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2015年6月 9日 (火)

柴又(葛飾区)/ とらや (焼草だんご) [柴又草だんご 2/3]

1dsc_3922 とらや

「高木屋老舗」を出てから間髪入れずに「とらや」に向かった。
「とらや」はほんの数軒を隔てた先にあり、こちらも繁盛しているお店である。

昨年の6月1日にも100kmマラソンの60kmの部にTI氏が出場したので柴又に応援で訪れたのであったが、その時には「とらや」に訪問して「草だんご」をいただいていた。

1dsc06330 水、お茶、お品書

入店したら入口に近くて比較的明るい場所にあるテーブルはほぼ満席となっていたので、空いている最奥のテーブルに着いた。

当店は、席に着いてから注文をし、支払いは店を出る前となる。
(写真では分かりにくいが、店の左側が入口、右側が出口となっている。)

「とらや」は前述の通り昨年の6月1日(弊ブログは6月7日に掲載)に来ていて、その時には「草団子」をいただいていた。

今回は、改めてお品書を見ると、「焼草だんご」が目に入ったのでこれをいただくことにした。

前回同様、まず円熟したお姉さんによって水が供されたが、この時に「焼草だんご」をお願いした。
また、暫らくしてお茶のポット(当店は頂上部分が回転するポット)がテーブルに置かれた。
斜め向かいに居られた初老のご夫婦がまずお茶を自ら注がれたのであったが、ご内儀からは私のお茶も用意しましょうという親切な言葉をかけていただいた。
それについてはご親切な気持ちを頂戴した上で辞させていただいたのであるが、近年このような会話を交わす機会も、そのような人情も僅かになって来ていることを改めて気付かされた出来事であった。
こういう人情ある会話ができるのも柴又という場所のせいであろうか・・・。

1dsc06332 焼草だんご

1dsc06334 焼草だんご

お茶を喫しつつ待っていると、焼くという手のかかることのせいであろうか、普通の「草だんご」を注文された方が速く供されていた。
やはり手間暇がかかるのが「焼草だんご」ってえものである。
自ずから期待が高まろうというものであった。

供された「焼草だんご」は表面が刻み海苔で覆われていた。
串を右手に持って一個のだんごを食べた。
味は、草だんごの表面に醤油を付けて焼いてから、刻み海苔を一面にまぶしてあり、醤油、海苔、ヨモギ、のそれぞれの香りと滋味を味わえるという優れ物であった。
日暮里の「羽二重団子」ではないが、酒の肴としても合う逸品であると推察するところである。

1dsc06335_2 店内

1dsc06336 店内(清楚なお姉さんの斜め向かいにあるテーブル(向こうから3番目)が前回座ったテーブル)

「焼草だんご」を食べ終わってお茶を喫していると、清楚なお姉さんがお皿を片づけに近づいて来られた。
「焼草だんご」について尋ねると、もう随分以前から供されているとのことで、新作ではなかったことが分かった。

少し話をさせていただいたが、柴又マラソンのことに話が及び、TI氏が良い成績を出せると好いですね、ということを仰っていただいた。
柴又、まさに人情溢れる街である。

伝票を持って出口のそばにある会計に行くと、ここでも女将さん(であろうか)と短い話を交わすことができ、TI氏への応援の言葉をいただいたのであった。
柴又は人の心が暖かい街である。

1dsc06366 夕暮れ時のとらや


1dsc01429 とらやの草だんご(餡子は横)

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コメント

草団子といえば、あんこと合わせるものだとばかり思っておりました。
焼いて海苔をまぶすとは、どんな味わいかぜひともいただいてみたいものです。
確かに辛党にもこたえられない味でしょうな。とらやさんではお茶以外ののみものも用意されて
いるのでしょうか。焼草団子をつまみに昼酒を一杯、なんざぁ、乙なもんでしょうなぁ。

冒頭のお茶をめぐるやり取りを拝読して、子どもの頃のデパートの大食堂を思い出しました。
当時は「ご相席」も普通でしたし、お茶はセルフサービス、注ぐときは相席になった方の分まで、
というのは当たり前の光景でしたね。水玉模様の湯呑まで目に浮かんできたことでした。

