« 富岡/お照(居酒屋) | トップページ | 浜離宮庭園/中島の御茶屋(抹茶と和菓子)  »

2014年8月10日 (日)

佃/住吉神社(例祭)

1dsc03039 住吉神社祭礼の提灯

インターネットを見ていたら、佃にある住吉神社の例祭が8月7日と8日に摂り行われる旨、出てきた。
佃島は徳川家康が幕府を江戸の地で開府する際に、鄙びた江戸の漁村を活性化するために浪速(大阪)の漁師たちを住まわせた場所で、浪速から来た漁師たちにとって「公方様から賜った土地(島)」である。
偶々地元の長老に伺った話では、「漁師の先達としての誇りと、公方様の信頼」を骨格に「浪速の文化」を背景にした独特の文化が連綿と続いている、ということであった。

1dsc03037 地下鉄有楽町線銀座一丁目駅

8日の午後、「quartier general」で昼食を摂った後、地下鉄有楽町線の銀座一丁目から月島へ移動し、住吉神社の例祭を見に行った。来年は大祭だそうである。

月島駅の6番出口を出て、炎天下を住吉神社に向かった。
暫く歩いたところで、オバちゃんカメラマンが高級一眼レフで写真を撮っていた。

1dsc03038 井戸のポンプ

オバちゃんカメラマンが去った後そこに行ってみたら、手漕ぎ式の井戸のポンプがあった。
思い返せば、このポンプはテレビなどでよく紹介されていたようである。

1dsc03042 掘割 左が「佃島」、赤い橋が「つくだこはし」

1dsc03109 つくだこはし

そのまま井戸のある路地を抜けて歩いていくと掘割があって、漁船(?)が舫ってあった。
佃島は写真左手の部分でそのまま左側の端は隅田川となる。赤い「つくだこはし」の向こうには高層マンションが聳えていた。

1dsc03043 箸屋(先日もテレビに出ていた)

1dsc03044 駄菓子屋(中から子供の声が聞こえた)

掘割に沿って「つくだはし」の方に歩いていき、橋のある通りを隅田川の方に歩くと、左手に有名な箸屋さんが、右手に駄菓子屋さんがある。

1dsc03048 佃町の神輿

更に通りを進むと、その突きあたりに神輿の庫があった。

1dsc03074 天安

1dsc03077 丸久

また、その庫の近くに2軒の佃煮屋が真夏の日差しの中、静かに佇んでいた。

1dsc03062 隅田川、遊覧船はHIMIKO

神輿の庫の裏手は隅田川で、堤防に登ると佃大橋が目の前にあり、その下を遊覧船が進んで行った。

1dsc03078 鳥居

土手を降りて更に進むと、青銅の板で覆われた大きな鳥居があった。
昔は住吉神社へは隅田川の岸側から入って行ったことが推測された。

1dsc03093 石製鳥居

参道を神社に向かって歩いて行くと、比較的新しい石製の鳥居があり、その奥に本殿があった。

1dsc03092 陶製扁額

石の鳥居には「陶製扁額」が架けてあった。
扁額で陶製のものは全国的にも珍しいそうである。

1dsc03099 鰹塚

1dsc03083 社殿

また、境内には「鰹塚(かつおづか)」があり、また社殿の屋根には円柱状の飾り木である「堅魚木(かつおき)」が並んでいる。
(この辺りの関係について、巧く説明できないし、神社内の説明も良く分からなかった。失礼。)

社殿内では「つくだこはし」を渡って集まってきた「講」の人達がおそろいの着物を着て、お祓いを受けていたようであった。

1dsc03050 つくだこはしを渡る「講」の人たち


1dsc03086  社殿でのお祓い

なお、地元の長老が話してくれたが、大祭は3年に1度で、来年が大祭だそうで、神輿も繰り出されるし、人でも多いとのことである。

1dsc03119 佃天台地蔵尊

帰りは住吉神社の横手から出て、掘割に架かる「つくだこはし」を渡り、佃天台地蔵尊様にお参りした後、月島駅に戻った。

この日も暑い日であった。
なお、帰りに月島駅で買った500mlの水はあっという間に飲みほしてしまった。

« 富岡/お照(居酒屋) | トップページ | 浜離宮庭園/中島の御茶屋(抹茶と和菓子)  »

祭り」カテゴリの記事

佃(祭礼)」カテゴリの記事

神社・仏閣」カテゴリの記事

コメント

猛暑の中を丹念に足で歩かれて物された力作の記事を謹んで拝読いたしました。
江戸情緒が漂う風情ある街ですね。北海道は雄大な自然には恵まれていますが、
歴史が浅いので、なかなかこの味は出ないように思います。
とはいえ、掘割とつくだこはしの後ろの摩天楼の写真は、今の佃島を象徴するようですね。

鰹塚について少し調べてみました。
住吉大神はもともと海上の安全を守護する神様で、そのことから鰹節問屋が江戸の昔から、
生業繁栄の守護神として奉っていたようです。その縁で東京鰹節卸商業協同組合が鰹の御霊に
感謝慰霊の意を込め、また豊漁を願って鰹塚を建立したようです。築地の玉子塚と似ていますね。
「堅魚木(かつおき)」というのは、鰹節に似た形をしているそうですが、如何?

Kabochanさん
北海道も台風の影響があったようにテレビで報道されていましたが、御無事でしたでしょうか?
佃という街は本などで知識を得ておりましたが、実際に訪れたのは初めてでした。
佃島は落ち着いた雰囲気に包まれた街で、言葉では巧く表すことができませんが、個性がある街でした。周囲は隅田川や高層マンションに囲まれていますが、ここだけは周囲のものとは何か違うもので覆われているような、そんな感じです。
鰹塚について調査いただきまして、有難うございました。
ご指摘の玉子塚を示していただきましたが、築地の波除神社に立派な玉子塚があり、玉子の供養をしておられました。鰹といい、玉子といい、生業にする物物を大切にするという精神が生きているのですね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 佃/住吉神社(例祭):

« 富岡/お照(居酒屋) | トップページ | 浜離宮庭園/中島の御茶屋(抹茶と和菓子)  »

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック

カテゴリー

無料ブログはココログ