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2015年9月14日 (月)

心斎橋(大阪)/ TABLAO Mi Vida (フラメンコショウ、タパス他)

1dsc09214 TABLAO Mi Vida

均ちゃんに教えてもらった店である。
均ちゃんは当店のことについて教えてはくれたが、余り薦めてはくれなかった。
その訳は、均ちゃんが当店を訪れた時は偶々ではあろうがお客は均ちゃん一人のみで、ステージのフラメンコを最前列で観賞するというよりは、むしろフラメンコのダンサー達から見られるというような、所謂プレッシャーを感じたからではなかろうかと推察している。

1dsc09217 エントランスの飾り付け(1F)

今から10日程前の9月4日の夕刻に「TABLAO Mi Vida」を訪れた。
ビルの1階にあるエントランスでは飾りつけのシンプルな優雅さに一瞬歩みを止め、次いで若干急な階段をゆっくりと降りて行った。

バルセロナ(バルセロナに数度行ったことがあるだけなので、その時の印象でしか語れないのである)にある通りの奥まった処にある店の様な入口を入ると、レセプションの女性が出迎えてくれた。
レセプションで支払いを済ませた後、この女性の案内を受けて席に着いた。

1dsc09222 店内奥の絵

18時半頃の入店であったが、既に先客である女性2人組が2組、最前列のテーブルに着かれていた。
私は均ちゃん情報を元に「客は私一人だけ!」というメンタルにタイトな状況を想定していたのであったが、これで一気に緊張感は遠ざかってしまったのであった。

更に、もう一組の予約が入っていて、予約をしていなかった私が案内されたのは運の悪いことに最前列のテーブルでは無くて、前から2列目のテーブルで大きな絵が飾ってある近くでステージを左斜め方向から眺めるポジションであった。
着席してさっと見渡して見たが、ステージの床の殆どが人の陰に隠れてしまい、ダンサーのステップは僅かにしか見えそうになかった。

1dsc09219 ビール、向こうは店内エントランス側、右はカウンターバー

席に着いてまず飲み物を尋ねられた。
シェリー酒でもあればと期待していたが品揃えになかったのと、ここまであちらこちらを歩いたので喉が渇いていていたことから「ビール」をお願いした。
一瞬「セルべッサ ポルファヴォール」(スペイン語で「麦酒ヲオネガイシマス。」のこと)と言ってみたい衝動にかられたが、変人と思われると嫌なのでやめておいた。
男が一人で入店しているだけでも奇人的扱いを受けそうな感じであったので、止めておいて正解であった。

1dsc09218 オードブルとビール

ビールに次いで料金に含まれている「オードブル」と称される料理が供された。
「オードブル」には3種類のタパスとバゲット様のパンがプレートに載せられており、見た目よりは食べ応えはあったように記憶している。

1dsc09224 白ワイン

ビールはあっという間に飲み干してしまったので、追加で白ワインをお願いした。
更に、料理をいただくことにして、「ポテトのアリオリソース」、「スペイン風オムレツ」をお願いした。

1dsc09229 ポテトのアリオリソース

1dsc09232 スペイン風オムレツ

「ポテトのアリオリソース」も「スペイン風オムレツ」も私一人では若干重かった。

1dsc09234 赤ワイン

フラメンコのショウが始まる少し前に「赤ワイン」をお願いし、これをいただきながらフラメンコを観賞させていただいた。

1dsc09228 フラメンコ観賞のためのインストラクション

なお、フラメンコの観賞に当たってはテーブル上にインストラクションがあり、来場者が皆心地よく楽しめるような配慮を求められていた。

実際にショウが始まると、ダンサーたちが近いだけにその表情や動き、更には息遣いまでが良く分かるのであった。
まず、フラメンコ独特のステップは単に力強いだけでなく、ステップを床に直角に打ち込むものや斜め方向から打ち込むものがあって、視覚的なものも含めると音の出方に違いが感じられるのであった。
また、床に接触するステップの微妙な時間の違いで響く音に重いものから軽快なものまでヴァリエーションが生じていたが、ピアノのキ―タッチに類似したものを感じたのであった。

また、踊り自体もかなり運動量が多いようで、幕間の暗闇の中にダンサーの喘ぐような息遣いが聞こえてきた時にはある種の感動が客席全体に広がったようであった。

こうして、約1時間に亘るフラメンコを観賞し終えた。
ショウの後は、お客との記念撮影があり、その後ダンサーたちがテーブルにまで挨拶に来てくれたのであった。
こういうことには慣れていないので、若干気恥ずかしいものがあった。

1dsc_0649 記念撮影

1dsc_4436001 9月4日の出演者

1dsc_4439 同上

追記

均ちゃんのように、たった一人で、それもステージの直ぐ前で、あのダンサーたちのフラメンコを観賞したら、どのような感想を抱いたであろうか・・・。
それは、実際に経験した者にしか分からない感慨であろう。






