深大寺(調布市)/ 門前 (門前そば)
門前、右は深大寺の参道
深大寺の山門に立って参道を見下ろせば、参道を挟んで右手に「嶋田屋」、左手に「門前」という蕎麦の老舗が佇んでいる。
深大寺の周辺には数多くの蕎麦屋が業を営んでいるが、この二軒はその立地のみならずその長い歴史によって深大寺蕎麦の顔という存在となっている。
ところで、一昨日から孫娘二人が娘に連れられて我が家に来ており、彼女達の無聊を慰めるため深大寺に詣でることにした。
孫娘達は元気そのもので、兎に角何かをさせていないと祖父である私が遊んでやらないといけないことになるのである。
遊んでやるのは佳いが、一昨日も昨日も「水鉄砲」と「シャボン玉のセット」で遊んだところ、当初のシャボン玉を水鉄砲で狙うという目論見は脆くも崩れて、遊び初めて5分も経たない内に孫娘達と爺様は全身ビショヌレになっていたのであった。
さて、昨日は「門前」で昼食を摂った。
「門前」は広い敷地に外席とエアコンの効いた建屋内の席がある。
孫娘達は、建屋内の席が良いというので、中に入って行くと右手奥の6人掛けのテーブルが空いていたので、ここに座った。 深大寺蕎麦
大根おろし、なめたけ、柚子皮
薬味(刻みネギ、わさび)
焼しいたけ
私は、店名に因んで「門前そば」をいただくことにした。
「門前そば」は、大根おろしとなめたけが用意された器に蕎麦汁を入れたものに深大寺蕎麦を浸けていただくというシンプルなものであった。
シンプルなだけに素材そのものの味や香りを楽しめるもので、美味しくいただいた。
また、「焼しいたけ」が2個添えられていたが、これはどいういう経緯があって「門前そば」とともに供されるようになったのか、興味あるところである。
なお、そばの量は若干少なかったが、孫娘達が思った以上に小食であったことから彼女達のそばを少なからずいただいたので、お腹は満たされたのであった。 サトウハチロー氏の書
私達が座ったテーブル席の傍には、サトウハチロー氏の書が架けてあった。 だるまコレクション
深大寺は、3月3日と4日に催される「だるま市」が有名である。
その由来については、別の機会に譲りたい。 戯説新撰組 甲陽鎮撫隊 深大寺祝蕎麦之図
孫娘達は、本日娘の実家に向けて移動したが、私に残されたのは筋肉痛であった。
なお、筋肉痛の主な原因は、彼女達を肩車したり持ち上げてキャーキャー言わせたりしたことで腰が重いことに加えて、何年かぶりで「あっち向いてホイッ!」を行ったがそのために首から肩にかけての筋肉を酷使したことにある。
« 小金井/ 豆工房コーヒーロースト (コーヒー豆) | トップページ | 深大寺(調布市)/ 鬼太郎茶屋 (ソフトクリーム:だいせん牛乳と20世紀梨のミックス) »
「調布(蕎麦)」カテゴリの記事
- 調布/ 深大寺 元祖 嶋田屋 (熱燗、月見そば)(2016.11.27)
- 深大寺(調布市)/ 門前 (門前そば)(2015.08.13)
「深大寺(蕎麦)」カテゴリの記事
- 深大寺(調布市)/ 門前 (門前そば)(2015.08.13)
コメント
« 小金井/ 豆工房コーヒーロースト (コーヒー豆) | トップページ | 深大寺(調布市)/ 鬼太郎茶屋 (ソフトクリーム:だいせん牛乳と20世紀梨のミックス) »
"あっち向いてホイ”で筋肉痛になるとは、一体どれほどの長時間お相手をされたのでしょう!
何とも心温まるほほえましいお話を拝読して、こちらまでしあわせな気持ちになりました。
ありがとうございます。”全身ぬれねずみ”もこの時期ならではのお楽しみでしたね。えてして
女性陣は着衣を汚すような遊びは敬遠しがちですから、お孫さんたちにはまたとないスペシャルな
思い出となったことでありましょう。
深大寺の門前そばは有名ですね。調布の友人の子どもが通う小学校では、門前そばの当主が、自ら
そば打ちを教えにきてくれたとか。お孫さんたちのお口には合いましたかな?
「孫は来てよし、帰ってよし」即日筋肉痛が出るのはまだまだお若い証拠ですが、どうぞお大事に。
投稿: kabochan | 2015年8月13日 (木) 21時03分
お孫さんと楽しい時間を過ごされたようで何よりでしたね。
きっと、お孫さんも楽しみにしていた事でしょう。
子供ながらに幼い時の楽しかった事は心に残るものですものね。
もしかして、J氏さんの方が楽しまれたのでは? ありませんか。
今でも母が良く言うことが有ります。孫が来るのは待ち遠しく帰ってしまったあとに残った玩具を見るのは寂しかったと‥ 。(私事ですみません)
此方のお蕎麦は有名ですね。 お孫さんよりもお嬢さんの方が喜ばれたかもですよ (*^^*)
暫くは筋肉痛とお付き合いですねぇ。
投稿: FORTNUM&MASON | 2015年8月14日 (金) 07時06分