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2014年6月22日 (日)

西荻窪/はつね(タンメン+チャーシュー)

Dsc01974 はつね

西荻窪には食の名店が多く存在している。
ビストロさて、坂本屋、鞍馬、などなど数え上げれば限りがない。
こうした状況の中で、タンメンに関してもかなり以前から有名な店がある。
その名を「はつね」といい、席数は僅かに6席である。

土曜日の今日はこの「はつね」に伺った。
最初は国分寺にあるラーメン店「利休」に向かったのであったが、店の傍まで行くと既に4人の行列ができていた。
私は結構短気なので、ここに並ぶことを諦め、JR国分寺駅に向かって歩いていると、ふと西荻窪が脳裏に浮かんだのであった。
そこで、躊躇せずJRの中央線と総武線を乗りついで西荻窪へ向かった。

西荻窪駅に到着するころに、いつも伺っている店ではなくてどこか今までに行ったことがない店を探すことにし、「はつね」の前を通り抜けた。
その時点で既に長蛇の列ができていたのであった。
一旦通り過ぎはしてみたものの、今の機会を逃すと一生縁が無くなるような気分がしたので、列の最後尾に並んだ。
時に14時15分で、列には私の前に12人がいた。
国分寺で「利休」に並んでいれば先客は4人で済んだものが、12人の先客となってしまった。
列の最後尾にいると、自分の後ろに誰かが並ぶと「ホッ!」とするものである。
こうして前の人達が徐々にではあるが店内に入り、一方では後ろに人が増えて行くという繰り返しが行われ、ついに15時5分頃に入店と相成った。

店内はカウンター席6席のみで、店主の仕事が良く見える。
それはとても丁寧であって、きっちりしたものであった。
タンメンの具材である、キャベツ、モヤシ、ニンジン(これは少量)に火を通すと相まって麺を茹でる。
チャーシューは予めブロックから切り取るのみならず、スライスした肉片に数ヶ所に亘って隠し包丁を入れておられた。

ラーメンの場合には醤油ダレは女性(今日は店主殿曰く、自分のお姉さん、だそうな。)がどんぶりに入れ、スタンバイとなり、タンメンの場合はどんぶりが用意されて全てがスタンバイじょうたいとなった。
ここに店主殿が湯がいた麺を丁寧に入れられ、さらに火を通した野菜が置かれ、最後に野菜と一緒に仕上げられたスープが注ぎ込まれるのであった。

Dsc01969 タンメン+チャーシュー

こうして出来上がったタンメンが客の前に置かれるのであった。
まずスープを一口含んでみて、見かけから想像するうす味とは異なり、熱いコクのあるスープが舌の上を通り抜けると同時に、口中がキュッと収斂するような塩系の味が口中に広がるのであった。
自分のつたない経験がベースになっているが、この味は「豚のバラ肉」から出た動物系のコクがあるもので、これとキャベツが主体の野菜スープが混ざり、若干多めの塩で味が整えられたもののように感じたが、・・・・・・。

Dsc01968 タンメン+チャーシュー

久しぶりにサッパリ系かつコクのあるスープのタンメンを食し、満足して店を後にしたのであった。

Dsc01970 壁の張り紙には、今年中は値上げをしないとの宣言文。

Dsc01971 カウンター上の箸と調味料

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西荻窪(ラーメン)」カテゴリの記事

コメント

カウンター席が6席とは 家庭的な感じがうかがわれます。また、盛り付けが綺麗なこと。 チャーシューに隠し包丁ですか? 隠し包丁は日本料理に見られますが、丁寧な調理をされているのですね。 それは、調理全てに言えることかも知れません。 丁寧な調理、そこには店主の気持ちが込められているのでしょうね。いただく側も味わっていただかなくてはいけないのですね。 あ~ぁ でも、本当に美味しそうですぅ。 (ちょこっと お知らせ) 羽田空港に 炙りチャーシューが入ったラーメンを提供しているお店があります。 目の前で、網で炙ってくれたチャーシューをラーメンに載せてくれます。 機会がありましたら一度 召し上がってみて下さい。

おおっ、横から見たところが見事なコニーデ型ですなぁ。噴火口のチャーシューの厚みは
垂涎ものであります。店の外観を拝見すると相当昔から営業されておられそうな感じですな。
それにしても3時過ぎの昼食とは、なかなかの苦行でしたね。長時間待った甲斐はあった
ようで、何よりでありました。

FORTNUM & MASONさん
カウンター席が6席というところが当店の重要なポイントなのでしょうね。
実際に伺ってみて分かりましたが、丁寧な手順を踏むとこの席数が調度良いのでしょうね。
行列に1時間ほど並ぶのは老齢の身には応えますが、佳い味を楽しむには仕方がないことなのでしょう。
ところで、羽田空港の炙りチャーシュー入りラーメンですか!?
チャンスがあれば伺ってみたいものですが、近年は羽田空港に足を踏み入れることもなく、いつのことになりますやら、です。

Kabochanさん
コニーデ型とはなかなか鋭い観察眼をお持ちですね。
ひょっとして学生時代は自然科学を専攻されておいでだったのでしょうか?
また外観に関しても良く観察されておいでです。
かなり年季の入った建物ですが、正直なところ当店の歴史については何も知らないのです。
ただ、少なくとも6年ほど前にたまたま雑誌で知り、西荻窪に行くたびにその行列に恐れをなすか、既に閉店となっていたかで、今回が初入店でした。
それにしても、並ぶのは「しんどい!」です。

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