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2013年11月10日 (日)

銀座/白鶴東京支店(灘の生一本プロジェクトセミナー)

Dsc06217 歌舞伎座の前から眺めた白鶴ビル

先週三連休が明けた11月5日に表題のセミナーに参加した。
Kincyanさんは当日になって急用ができたことから不参加となったことは残念であった。

今回のセミナーでは、兵庫県の灘地区にある酒造会社9社醸した「灘の生一本」9種類についてそれぞれの特徴の説明と利き酒が行われた。
酒造会社9社それぞれの醸造技術者が企業の枠を超えて活動されており、この方々で構成される「灘酒研究会 酒質審査委員会」のメンバーが講師として来られていた。

Dsc06232 エントランス

会場に入ると、前回講師を務められたTさんが席まで案内して下さった。
席には、灘の酒造会社9社の名前あるいはロゴマークの印された利き猪口が並べられており、またそれぞれには約40mlの「灘の生一本」が既に注がれていた。したがって、試飲する量は360mlとなり、試飲だけで二合の酒を飲むことになる。
 
Dsc06222 灘の生一本9種類のサーバー

会場左手のスペースには酒造会社9社の「灘の生一本」のボトルと更に飲みたい人のためのサーバーが並べられていた。
講師の説明によると、ボトルとラベルのフォーマットは統一されているとのことで、五合瓶が並んだところは壮観である。
また、ボトルはリサイクルガラスを90%使用しているとのことで、企業としてのCSR活動もしっかり遂行されていることが分かる。近年はリサイクルのみならず「CFP」や「LCA]など企業の環境に対するアクションが重要視される中、灘の酒造会社も頑張っておられる。

Dsc06310 セミナーの資料(ラベルの仕様は統一されている)

まず最初に「灘酒研究会 酒質審査委員会」のメンバーの方々から「灘の生一本」ついての説明と、個々の酒蔵で醸された酒それぞれの特徴の説明があった。
「灘の生一本」とは「灘五郷の酒造会社」が「地元の酒米」(山田錦が多かった)と「灘の宮水」を用いて、単一の酒蔵(醸造樽は複数)で醸した酒のことである。
酒造会社によってそれぞれ個性が異なり、「甘辛」、「味わい」、「香り」が大きな分類項目として採用されている。加えて、「色」もそれぞれで異なり、熟成期間の相違が影響しているとのことであった。例えば「剣菱」が最も濃い淡黄色で、熟成期間は10年にも及ぶとのことであった。

Dsc06226 利き猪口

それぞれの「灘の生一本」を利き酒したが、菊正宗、道灌、「剣菱」の個性は並べて利き酒すると分かるような気がする。が、その他は飲み比べると微妙に違いが分かるが、ブラインドではどこの酒造会社のものかは全く分からないであろう。

Dsc06313 灘五郷9社の「灘の生一本」

私の居たテーブルは合計6人であったが、講師の一人で「灘酒研究会 酒質審査委員会」の会長を務められておられる「白鹿(辰馬本家酒造株式会社)」製造部醸造グループマネージャーの小川氏が我々のテーブルに来て下さり、多くの質問に丁寧な答えを返して下さったのが実に印象的であった。白鶴のセミナーで講師を担当される方々は、その道の専門家であるが、同時に人柄もすぐれた方々である。

Dsc06224 講師の方々(右は小川氏)

質問の後は、「日本料理ほうおう」のお弁当を頂きながら、利き猪口に残った「灘の生一本」を楽しんだ。サーバーにおかわりを採りに行かれる方々もおられたが、この日の私には二合で十分であった。

Dsc06231 「日本料理ほうおう」の弁当

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コメント

いや~、これは行きたかったな。灘の酒が勢ぞろいですものね。全部たっぷり飲むと、きっと酔っ払ったでしょうね。私の方は、上司が代わって、少し忙しくなりそうです。

ところでこないだの女性陣は来ておられたのですか?

Kincyanさん
仕事で忙しいのは結構なことです。頑張って下さい。
灘の生一本9種類はそれぞれに個性があり、楽しくいただきました。
参加者の中には、Yさんは居られませんでした。

呑兵衛には堪えられない企画ですね。毎度のことながらうらやましいです。弁当も秋の趣で美しい。銀座にビルを構えるような会社は、やはり一味違ったことをなさいますね。「越の寒梅」がブームになるまでは、酒といえば灘の生一本でしたよねえ。父親などはそれなりに贔屓の銘柄があったように記憶しています。並べてみるとさほど味に差がない、というのもまた興味深いです。もっとも9種類もあると最後はいい加減酔っぱらってきそうですな。

Kabochanさん
白鶴のセミナーは面白いですし、日本酒の愛好家には知識を増やす絶好の機会となり、折に触れ飲む日本酒もより味わい深いものとなります(ような気がします)。
飲み比べみてそれぞれに差が感じられなかったのは、私の味覚・嗅覚の劣る所が原因です。コメントが不十分で失礼いたしました。

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