まぐろ」、「金目」ということであった。

1dsc01575 地玉子焼

「地玉子焼」はお品書を見ずに出汁巻きと言って注文した一品である。
供されるのタイミングが早かったので少し冷めてしまったが、変わらぬ美味しさであった。

食事を進める間に、「結人(純米吟醸無濾過生)」、「佐久乃花(純米吟醸無濾過生原酒)」、「王禄(純米吟醸無濾過生)」と進めていった。
酔いが回るにつれて私の感覚は鈍くなっていったが、清酒は良い味わいのまま体に沁み渡っていったのであった。
なお、清酒は前回までは片口で供されていたが・・・。

1dsc01576 結人(純米吟醸無濾過生)

1dsc01579001 佐久乃花(純米吟醸無濾過生原酒)

1dsc01582 王禄(純米吟醸無濾過生)

1dsc01580 三味線の御師匠様

1dsc01586 お見送り

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コメント

秋の夜長を語り合うにふさわしい佳肴、美酒が並びましたね。
「初亀」の味わいの描写の見事さよ、思わずこちらの喉がなってしまいました。
エゴマ醤油は大豆アレルギーのお子さんに大層喜ばれている、という話を聞いたことが
あります。軽い味わい(だそうな)に加えて、どんなお客様でも一緒に楽しめるように、
という店側の配慮であったかもしれませんね。
お見送りの女性の清楚なたたずまいがまた・・・。もう少し大きな写真で拝見したい!と
思ってしまったことでした。

Kabochanさん
良い先輩や知己と佳い店で一献というのは好いものですね。
荏胡麻醤油の件ですが、大豆アレルギーで悩まれている方々がいらっしゃるのですね。
醤油に限らず味噌など日本の食材で多く使われているだけに不自由されているのでしょう。
お見送りをしてくださった女性は未だ二十歳を過ぎたばかりの様な初々しさのあるお嬢さんでした。
手にされているのは靴べらのようです。

気品をそなえた方お二人が訪れるに相応しいお店ですね。
四種類の清酒が美味しそうなこと。 私、どちらかと言いますとお魚の方が好きなものですから 此方の鯖のへしこに惹かれてしまいました。
お味が想像出来ませんが いただいてみたい一品ですよ。
さすが神楽坂のお店ですねぇ。 全てに品位を感じます。

FORTNUM & MASONさん
ご指摘のように紺屋は気品のある方には佳い店でしょうけれども、私どものような酒呑の親爺たちにも嬉しい店ですね。
鯖のへしこにご興味をお持ちのようですが、これは酒の肴としては秀逸な食材です。
私はMI氏にお伴するまでは知らなかったのですが、実に味わい深い日本固有の肴です。
機会がありましたら是非食べてごらんになられますように。

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