2019年4月20日 (土)

堺(堺東)/ 虎屋 (居酒屋)

1img_7300 虎屋

堺東という街は以前(といっても50年ほど前)のような賑やかさは無くなったようであるが、さはさりながら栄えている店も多々あり多くのお客で賑わっている様子である。
それらの繁盛店の中でも、私にとって非常に居心地の良かった店の一つが「虎屋」である。

入口の暖簾には「立呑處」と染め抜かれているが、その実はちゃんと座って落着いて飲食を楽しめる店である。

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私が暖簾を潜って店内に歩を進めた時は、若旦那とおばちゃんが居られたのであったが、お二人とも柔和な性格で、言葉遣いも立ち居振る舞いも丁寧であった。
もうこれで居心地の良さは保障されたようなものであるが、それに加えて料理が実にヨロシイのである。

1img_7278 

先ず入店して最初は「熱燗」をいただくとともに大阪ならではの「梅焼き」が煮込まれた関東炊き(おでんのこと)をいただくことにした。
熱燗を一口含むと舌から喉元にかけて清酒の香と酒精の刺激が心地よく広がった。

1img_7276 大根、厚揚げ、梅焼き

また、注文した関東炊きは大根、厚揚げ、梅焼きの三種である。
どれも関西風の出汁で煮込まれていて、そこはかとなく懐かしい感覚が背中から肩にかけて流れたのであった。
特に「梅焼き」は関東地方では見かけることはない。
気の効いた店では伊達巻を入れているところもあるが、「梅焼き」は明らかに一線を画するものである。
この「梅焼き」はその本体の味わいも好いのであるが、おつゆを吸ってホトホトとした食感になったものは他の地域では味わえないものである。

1img_7277 どて焼

また「どて焼」も肉の旨味と味噌味や味醂のコク味や甘味がそれぞれのクラスターを維持しつつも程良く一体化していて、これがタマラン味わいとなっていた。

1img_7282 だし巻き玉子

また、我が好物である「だし巻き玉子」もフワリとした食感であり、出汁を含んだ玉子の旨味がこれまた頬落の味わいであった。

1img_7284 

「熱燗」に続いて、清酒や濁り酒を気の赴くままにいただいた。
いずれも好い酒であった。

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1img_7294 大阪いか焼

暫らく飲んでから「大阪いか焼」をお願いした。
若旦那が丁寧に仕上げてくれたが、私はHO氏が嗜まれるような正統派のいか焼を食べたことがないので云々することは叶わないが、この「大阪いか焼」も美味しく濁り酒とともにいただいた。

1img_7295 

最後に、もう一合清酒をいただいて、お酒はこれにて打ち止め、とした。
何処かでストップしないと際限なく飲み続けてしまいそうであった。

1img_7296 砂ずり炒め

なお、同じ界隈にある「高砂」で砂ずりを食した経験があり、味の比較をしたくなって「砂ずり炒め」を注文した。
しかし、酩酊が進んでいたことから、味に関しては何ら記憶するところでは無くなっていた。
再訪を期するところである。

1img_7297 伝票

   

2019年4月19日 (金)

堺(中百舌鳥)/ ステーキのどん 中百舌鳥店 (どんハンバーグ、鶏の唐揚げ、シューストリングポテト、生ビール、赤ワイン)

1dscn4192 ステーキのどん 中百舌鳥店

この日は母の入院する病院を出て、夕食を求めて妹の運転する車で店に関する特段の当てもなく中百舌鳥方面に向かった。
こういう場合は、なかなか店が見つからないもので、おまけに訳の分からない道に迷い込んだりして徒に時間だけが経過していった。

結局、明るい雰囲気の店が目に留まるというもので、行きついた店は「ステーキのどん 中百舌鳥店」であった。

1dscn4175 生ビール

店内は比較的空いていて、近所に在る大阪府立大学の真面目な学生さんと思えるような若いウェイトレスさんが店内奥のテーブルに案内してくれた。
席に着いて、先ずは私だけが生ビールをいただくことにした。

1dscn4177 スープ

スープは自分で取りに行くシステムで、妹が取ってきてくれたのを飲んだ。
また、大阪府立大学の学生さんに生ビールのお供として「鶏の唐揚げ」と「シューストリングポテト」をお願いし、妹とシェアすることにした。

1dscn4180 シューストリングポテト

「鶏の唐揚げ」と「シューストリングポテト」の注文を終えて僅か2分ほどで「シューストリングポテト」が供された。
多分、売れ筋のメニュとして在庫があったのであろうけれども暖かい一品であり、また素早く供されたので好印象であった。

