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2013年12月 9日 (月)

銀座/梅林(カツ丼)

Dsc06868 梅林(後ろ姿は道場六三郎氏、偶然の邂逅)

私は梅林のカツ丼が好きである。
今回は7月以来の入店となった。
梅林はトンカツを初めとするフライものの店である。今はエビフライに加えてカキフライもいただける。
一口に豚カツと言っても、梅林には880円のメンチカツのようにサラリーマンの昼食用から3,400円の銀座に遊びに来た人のための昼食用の高級品まで揃っている。

 

Dsc06857 お品書

入店時には既に16あるカウンター席は満席で、入口の傍にある待合席5席も満席であった。
しかしながら、客回転の良い店であるから、5分程待っただけでカウンター一番奥の席に案内された。
この席は16番と店では呼んでいる席で、目の前には伝票が並び、また出来上がった料理が一時留め置かれる場所となっている。言い換えれば、客にとってはせわしない場所であるが、目をカウンターの向こうに遣るといろいろなものが見えてきてこれはこれで楽しい席である。

 

Dsc06867 カウンター席16番からの眺め

まず、ガスコンロがある。3台並んでいて、ここでカツが玉子に綴じられる、即ちカツ丼が仕上げられるのである。
その右手前にある小ぶりの金属容器は、玉子が割り入れられて溶かれた後、煮上がったカツにかけられるための容器である。
また、奥の大型の金属鍋には、味噌汁が大量に入れられており、料理が仕上がる毎にここからお椀に味噌汁が注がれる。
こうして料理ができるプロセスの一部を見ている内に、注文したカツ丼が出来上がってきた。

 

Dsc06863 カツ丼

丼とお椀の蓋をとり、丼を左手で持ち上げていただくカツ丼は、アツアツである。
醤油味の出汁で煮込まれたカツ丼と玉ねぎは、玉子で綴じられており、また、出汁がご飯に浸み込んでいる。玉子の絡んだカツを一口噛み切り、次いでご飯を口に含むと、出汁の甘しょっぱさと油と出汁を吸い込んだカツの衣の味が、ご飯の甘さと絡み合いながら口の中で一体となっていく。この時に、豚肉の弾力が歯触りのアクセントになると同時に、肉の味が沁み出してきた。
香の物で口中をリフレッシュしたら、再度カツ丼の美味が再びあらわれるのである。これを繰り返す内に、あっという間に完食となった。
味噌汁は、豆腐が具となっている。また、香の物は、沢庵とキャベツの浅漬けで、これがカツ丼に佳く合っていた。

なお、名刺のデザインが変わっていた。

梅林に向かって左側には有名な露地がある。
ここから入ると、まずは梅林の厨房を右手に見ながら進むことになる。
排気口から出てくる汚れた空気を気にしないで進んでいくと、自動扉に出くわす。これが「銀座グリーンビル」に入っているドトールコーヒーの店内への入口である。ここでコーヒーを飲むのも良いが、そのまま向かいにある自動扉を通りぬけて更に進むのも良い。

 

Dsc06870_2 梅林の横にある路地

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コメント

お品書きの「守備範囲」の広さに驚きました。こういう店は人気があるでしょうね。ところで、貴兄の巧みな記述にすぐにでもカツ丼を食べたい気分になってきてしまいました・・・

Kabochanさん
梅林はカツを生業としており、また聞くところによりますと祖父母の時代から銀座でトンカツを食べれる店として有名であるとのことです。やはり、長い間に亘って生き続けるお店というのは、お品書にも表れているようです。

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