ジャッカルさん あかん あきまへん 
私の大好物の和菓子を立て続けにアップするなんて~

今日も仕事終わりの買物で、おはぎが売っていて、カゴに一度入れてからまた戻しました。
5個入りのパックで、地場野菜のお店だったので、
前回と同じく近所のおばあさん(お姉さんかも? いや おじいさんかもですが?)が作り立てを並べてるお店でした。
あの辛い湿疹を思いだしもとに戻したのを、今この記事を拝見して大きく後悔しています
特にきなこがまぶしてあり、中に餡子が入っているのに目がなく、こんなのかったら5個一気食い間違いないんです

和菓子は、私の心の恋人です
ケ~キは一年中食べなくても大丈夫ですが、和菓子が切れたらやばいです
どれ位やばいかと言うと。。。う~ん かなりやばいです 笑

このとらやさんはいつかは行きたいお店です。
煙草だんごと言うからには。。。この散りばめられた海苔が、たばこの葉っぱを表しているのでしょ~か?
まさかニコチンで真っ黒になった歯を表してるわけではないでしょ~けど

あ~ごちそうさまでした
腹へった~

Kabochanさん
この焼草だんごは甘いものと思っていた草だんごのイメージを変えるものでした。
味は、磯辺焼きにした草だんご、というもので、お茶のみならずお酒にも佳いものでした。
とらやでは食事も可能ですので、当然のことと申してはヘンかも知れませんがビールやお酒も供されるように記憶しております。
昔は相席になると知らない同士でもちょっとした気遣いはお互いにしたものでしたね。
近年気になっているのは、雨の日に道ですれ違う際に傘を傾けない人が増えたことですが、これも時代の流れでしょうか・・・。


すずらんさん
拙文がお目に留まってしまいましたか・・・。
どうぞお気を悪くなさらないでください。
そちらではおはぎが5個単位で販売されている様子ですが、一人で食べるとなると二日がかりでもしんどそうですね。
加えてお体に変調を来たされるのではなおさらですね。
私なりの案ですが、5個入りを購入されてもまずは夕食をお好みのシュワシュワと一緒に食べられて満腹中枢を刺激しておけば、その夜は2個位で十分となるように思います。が、いかがでしょうか。

そっ そんな~ 酷な~
目の前に人参の馬状態です

そうしましょ~か 次からは?
一日に2個だけ食べて、借用証書しか入っていないであろう主人のでかい重い金庫にでも入れて翌日まで直してしまいましょ~か?

でも 開けると違うおはぎが入っていたりして~
いや それはないな~おやつ食べないんで!

秘蔵の芋焼酎が入っているかもです?
いや いや きっともっと怪し~いブツが出てきそうです

あかん あかん やっぱり時間をあけてでも全部食べるのがよろしいようで。。。

いそべのお団子かと思いましたが、ちょっと違うようですねぇ。
わざわざ海苔をちぎったものをまぶしてあるのですか。
海苔とお醤油は相性がいいですからね、ましてや お団子を焼いてあるとなれば柔らかくて海苔の香りもてつだって びみ でしたでしょうね。 甘味屋さんが三軒もあるとなると、それぞれの お店も工夫をこらしていらっしゃるのでしょうねぇ。
美味しいお団子を召し上がられて I氏がそれを知ったら きっと羨ましく思われますよ (^o^)

すずらんさん
湿疹というものは、体の調子が良くない時に体が出す警報のようなものかもしれません。
どうぞご自愛ください。
24時間以内におはぎ5個は多いかも、です。

FORTNUM & MASONさん
感じとしては、草だんごの磯辺焼き、といってもよろしいようです。
ご指摘の通り、海苔と醤油の相性が良い上に焼いただんごですから、日本人の味覚の原点に近い味わいであるように思いました。
甘味屋が3軒、その売りの一つが草だんごですから、店ごとに個性を出すのは相当な工夫が要るでしょうね。
それを味わう側としても、違いが分かる味覚と嗅覚を備えることができていると良かったのですが・・・。

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