1dscn4181 鶏の唐揚げ

また、暫らく待つと「鶏の唐揚げ」が供された。
この「鶏の唐揚げ」は価格の割には量も味も結構なものであった。

また、「鶏の唐揚げ」と「シューストリングポテト」を待つ間にメインの料理を決めたが、妹は「チーズインハンバーグ」を、私は店名を冠した「どんハンバーグ」を選択したのであった。

1dscn4182 赤ワイン

なお、生ビールは「シューストリングポテト」をいただいている段階で飲み干したので、次の一杯として「赤ワイン」をいただいた。
結局「赤ワイン」はお替りをして2杯飲んだのであったがその量は存外に多く、生ビールよりもCPは良かったように思うところである。

1dscn4186 どんハンバーグ

そして、「鶏の唐揚げ」と「シューストリングポテト」を半分ほど食べ進んだ頃合いで 「チーズインハンバーグ」と「どんハンバーグ」が供された。
「どんハンバーグ」は私の好きなデミグラスソースを纏っており、美味しくいただいたのであった。
なお、妹の「チーズインハンバーグ」は撮影前に妹がズブリとナイフを入れてしまったことから、撮影は行わなかった。

   

2019年4月18日 (木)

堺(南陵町)/ 和食 さと 上野芝店 (早春の海鮮彩どり天丼御膳)

1dscn3847 和食 さと 上野芝店

過日のことであるが、この日も母の入院する病院を出てから妹と夕食を摂ることにした。
が、堺市内の興味あるエリアを妹の車で走ったがなかなかこれと言った店には出会わなかった。
そこで、半ば諦めかけたタイミングで目に入ったのが「和食 さと 上野芝店」であった。
この「和食 さと 上野芝店」は以前から気付いてはいたが、私のイメージではすき焼を主体にした店であって、日常の夕食には若干コスト高となるように思っていた。
が、寄せる空腹感には抗えず、入店とあいなったのであった。

1dscn3835 タッチパネル式オーダーボード

入店すると丁度先客との入れ替え的タイミングであったのか、待つことなく空いたテーブルに案内されたのであった。
そして、メニュを見て注文する料理を決めたまではスムーズに事は運んだのであった。

さて、注文しようということになってテーブル上の呼び出しボタンを押すと、程なく若い女性店員さんが現れた。
そして、のたまわれたのであった。
「そのタブレットでご注文ください。」と。

が、60歳を越えたお婆ちゃんと爺さんである。
ならばタブレットで注文しよう、とチャレンジしてみたが、入口から入れないという状況であった。
暫らくう~じゃらは~じゃら挑戦してみたが、結局何の進展もなくギブアップとあい。なった

そこで、再びテーブル上の呼び出しボタンを押して、来てくれた若い女性店員さんにメニュを指し示しながら彼女にタブレットを操作してもらって注文が完了したという次第であった。

1dscn3842 


若い女性店員さんにタブレットを操作してもらって注文を終えてから10分ほどで注文の料理が運ばれてきた。
妹は「かきご飯かき天膳」という牡蠣づくしの料理であり、写真は撮らなかった。
というのは、私は決して食べないということはないが、牡蠣の姿は些か苦手であるからでる。

一方、私が注文したのは「早春の海鮮彩どり天丼御膳」であって、天丼とミニうどんのセットであった。

1dscn3838 早春の海鮮彩どり天丼

「早春の海鮮彩どり天丼」は、海老の天ぷら2本を主体にした天丼であって、大阪風の薄口醤油を使った丼つゆで仕上げてあった。
また、具材の種類も多く、美味しくいただいたのであった。

1dscn3839 ミニうどん

またミニうどんはスープ代わりにいただいたが、天丼との組合せとしてなかなか好いものであった。

1dscn3840 ホウレンソウ鶏ソボロあんかけ

なお、この日も疲れ気味であったことから飲酒はしなかったが、そうなって来ると私にとってはお通し的位置づけにある「ホウレンソウ鶏ソボロあんかけ」は無用でであった。
特に、冷蔵庫から出てきた様に感じられた冷たさもそういう思いを強めたのであろうけれども・・・。

   

2019年4月17日 (水)

堺(三国ヶ丘)/ 細うどん あんじゅ庵 (カツ丼と小うどんのセット)

