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2015年4月23日 (木)

上野桜木/風土菓 桃林堂 上野店 (裳那香 大坂)

1dsc04404_2 風土菓 桃林堂 上野店

私が「桃林堂」のことを知ったのはもう10年以上前のことである。
その時以降「桃林堂」の和菓子は野菜や果物を砂糖で煮込んだという「五智果」というお菓子がメインであると思っていた。
また、店舗は東京藝術大学の近くに在るということは知っていたが、訪れたことはなかった。
昨日、YA氏と上野から谷中・日暮里まで歩いたのであったが、その時に上野店の前を通ったので初入店が叶ったのであった。

1dsc04409 扁額

引戸を開けて店に入ると、右手に和菓子が陳列されたガラス棚があり、その後方上部の壁には「桃林堂」を書かれた扁額が飾られている。

1dsc04405 和菓子(小皿に載せられている和菓子は店内でいただける。左上から、崋山饅(かざんまん)、あん玉、柚子あん玉、花ごろも、山家、桃の葉。中段左から、小鯛焼、深み草、下段右、裳那香(もなか) 大坂)

ガラス棚に並べられている和菓子の内、陶製の小皿に載せられているものは店内で抹茶とともにいただけるとのことであった。
いずれの和菓子も魅力的であったので女性店員さんに創業以来の和菓子とお薦めの和菓子を尋ねると、前者は「裳那香(もなか) 大坂」、後者は「小鯛焼」であるということであった。
YA氏は「小鯛焼」を、私は「裳那香(もなか) 大坂」をいただくことにした。

1dsc04407 左横には「五智果」などが並べられたケースがある

支払いを済ませて「五智果」などが並べられたケースの前を通って店内奥に行くと、窓側にはテーブル席、壁の飾り付けのある側にも椅子が並べてあった。

1dsc04428 飾り付け

我々はテーブル席について窓の外の行き交人や自動車を眺めたり、壁側の飾りを見たりしていると、注文の品々が抹茶および焙じ茶とともに運んで来られた。

1dsc04415 小鯛焼

YA氏に伺うと「小鯛焼」はまるで焼き立てのように温かく、中の粒餡はたっぷりと入れられているとのことである。
また、その味わいは餡の自然な甘味が引き出されていて、加えて餡の甘味が薄皮の小麦粉系の甘味と相乗的に舌の味蕾を撫でるようである、とのことであった。

1dsc04416 小鯛焼には「ひば」(?)の葉が添えられている

また、「小鯛焼」には「ひば」の葉(と思う)が添えられていた。
瀬戸内で獲れる鯛は濱焼にされると、このひばの葉が台に用いられる。
昔のことであるが、この濱焼が毎年親戚から贈られて来た時のことを思い出したのであった。

1dsc04414 裳那香(もなか) 大坂 表に大坂と印してある

私の選んだ「裳那香(もなか) 大坂」は、餡が隙間なく詰められていて、そのサイズに対して思ったよりもズシリ重たかった。
また、中のつぶ餡はピュアで上質なつぶ餡の味と舌触りで、大変美味であった。

1dsc04418 店内

作法に則って抹茶をいただき、まったり寛いだ気分で「桃林堂」を後にした。

1dsc04429 左へ行くと谷中に至る

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コメント

谷中を舞台にした小川糸氏の『喋々喃々』に「五智果」の名前がありましたなぁ。
昨日は失念しておりましたが、この小説も谷中の情緒や美味いものが満載で、彼の地への
思いをかき立てるのでありました。
つややかな小鯛焼の美しいこと!皮が普通のものよりカリッとしていそうですな。鯛焼の端の
香ばしく焼けたバリ(?)の部分を好む小生としては、ぜひとも頂いてみたいと切望します。

Kabochanさん
そういえばYA氏が小川糸氏のことを話されておられましたが、お名前は漢字ではこう書かれるのですね。
喋々喃々は谷中に関する知識を得るために読むことにいたします。
仰せの通り小鯛焼は美味しそうです。
そういえばYA氏は大変美味しそうに食べておられました。
が、バリはどうだったのかは分かりかねますが・・・。

小鯛焼がプックリまんまるに焼き上げられているようで美味しそうですが食べてしまうのはちょっとかわいそうなくらい可愛い焼きですね。
もなかは父が好きな和菓子です。 私はつぶ餡が苦手なのですが、新潟県の新発田の翁の最中は好きですよ。
でも、此方のものはスリムで上品ですね。

J氏さんはよくお抹茶をいただかれるようですが お好きなのですね?

FORTNUM &MASONさん小鯛焼は横で見ていましたが、実に小ぶりでした。
が、餡はしっかりと詰まっていたとのことです。
最中はやはり皮がサクリとしたのがよいですね。
新発田の最中はどうやって手に入れられるのでしょうか、やはりネットでしょうねェ。
抹茶は和菓子とセットになっていることが多く、他に選択肢がないだけなのです。

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