1dsc09226

1dsc09227_2

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コメント

他にお客さんがいて、ホッとしましたね。
踊りそのものは、なかなか良かったと思います。しかし、皆さん少しお年を召しておられたかと。本場のスペイン人女性の踊りを見てみたいと思いませんか。
ただ、二度目の経験をしたいかと言われれば、そうでもないでしょう。むしろ、歌舞伎や能を見てみたいと思います。友人たちとワイワイ食事をとりながら観るのであれば、フラメンコなんでしょうね。

JFKさん、そしてkincyan
ここは私が調べて、kincyanにお教えしたお店ですね。
ちょっとお客さんの入りが少ない日はこちらが緊張しますよね 悪かったです
お料理も画像を見る限りは、簡単なオツマミのようですね。

でもエネルギッシュな踊りですよね フラメンコって
私がいつか習いたいフラダンスとは対照的ですよね

もともと踊りとか、舞台とかが好きなんで。。。いつか歳老いた時に、厚い化け粧(ばけしょう)をほどこし、こんな舞台に立ってるかもですよ~

いや 無理だな??

歌舞伎は今京都南座でしてる。。。中村獅童の『あらしのよるに』が最高だったと昨日友達に聞きましたよ。
その日は仕事の私を誘えなかった友達は、思い立ったように往復約4時間もかけて観に行って来たと言っていました。
あんなにわかりやすい現代版の歌舞伎は観たことないと言ってました。

昔二度招待で行き、二度とも首が痛くなるほど寝た記憶しかないんですが。。。歌舞伎も変わったものですね

バルセロナなんて ほんと素敵~ いいなって思っちゃいます。

それで、ジャッカルさんは本場のフラメンコを見たんですか~
やっぱり本場のフラメンコと違うのかなって?

フラメンコって 赤ってイメージが強いんですよねん

こういうとこって一人だと入りにくそうだし勇気が必要かなって思ったんですよん。

ダンサーの人達も多くのお客さんに見て欲しいんじゃないかなって

日本の男性は どちかって言ったら祇園で可愛い舞妓さんの舞を見る方が好きかな? なんて思うんですよん

情熱的な物をご覧になりましたね。
フラメンコの歴史にはジプシーが重要な役割を果たしている と、で見たことがありますぅ。

この日は観客が何人かいらしたようでJ氏さん お一人でなくて良かったですね。
均さんとお二人で本場スペインのフラメンコをご覧に お出掛けされるのも また、よろしいかと

Kincyanさん
均ちゃんに遅れること1年と4カ月、ついに行きました。
先客の方々が居られてホッとした反面、一人で鑑賞するということができなくなった落胆も大きかったです。
私も本場スペインのフラメンコを観賞したいと思っていますが、先ずは歌舞伎でしょうか。
能や狂言にも行ってみたいものです。
話は飛びますが、昔々、六本木のレストランでベリーダンスのフロアショウを見たことがあります。
これも本物を知らないので本場で見てみたいと思っています。

すずらんさん
コメントをいただきながら返事を差し上げることもできず、大変失礼いたしました。
1年4カ月前のKincyanさんのブログを読み返してみましたら、当店はすずらんさんがご紹介になったお店だったことを思い出しました。
当店をどのような経緯でお知りになったのか興味あるところですが、それにしましても広いレパートリーですね。
フラメンコは、観賞する側は宜しいですが、演じる側は大変な体力としなやかな筋肉が必要なようで、私には全く太刀打ちできないもののようでした。
こういうお店は大人数のお客が一体になれれば凄い盛り上がりになりそうですね。
今はプロジェクトなどなどでご多用のご様子ですが、フラダンスを始められたら記事にされることを楽しみにしております。

ミントさん
バルセロナには出張で数回行っておりますが、仕事以外は飲んで食べてばかりでフラメンコを見たことがありません。
今から思えば、後悔先に立たず、です。
ご指摘の通り、均ちゃんの紹介が無ければ決して一人で訪ねることはなかったと思います。
それに、こういうお店は女性同伴が最も自然な姿であるように思うのですが・・・。
また、踊り手さんもお客さんが多い方が踊りがいがあるというものでしょうねェ。
ところでフラメンコは赤のイメージですか。なるほど、です。情熱の赤、ですね。
「祇園の舞妓さん」について触れておられますが、私が好ましく思うのはむしろ「祇園の芸妓さん」ですねェ。これはナイショです。

FORTNUM & MASONさん
コメントを頂戴いたしながら返事をさせていただくこともせず、失礼いたしました。
フラメンコは初めてのことでしたが、激しいステップでエネルギッシュの踊られる姿には圧倒されっぱなしでした。
この日は女性メンバーだけのものでしたが、照明が落ち音楽が途絶えた幕間の暗闇に聞こえる激しい息遣いは印象的でした。
この日は一人ではなかったのでそれほど気後れすることはありませんでしたが、一方で怖いもの見たい的な気持ちがあったことも事実で、若干残念な気分でもありました。
均ちゃんは奥さん孝行な人でして、退職後は私とよりは奥さんとあちこちに行かれることになるでしょう。

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