1dscn3934 細うどん あんじゅ庵

我が母の入院が続いている。
面会時間は午後8時までとなっており、妹は連日5時から8時までの間を付き添っている。
偶に夕食に誘うと、病院を出るのが午後8時20分くらいのタイミングになるので、入店を待たずに(或いは並ばずに)入ることのできる店は限られてくる。

過日のことであったが、病院の近所の中国料理店に行ったが8時がラストオーダーであって入店が叶わず、セカンドチョイスで向かったのが「細うどん あんじゅ庵」であった。

1dscn3940 えび天とじうどん

お店の駐車スペースに車を停めて店内に入ると、先客は一人であった。
開いているテーブルに着き、暫し逡巡しながらお品書を見て、妹は「えび天とじうどん」を、私は「カツ丼と小うどんのセット」をいただくことにした。

この日は、珍しく一杯飲りたい気分にはならず、食事だけとなったが、そうなると待つ時間は結構手持無沙汰のものである。
さはさりながら、時間は過ぎて行くもので、注文して10分程で注文の品々が供された。

妹は「えび天とじうどん」をハフハフしながら「美味しい~!」と言うて食べていた。

1dscn3941 カツ丼と小うどんのセット

「カツ丼と小うどんのセット」を見た瞬間、一寸多いように感じた。
と言うのは、母の病室で2時間ほど前にコンビニのおにぎりを1個食べていたからであった。

1dscn3942 カツ丼

そうはいっても、いざ食べむ、と、 私は「カツ丼」から食べ始めたが、お出汁が好く効いていて美味なカツ丼であった。

1dscn3943 小うどん

また「小うどん」は本格的な味わいのおつゆに浸っており、またうどん自体のクオリティも高くてかけうどんではあるが美味な一品であった。

なお、2時間前のおにぎりが若干の妨げとなって、胃袋は満タン状態となっていたのであった。

   

2019年4月16日 (火)

新大阪/ 浪花そば (浪花スペシャルうどん)

1dscn3606 浪花そば

先日、東京駅の新幹線ホーム(18番、19番)にある「グル麺東京」で「いか天そば+生たまご」を食した後、新大阪に向かった。
新幹線は予定通りのタイミングで新大阪駅に到着したが、昼食にそばしか食していなかったので、些か空腹を感じたのであった。

1dscn3604 浪花うどん・そばシリーズ (上段)

そこで、夕食までにはかなり時間の余裕があったことから「浪花そば」といううどん店(そばもあるが私はうどんしか注文しない)でうどんを啜ることにした。
店頭のディスプレイを見ると「浪花うどん・そばシリーズ」として「浪花ミックス」、「浪花かしわ」、そして「浪花スペシャル」(大人気、売り上げNo.2と書いてあった)の三品が並んでいた。

その内容を見比べると海老天、お揚げ、かしわ、蒲鉾、卵で構成されている「浪花ミックス」の海老天とお揚げにグッと惹かれ、店内のオーダーカウンターのおばちゃんに「浪花ミックス」を「うどん」で注文していたのであった。

1dscn3600 浪花ミックスうどん

待つこと1分程で「浪花ミックスうどん」が出来上がり、配膳カウンターのおっちゃんによってトレイの上に載せられた。
そして、バッグを右肩に掛け、次いで「浪花ミックスうどん」が載ったトレイを両手に持ち、最寄りの席に着いた。

席に着いて、先ずはおつゆを一啜りした。
む~ン、これぞ大阪のおつゆの味、と感心し、うどんを啜り、順次具をハミハミして一気に食べきったのであった。
関東では蕎麦が美味であるが、関西は何と言っても『うどん』が美味である、ということをこの日も認識したのであった。

1dscn3603 店内の扁額

   

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2019年4月15日 (月)

東京駅/ グル麺東京 (いか天そば+生たまご)

1dscn3595 グル麺東京

大阪に行く際には新幹線を使うことが多い。
また、大阪に着いてからのスケジュールの自由度を考慮すると昼食を東京駅界隈で摂ることが望ましいと思っている。
したがって、昼食に若干時間はかかっても京橋や八重洲で昼食を摂るようにすることが多いが、一方で時間的にタイトな場合は東京駅改札内で何らかの食事をすることがままあった。
全く時間が無ければ駅弁という手もあるが、個人的には暖かい食事を望むものであり、そういう時は新幹線の18番ホームと19番ホームの間にあって、かつ15号車に近い処にある「グル麺東京」という立食のそば店が候補となってくる。

