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2015年6月26日 (金)

赤坂/ 虎屋菓寮 (特製羊羹 千里の風、あずき茶)

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先日、日比谷公園にある「松本楼」で昼食を摂った後、YA氏と赤坂に向かった。
行き先は、「虎屋」の赤坂本店の地下にある「虎屋菓寮」である。

過日伺った時は本社社屋改築前のギャラリー展示が最終日で、「虎屋菓寮」も長蛇の列ができていたのであった。

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本社社屋内の販売スペース左手に地下に降りる階段があり、そこには「虎屋菓寮」でいただける品々のディスプレイがあった。

1dsc_3 エントランスの生花

静々と階段を降りて行くと待つことも無く店内に導かれた。
そして、黒を基調とした清楚な制服を着たウェイトレス嬢によって、エントランスに飾られた季節の生花の横を通ってテーブルに案内されたのであった。

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着席すると直ぐウェイトレス嬢がメニュと良く冷された麦茶を置いて行った。
この良く冷された麦茶は底が厚いグラスに入れられていて、持ち上げた時の安定した重量感が秀逸であった。
「虎屋」はこういう処にも配慮していて、超一流店の矜持をスタートから感じさせられたのであった。

1dsc_5 メニュ(部分)

メニュには幾種類もの生菓子が掲載されていたが、メニュのページを繰る内に当初考えていた「夜の梅」はまたにして、「特製羊羹 千里の風」という赤坂本店限定メニュの一品をいただくことにした。
また、お茶は煎茶ではなく「あずき茶」をいただくことにしたのであった。

なお、YA氏も幾ばくか悩まれた様子であったが、生菓子の「沢辺の蛍」を選択され、これに抹茶を合わされることで落ち着いた。

1dsc06645 沢辺の蛍と抹茶

YA氏が選ばれた「沢辺の蛍」は「第30回源氏物語と和菓子展」に出品された逸品で、きんとんの周りにそぼろが付けられたものとのことであった。

1dsc_6 沢辺の蛍

YA氏に味の感想を伺うと、たいへん上品な味と口当たりである、とのことであった。

1dsc_7 特製羊羹 千里の風、あずき茶

一方、私の選んだ「特製羊羹 千里の風、あずき茶」は四角いお盆の上に「特製羊羹 千里の風」、「あずき茶」、「急須」がそれぞれを頂点にした逆正三角形に配されていた。

1dsc_8 あずき茶の入れられた急須

1dsc06651 あずき茶

「あずき茶」をいただくのは初めてである。
まず、一口含んで口中で転がしてみた。
味も香りも小豆の風味を纏った淡いもので、ほぼ想像していた通りのものであった。

1dsc06649 特製羊羹 千里の風

「特製羊羹 千里の風」は、赤坂の本店に限定して供される羊羹であるということであった。
その容姿は「虎屋」という店名を彷彿とさせる「虎柄」であった。
黒文字で三分の一ほどを切ってから口に運んだが、しっかりした歯応えを感じた後、上質の甘味が徐々に広がったのであった。
お茶は同系列の風味を持つあずき茶ではなくて煎茶の方が好ましいように感じたが、どちらを好むかは人によってそれぞれの嗜好に負うところが大であろう。



1dsc_9 過日ギャラリーで展示されていた「沢辺の蛍」とその説明

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コメント

「虎は千里往って千里還る」は、一日千里を往復できるほど勢いが盛んだという意味だと思って
いましたが、巣穴にいる子どもを思って千里の道を帰ってくるという親子のきずなの強さをも
表すようですね。虎屋さんはどちらの意味を込められたのでしょうな。
いずれにせよ、見事な虎模様です。縞の散らし加減に職人の技が駆使されているのでしょうね。

貴兄はグラスの質の良さに目を留めておられますが、写真を拝見すると都内の一等地でありながら
ゆったりした空間が作られていることにも感心しました。よき時間を過ごされましたね。

すみません、最近注意力散漫です。上のコメントに記名を忘れました。

こんばんは~
ここ最近 私の大好物の和菓子が登場して興奮してコメントも長くなる事をお許し下さい

高1の時より茶道を12年習ってたんですが、京都の和菓子の本を買ったほど和菓子は見てるだけで幸せをくれました
長いだけで、細かい泡のたったこんなにきれいなお茶を点てれたのはほとんどありませんでした。
要するに下手くそってことですね

さすが虎屋さんです 器にも細やかな心配りがありますね。
このそぼろがけはピンセットのような物で、ひとつづつ載せていくんですよ。
上に載せてある琥珀は何味なんでしょ~か?

同席した人のが良く見えるのはお互いだと思われますが 笑

いい和菓子ほど甘みを抑えた上品なお味ですね

またお華も師範までもっているくせに、このような粋なお華を活けれず。。。
これも下手くそと言うことなんでしょ~

私の町に和菓子を食べながらお茶するお店なんてなく、羨ましいかぎりですが。。。
こうしてジャッカルさんのお蔭で食べた気になれるのは、ありがたいことです。

その上、コメンテ~タ~の方がそれぞれ素晴らしく、知識のない私にとり、ここ一年でめっちゃ賢くなった気分です

あまりに知識豊富で、言葉も巧みに操れられるkabochanさんと言い、いつも品の溢れるコメントのFORTNUM&MASONさんに、可愛い若さあふれるコメントのミントさん♪

そして旧知の仲のkincyan.。。。みなさん素晴らしく、ジャッカルさんの興味ある素晴らしい記事のお蔭で知り合いになれた事はネット社会のいい面を見せつけられた思いです。


また余談ですが、お華の素晴らしいのは京都ではホテルグランウ゛ィアと、ホテルオ~クラです
品のあるのはオ~クラですね グランウ゛ィアは創作色が強く、面白いけど私の好みではありません。

またいつの日か京都に行かれることがあれば、ぜひご覧くださいね


ジャッカルさん いつもこんなに美味しそうな物を食べられてて いいな~って思っちゃいます。

あずき茶って初めて知ったんですけど、とらやさんだけのオリジナルなのかなって

それに和菓子が載ってる器がほんと 凄く綺麗

それにエントランスの生花も綺麗だな~って

う~ん 活け花って形というか、センスじゃないかなって思うんですよねん。 見る人によって感じ方も違うから形にとらわれなくても自然であれば それでいいんじゃないのかなって思うんですよん。

そうそう、どっちの和菓子を食べたいか? って聞かれたら 迷わず両方を食べたいな~

虎屋菓寮と行書で書かれている文字素晴らしいです。
文字を見ればその人が分かるといいますが お店にも同じ事が言えると思います。 此方のお店に相応しい文字ですね。
またエントランスの生花もブルーの花瓶に活けられている お花が初夏を感じさせてくれます。
硝子の器に上品な和菓子、 お抹茶の色も美しく丁寧に点てられていますね
此れから夏にかけて夏の茶に最も適した平茶碗(夏茶碗)で供されると季節を感じつつ 美味しくいただけると思いますね(*^^*)

私事ですが、濱のランドマーク内に有ります虎屋さんがお気に入りでして 此方のお店限定の和菓子を いただいた事があるのですが やっぱり虎屋さんね と、頷けるものでした。

紳士でいらっしゃる おじ様 お二人が、老舗の和菓子をいただかれるのは 本当に素敵な事ですね。

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