先日はいささか急いでいたものであるから、約2年半ぶりに「グル麺東京」に立ち寄った。

1dscn3596 券売機

入口の横にある券売機の前に立ち、これまでに食したことのないそばの品揃えを探すと、「いか天そば」が目に留まった。
そして、躊躇せずにそのボタンを押したのであったが、も少し栄養をプラスしようと思い「生たまご」のボタンも押したのであった。

1dscn3592 いか天そば+生たまご

手にした2枚の食券を右手に、着替えなどを詰めたバッグを左手に持って、店内に歩を進めたのであった。
店内は10人も入ればギュウギュウになりそうなスペースであったが、先客は僅かに3人で、カウンターの向こうに控えるおっちゃんに食券を手渡した。
食券を手にしたおっちゃんは間髪をいれずにそばを茹で始め、1分も経たない内に「いか天そば+生たまご」が出来上がったのであった。

先ずはおつゆを一啜りしてみた。
というのは、以前食した「季節のかき揚げ天そば」とか他のそばのおつゆが一般店のおつゆよりも違和感を覚える程度に甘く感じたことから、2年半の時間の経過でどのように変化しているか確かめるためであった。
そして、今回は『あの慣れない甘味』はなくなっていた。
私個人的には『あの甘味』は無い方が好ましいと思っていたので、妙に安堵したのであった。

供された「いか天そば+生たまご」は5分も要さずに食べ終え、予定していた列車に乗ったのであった。

   

2019年4月14日 (日)

JAL/ 誕生日プレゼント

1img20190408wa0004_1

先日、息子が赴任したモスクワに娘と孫達が合流し、現地での生活のスタートをきった。
その際に、利用させていただいた航空会社は日本航空であった。
偶々ではあったが、娘の誕生日は搭乗日の前日であったことから、機内で乗員の皆さまからお祝いをしていただいたということであった。
英語の通じない国で生活するという不安な気持ちでいたであろう娘にとって、暫し心が和んだことであろうと思うと有難い心遣いに感謝である。

   

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2019年4月13日 (土)

新宿/ 茶語 Cha Yu Tea Salon (鳳凰単欉蜜蘭茶)

1dscn3988 茶語 Cha Yu Tea Salon

過日のことであるが、YH氏と「かつくら」で豚カツを食した後、胃の腑を和ませるために同じく新宿高島屋にある「茶語 Cha Yu Tea Salon」を訪ねた。
「茶語 Cha Yu Tea Salon」は中国茶の専門店であり、茶芸の作法に則ってお茶が供される店である。

1dscn3987 清楚な白と明るい茶色を基調にした落着いた店内

エントランスを少し入ったところで案内を請うと、店内は比較的空いていてほぼ中央にあるテーブルに着くことができた。
店内には大きな窓から明るい光が入っていて、この光が白を基調とした店内をより穏やかな明るさにしてくれていた。

1dscn3980 蓋椀、茶海、聞香杯、茶杯(時計回りに) on 茶盤

この日、いただいたのは「鳳凰単欉蜜蘭茶」という広東省のお茶であった。
注文を終えて暫らくすると白衣のような上着を着た若い女性店員さんが茶盤に道具一式を載せて現れた。

1dscn3984 鳳凰単欉蜜蘭茶の茶葉 in 蓋椀

そしてポットから蓋椀に入れられた茶葉にお湯を注ぎ入れ、次いで茶海に移してくださった。
その茶海から、先ず聞香杯にお茶を注ぎ、そのお茶を茶杯に移してから聞香杯に鼻腔を近付けて香を愛でるよう教えてくださった。

1dscn3985 茶杯、聞香杯

その香りは甘味のある華やかなものであった。
メニュには「蜜香が強く、蘭のような華やかでフルーティーな香り、甘い余韻が残ります。」と書かれてあったが、このお茶に関してはこの様に表現されるのかと大層勉強になったのであった。

1dscn3986 中国菓子、ドライシード(クコ、ピスタチオ、スライスされたアーモンド?、など)

1dscn3989 エントランス付近では茶葉、茶道具も販売されていた

   

国分寺/ 国分寺駅開業130年周年

1img_5

今朝は所用があって国分寺駅まで出掛けた。
所用を済ませて駅のコンコースに出ると人出の中に多くの駅員さんたちがイヴェントの案内をされていた。

そこで、案内が印刷された紙をいただくと「国分寺駅開業130年周年」を祝うイベントが行われているということであった。
開業130周年とは凄いことである。
ネットで調べてみたら、1889年(明治22年)4月11日の甲武鉄道の新宿-立川間の開業に合わせて国分寺駅が開業されたとのことであった。

1img_2775 中央線歴史写真展(部分)

イベントの会場となっている「ミーツ国分寺」の5階は、写真展を始めとして多くの人で賑わっていた。

1img_2777 

また、JR国分寺駅開業130周年記念の行事としてハイキングの催しも5月6日まで行われているとのことであった。

   

2019年4月12日 (金)

新宿/ 名代 とんかつ かつくら (国産とんかつ膳:ロースかつ膳 百二十グラム)

1dscn3977 名代 とんかつ かつくら

過日のことであるが、YH氏と新宿で昼食を摂る機会に恵まれた。
久しぶりのことであったので、行き先に関して若干悩むところであったが、少々エネルギーを補給したいというお互いの意思が合致して、「では『とんかつ』を食べませふ。」ということになった。

ところで、新宿界隈には激安店から超高級店まで数えきれないくらいの豚カツを食することができる店がある。
が、私達が向かったのは新宿高島屋の開店以来変わることなく豚カツの専門店として君臨する「名代 とんかつ かつくら」であった。

店の前に至ったのは正午には未だ少し時間の余裕があるタイミングで、入店と同時に店内奥のテーブルに案内されたのであった。

席に着いてお品書を眺め、選んだのはYH氏が「麦とろヒレかつ膳」で、私が選んだのは「国産とんかつ膳:ロースかつ膳 百二十グラム」であった。

1dscn3962

期待に胸を膨らませ(同時にお腹は空腹で収縮し)、待つこと暫しといっても10分程度したところでお通しの湯葉(おつゆに浸っている)と胡麻がテーブルに置かれた。
胡麻は小さな擂り鉢に入れられていて、これを小さな摺りこぎ棒でゴリゴリゴリリと擂り潰した。
これでスンバイ完了で、後は注文の豚カツが供されるのを待つばかりとなった。

1dscn3967 国産とんかつ膳:ロースかつ膳 百二十グラム

胡麻を摺り終えて暫らくすると大きな皿にキャベツの千切りと一緒に豚カツが載せられて供されたのであった。

1dscn3968 ロースかつ 百二十グラム

目の前に置かれた豚カツを見ると、実に良い色に揚げられており、また大きからずかつ小さからずに調製された衣が出しゃばり過ぎない程度に屹立しているのが好印象であった。
先ずはテーブル上に並べられた二種類のソース(こいくちソース、とんかつソース)を少しづづ摺り鉢に入れて味を確かめた。
どちらのソースも好い味わいであったが、YH氏も私も「こいくちソース」の方が好みであった。(とんかつソースは若干ではあるが甘目の味であったことが好みを分ける主要因であったと思料するところである。)

ソースの味を確認してから、胡麻を摺った擂り鉢に「こいくちソース」を入れた。
ロースかつの中央部分にある一切れをピックアップし、カラシを先端に付けた上で、こいくちソースが入った擂り鉢にトプンと漬けて徐に口に運んだ。
先ず、衣のサクサクに向かって門歯が軽快に入りこみ、次いで肉のバランスの好い弾力にハーモナイズしながら門歯の上下が合わさったのであった。
噛み切ったロースかつの塊を臼歯で咀嚼すると、衣から滲むデンプン系と油脂系の旨味がこいくちソースとカラシのアクセントを纏いながら広がり、そこにご飯を送り込むとそれはもう得も言えぬ美味さで口腔内が満たされたのであった。
まさに忘我落涙垂涎洟垂の境地であった。

1dscn3971 味噌汁

なお、どちらの料理も味噌汁が付いてきたが、京都に本店がある豚カツ専門店であることから白味噌仕立てのものであった。
また、仲居さんによると味のアクセントにカラシが使われているとのことであった。

1dscn3970 ご飯(麦が少し混ぜられている)

ご飯にはほんの少しであるが麦が混ぜられていた。
この麦飯が白飯に比べてどのような位置付けにあるのか、当店の意図を知るところではないが、私個人としては麦のない白飯でも良かったように感じている。
ただし、食べ比べた訳ではないし、この日も美味しくいただいたので当店の流儀に何ら異を唱えるものではない。

なお、キャベツとご飯はお替りができるとのことで、私はお替りを少なめでお願いしたのであった。

1dscn3966 ドレッシング、ソース二種類

1dscn3964 お漬物

1dscn3974 麦とろ用のとろろ

   

«小金井/ 桜 (野川)

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